なぜかはわからないのだが、最近 人前で話すことに必要以上の緊張を覚えるようになった。
会議で発言を求められる時や打ち合わせの司会など、数年前は何ということもなかったのだが、今や自分の番が近づくと、心拍が上がり顔面は紅潮。話している間も、ひっきりなしに唾を呑み込み、語尾が震えるのがわかる。
先日は、電車の移動中も司会のことばかりが気にかかり、気分が悪くなる有り様だった。
ホンマでっかの心理学植木先生の著書によれば、パニック発作と呼ばれる状態のようだ。
それによれば、あがらないようにと思う気持ちがダメ、とのことだ。
自分の身体のパニック状態を否定することを回避的コントロールと言うそうで、これが益々パニックを煽るらしい。
言われてみれば、そのとおりかもしれない。かといって、著書で推奨しているように、頭の中にもう一人の自分を用意して、冷静にあがっている自分を実況中継なんて、そうそう出来るものでもない。
まあ、そういうイメージを大事に意識しながら、場数を踏むしかないのだろうな。
ここ最近、ほのぼの暮らしすぎているのも原因の一つかも…。
ん?
となると、これって実は贅沢な悩みだったのかな(・_・;)