理想の結婚生活② | 心配症お母さんの平々凡々日記

心配症お母さんの平々凡々日記

思いついた時に思いついたことを思いついたままに書いている、とっちらかったブログ。
「昔は良くなかった」とぼやくこと多しアラフォー。




前回↓のつづきです。





前回書いた通り、

引っ越してきてしばらくは妊活優先で専業主婦をするつもりだった私。


…が、

引っ越しのてんやわんやが落ち着いた2ヶ月後には、派遣の日雇いバイトを始めていました。


世間で言う専業主婦というものを私もしてみんとてしてみたんだけれども、気が付いた。


家事ってやり出したらキリがない


そして、


専業主婦の勤務時間は24時間休みがない




これが一人暮らしであったならば、

手抜きもしまくり、明日やろうの後回し

も、できるでしょうしそうします。


しかし、

他人との暮らしではそうもいかない。


しかも、
当時は夫に良いところを見せたい、良い妻でいたいと思っていた私は、出来もしないのに気負い過ぎちゃっていて。

夫は仕事を頑張っているんだから私が家庭を守らないと! 家事は全部私がやらないと!
と思って私なりに頑張っていた。

でも現実は、無理であった。




それに、
当時夫は激務で週の半分は日帰り出張、月に1度は泊まりがけの出張、電車の始発で出て終電で帰ってくるような生活だったのです。

そんな夫なので、休みの日は朝昼晩「ごはんですよ」と私が呼んで食事をする以外は、ずーーっと寝てるかスマホを見てるかの日もあって。

夫は良いなあ、一日中寝ていられて。

と、思ったりした。
(疲れているのはわかっていたので黙っていたけど)

それにさ、
働いていたら、体調不良だったら仕事を休んで家で寝てられるじゃない?
(ブラック企業の場合はこの際置いといて)

でも専業主婦は、家で寝てても起きたらできなかった家事が残っているのですよ。誰かが(夫が)やってくれるわけではないので。

休めたとしても、どこかに皺寄せがくるだけ。

専業主婦って、休めるようで休めなくない?

三食昼寝付きって言ったの誰。




家事の中でも、掃除片付けはね、まあそれなりにできるのですよ。

大人2人、しかもお互いインテリアとか小洒落た物にも興味なく、物も少なくて。

急な来客があっても、
「散らかっていますがどうぞ」と謙遜の一つもいいながらすぐ部屋の中に入れることができるくらいには片付いていた。

でもね。

私、本当に料理が嫌いで。やりたくない。


(余談ですが、男の人で「俺は料理できないから女性に作ってもらいたい」とか甘えん坊発言をする人がいるが、できないんじゃない、やりたくないだけだろ、と思う。
女性だって誰だって初めはできないに決まってるだろ。
できないじゃない、やるんだよ)


なのに、

朝晩ちゃんと作らなきゃ!

しかも毎日違う料理を作らなきゃ!

と思っていて。


ご飯と味噌汁と主菜と副菜と

日によって和風洋風中華風と

給食みたいな献立を作らないといけないと思っていた。


それがもうしんどくてしんどくてしんどくてしんどくて…


それで、専業主婦をやめました。





働いてたらさ、

家事が多少疎かになったとしても

「働いているんだから、しょうがないよね」

という言い訳が立つじゃないですか。


まあ、働いていると言っても、

1日7時間、週4日くらいのパートなんだけどさ。


でも働く時間が短い分、

家事はほぼ私が担っていました。


それでも、

精神的にはかなり安定しました。


夫がほぼ家事をしなくても、それは激務だからだ。しょうがない。


その代わり、私に気を遣ってか月に1度は遠出のお出かけに連れて行ってくれた。


遠出のお出かけをする時はいつも車の運転をしてくれてた。(私はペーパードライバーだから)


それだけで充分感謝であった。




夫が泊まりがけの出張に行けば、

今までは専業主婦の負い目で

「こんな時こそ普段やらない掃除をしなくては」と家の中を動き回っていたのに。


働き出したら

「ヒャッホー! ボーナスタイム!」

みたいなもんで、ご飯は作らないで好き勝手過ごさせてもらっていた(夫には内緒だ)。


夫がいない夜

「こうやって不自由なく生活できるのも夫のおかげだ」

と、しみじみ感謝することができた。



こんな生活、悪くないと思った。



私は元々子どもを産みたいと思っていなかったので、このまま夫婦2人の生活が続くのも良いな、と。


まあしかし、

夫は子どもを望んでいたので妊活して、

結果的に今、2人の子どもがいます。


今は子どものいない生活なんて考えられないけれど、それは結果論で。


子どものいない生活も全然アリだよな、

と思っている。


子どもにかけるお金も時間も体力も自分たちに使えるのなら、ゆとりのある生活が送れただろうなと、思ったりする。


ちなみに、

新婚当時の夫には

「アキヱちゃんと2人だけの生活が続くのはキツイな」

と言われております。ひどくなーい?



(全然関係ないんだけど、

白無垢の写真をモノクロにしたら

ホラーゲーム『零』に出てきそうじゃない?

↓この商品紹介の動画だけで怖い…)





楽天市場