明日は金環日食ということで、我が家でも日食グラスを準備して、子ども達は早めの就寝、と思いきや、最近はまっているWiiのファミリーフィッシングに親子で夢中になってしまい、何時もより遅くの就寝となった。
これが結構面白くて、子どもが寝た後も、独りでジャングルでピラルクを釣り上げて喜んだりしてしまう…。
絵に描いたようなダメ親父だ。
さて、日食で思い出すのは、10年以上前にロンドンで見た皆既日食だ。
事務所建物の屋上まで上がり、見渡す限り薄灰色の世界が広がる光景を見た記憶は、今も鮮明なままだ。
ロンドン市街は100年以上前の建物も多く、屋根に煙突があったりするのだが、日食で色を失くしたモノクロームな世界と相俟って、前世紀にでも迷い込んだ感覚に襲われ、暫し茫然とした。
世界の終末を想像してしまうぐらい幻想的な光景だ。
こういう時は弱気になって、詐欺とかにひっかかりやすそうだから、注意したほうが良いかも。
明朝の金環日食はそこまで劇的ではないようだが、滅多にない天体ショー。
曇り予報が気にかかるが、是非晴れ渡った空のもと、堪能したいものだ。