Vol.13 オルタネーター、ラジエターファン、点火プラグの取り付け
Vol.13、オルタネーター、ラジエターファン、点火プラグの取り付けです。マガジンは初代シルビア、そしてZのトランミッションの断面図が面白い。
今回のパーツ、全て樹脂製です。1/8のファンはさすがに大きいです。
まず、オルタネータープーリーを、オルタネータードライブエンドブラケットの穴の切り欠きに合わせてセットします。
*説明書ではオルタネータープレートとなっていますが、ここではオルタネータードライブエンドブラケットが正しい名称です。
オルタネータープーリーが動かないように指で押さえながら、オルタネータードライブエンドブラケットの裏側から、スクリューネジBPで固定します。
オルタネーターの2箇所の穴に、オルタネータードライブエンドブラケットのピンを合わせて、はめ込みます。
フロントエンジンプレートの一番下のピンの突起に、クランクシャフトプーリーの穴の切り欠きを合わせて、差し込みます。
フロントエンジンプレートの上のピンの突起に、ファンプーリーの穴の切り欠きを合わせて、
このように差し込みます。ここでは、まだ差し込むだけで、固定は後ほど行います。
ファンプーリーが外れないように注意しながら、オルタネータープーリー、クランクシャフトプーリー、ファンプーリーにドライブベルトを巻き付けます。
ファンプーリーから出たピンの穴に、ラジエターファンの切り欠きを合わせてセットします。
ファンハブの穴に、ファンキャップをはめます。スクリューネジは不要です。
説明書ではここで、ディストリビューターキャップにディストリビューター端子を取り付けますが、ディストリビューターに不備があるため、取り付けは保留します。16号で交換部品が届いてから組み立てます。
エンジン本体、右シリンダーの点火プラグ取り付け穴は少々きついようです。細い棒ヤスリで、穴を少し広げました。あまり広げすぎると、緩くなってしまいますので、広げすぎないように注意します。
点火プラグは差し込むだけです。少し力を入れて入れて、点火プラグの細い取り付けピンが隠れるところまで差し込めればOKです。きつくなって途中で差し込めなくなったら、無理せずに点火プラグを一度外して、棒ヤスリで本体側の穴を少し穴を広げます。点火プラグは樹脂製ですので、取り付けピンを折らないように注意します。
もし点火プラグが緩くなってしまったら、取り付け部に、少量の瞬間接着剤を流しておきます。
続いて、点火プラグコードの取り付けですが、ディストリビューターの組み立てを保留にしてあるので、ここも組み立て保留とします。
さて、この部分の組み立ては、エンジンの後部から順に点火プラグとディストリビューター間を配線します。ここで、説明書の点火プラグコードの番号は組み立て順になっていることに注意してください。実際のプラグの番号はエンジン前部からですので番号は逆になっています。ここでは、あくまで組み立て順ですので、エンジンに詳しい方は誤解のないようにしてください。
あともう一つ。点火プラグコードをディストリビューターに差し込む位置に誤りがあります。説明図の4番と5番を差し替えたものが正しい配線です。
実際のプラグの点火順序は1-5-3-6-2-4で、1番はこのモデルでは6のピンクになります。
*Vol.16が届くまで、しばらくの間組み立てを中断します。
Vol.114 右ターボチャージャーの組み立て
Vol.114、右ターボチャージャーの組み立てです。マガジンは実物のシリンダーブロックの写真が秀逸。
今回のパーツ、茶色い右コンプレッサーハウジングと右タービンハウジングはダイキャスト製です。
まずは、右コンプレッサーハウジングにシールキャップFをセット。
右コンプレッサーハウジングをひっくり返して、所定の位置にアクチュエーターを乗せます。
右コンプレッサーハウジングの中央の穴の切り欠きに、右コンプレッサーケースのシャフトの突起を合わせて、はめ込みます。
右コンプレッサーハウジングが外れないように、右コンプレッサーハウジングをひっくり返します。はめ込んだ切り欠きと突起が合っていることを確認します。
もう一度右コンプレッサーハウジングをひっくり返します。右タービン部品Bの切り欠きと右コンプレッサーケースのシャフトの突起を合わせて、
右タービン部品Bの2箇所の穴に右タービンハウジングのピンを合わせて、
外れないように押さえながら、右タービンハウジングの穴からスクリューネジGPで固定します。
右タービンハウジングのネジ穴の上に、右タービンホイールをはめ込みます。
右タービンホイールははめ込むだけで、スクリューネジは使いません。
右タービンハウジングの内側のもう一方の穴に、排気バイパスバルブをはめ込みます。
3枚の右タービン部品Aを用意します。それぞれ、1から3の刻印が入っていることを確認します。
右タービンハウジングに右タービン部品Aを、切り欠きに合わせてセットします。右タービン部品Aは、左の画像で、番号を裏側にして、下から1、2、3の順になります。
部品が外れないように指で押さえながら、スクリューネジIMで固定します。
右タービン部品Aが付きました。画像で一番下の右タービン部品Aの「1」には、片方にピンが付いていることを確認します。
アクチュエーターロッドBの細い方を、アクチュエーターに差し込み、太いピンを右タービンハウジングの穴に差し込みます。
アクチュエーターロッドBが付きました。スクリューネジは不要です。
右コンプレッサーハウジングのシールキャップFに、シールキャップEをはめ込んで、
本体への取り付けは次号ですが、右ターボチャージャーは、だいたいこの辺に付きます。
次号Vol.115は、4月15日発売、右ターボチャージャーを本体に取り付け、その他の部品も取り付けます。
すでに手元にありますので、後ほどアップします。
Vol.12 番外 S20型エンジン
週間フェアレディZ11号、12号のマガジンにはZ432が掲載されていましたね。
はやり立て2本出しのマフラーは魅力的です。
そこで、S20型エンジンとエキゾーストを載せ替えて、
1/8のZ432ができないのもか思案中です。
以前、日産アルティアというところで、GT-R関係の模型が販売されていましたが、
私も関わりがありました。
そのラインナップに1/12スケールのS20型エンジンのモデルがあって、
原型はK森さんが製作したものです。実は、ジャンクパーツが手元にあります。
レジン製のエンジン本体とオイルパン、ミッション、ファン。
3連キャブやエキゾーストマニフォールドなどはホワイトメタル製です。
残念ながらシリンダーヘッドがありません。他にも欠品しているパーツがあるかも?。
K森さんの所に残ってないでしょうか?。探ってみましょう。
そして、これら3次元データに置き換えて、1/8に拡大してみたいと考えています。
少なくても、エキゾーストパイプとマフラーは新たに作る必要があります。
密かに、ブログで製作中以外にもう1台、1/8フェアレディZを確保しています。
どうなるでしょう?。
Vol.11 シリンダーヘッドカバーと右シリンダーの組み立て
Vol11 シリンダーヘッドカバーと右シリンダーの組み立て。マガジンは懐かしい初代フェアレディです。
今回のパーツ。シリンダーヘッドカバーと右シリンダーはダイキャスト製です。
まず、シリンダーヘッドカバーにオイルフィラーキャップをセット。切り欠きとダボを合わせます。
シリンダーヘッドカバーの裏側から、スクリューネジBPで固定します。
プラグコードクランプBを、シリンダーヘッドカバーの前方の取り付け箇所の、切り欠きにあわせてセット、スクリューネジKMで固定します。プラグコードクランプは形が似ていますが、Bは小さい方のクランプで1個しかありません。
シリンダーヘッドカバー右側の2箇所の取り付け位置に、プラグコードクランプAを合わせて、スクリューネジKMで固定します。プラグコードクランプAは同じものが2個あります。
右シリンダーの中央部の穴の切り欠きに合わせて、オイルフィルターをセット。
右シリンダー後方の穴の切り欠きに合わせて、ソレノイドバルブをセット。
ソレノイドバルブを押さえながら、右シリンダーの内側から、スクリューネジBPで固定します。
右シリンダー後方の2箇所の穴に合わせて、セルモーターをセット。
右シリンダーの内側から、スクリューネジBPで2箇所固定します(丸印)。矢印はソレノイドバルブの取り付けネジです。
右シリンダーにオイルフィルター、ソレノイドバルブ、セルモーターが付きました。
さらに、右シリンダー前方の穴に合わせて、シールドカバーをセット。
右シリンダーの下の穴に合わせて、右エンジンマウントをセット。
右シリンダーの内側から、スクリューネジEMで固定します。ここのネジは少々固いので、エンジンマウントをしっかり押さえながらねじ込みます。エンジンマウントが固定出来ない状態でも、ネジがきつくなる場合がありますが、この時は一度ネジを緩めてから、もう一度締め直します。最終的に、エンジンマウントが動かないように、しっかり固定します。
右エンジンマウントが付きました。
これまで組み立てたエンジンの前方、アッパーラジエターホースの付け根、の取り付け部に合わせて、プラグコードクランプCをセットします。Cは一番長い(高い)プラグコードクランプです。
プラグコードクランプCを指で押さえながら、スクリューネジKMで固定します。
右シリンダーの内側から、スクリューネジEMで2箇所、固定します。ここもネジはきついので、少しずつ締め込むようにして、シリンダーヘッドカバーをしっかり固定します。
右シリンダーが完成しました。今回はここまで。左シリンダーと合体するのは次回です。
左側から見ます。次号はVol.12 左右のシリンダーを合体して、エンジンのフロントプレートとディストリビューターの組み立てです。既に完成していますので、この後、続けてアップします。
Vol.12 エンジンフロントプレートとディストリビューターの取り付け
Vol.12 エンジンフロントプレートとディストリビューターの取り付け。マガジンは2代目フェアレディ(SP310)と、L20型エンジン。
前回に引き続き、右シリンダーにパーツを取り付けます。まずは、オイルフィルターの右の穴に油圧スイッチをはめ込みます。
油圧スイッチは、はめ込むだけで、スクリューネジは使いません。
右シリンダーのシールドカバーの左の穴に、ハンガーを差し込みます。
ハンガーは少し緩いようなので、念のために、瞬間接着剤を流しておきました。
これまで組み立てたエンジン本体の、左側に左エンジンオイルチューブをセットします。
オイルチューブの片方は、スロットルのバランスチューブの穴に差し込みます。
オイルチューブのピンはやや太く、差し込み難い場合は、バランスチューブの穴を棒ヤスリなどで、少し広げておきます。
オイルチューブが付きました。
オイルチューブのもう片方は、左シリンダーの前方の穴にセットします。
右シリンダー側から、スクリューネジEMで固定する。ここは少しネジがきついので、エンジン本体をしっかり押さえて、ねじ込みます。
シリンダーヘッド前方に燃料ラインBをセット。既に取り付けてある燃料ラインAの穴に合わせます。
次に、エンジンフロントプレートに、オルタネタードライブエンドブラケットを合わせて、
エンジンフロントプレートをひっくり返して、ディストリビューターリテーナーを、突起を上にしてセット。
ここははめ込むだけです。
ディストリビューターリテーナーのシャフトの平らな面と、ディストリビューターの取り付け穴の角度が、組み立て説明書とは異なります。
ディストリビューターは、このような角度で組み上がってしまいます。
この件に関しては注意書きが入っていて、正しいディストリビューターは、4月28日発売予定の16号に同梱されるそうです。
とりあえず、今回はディストリビューターとディストリビューターキャップの組み立てをせずに、先の組み立てに進むことにします。
エンジンフロントプレートの下部に、オイルポンプを突起部を上にしてセットします。
オイルポンプにオイルポンプキャップを、切り欠きと突起を合わせて、はめ込みます。
エンジン本体の前面に、組み上がったエンジンフロントプレートをセットします。
U字管の前方は、エンジンフロントプレートの裏側の穴に、差し込みます。
最後にリアキャブレターの穴に差し込むのですが、少々きついようです。棒ヤスリで穴を少し広げておきます。
次回は4月8日(火)発売、Vol.13 オルタネーター、ラジエターファン、点火プラグの取り付けです。





















































