こんばんは
さて、年の瀬。
2022年もいよいよ終わり。
実家に帰省して、久々のこたつでぬくぬく。
3回目となる年末ブログは、関わらせていただいた作品や挑戦を一個一個振り返って参ろうかと。
ごゆるりとお付き合いくださいませ
年始1作品目。
残念ながら公演直前に中止となってしまった『ネバーランド』。
お届けできていないが故にお話ししづらくはありますが、このお役、とっても作っていくのが楽しい子でした。
というのも、演劇部時代初めて演じたお役にニュアンスが似ているんです。
「今の私だとこういう道も考えつくんだ」ってワクワクしながら稽古に臨んでいました
お届けできなくて悔しかった。
次なるチャンスこそ。
さらに進んだ私がどんな引き出しを開けられるのか楽しみにしつつ待ちたいと思っています。
上演の暁には、是非ご覧くださいね
お待ちしております
2作品目。
5月、joyjoyシアターにて『SONOKO』。
阿部雪音（原千晴）役を務めさせていただきました。
言葉一つ一つの重み。
ちょっとした音の違い、呼吸の違い。
改めて大切さを目の当たりにして、ありがたいお言葉までいただいて、感覚的なものが少しだけ目にみえるようになった、そんな作品。
大きな存在と同じ板の上に立たせていただいた経験は、本当に大切な時間でした。
約半年前だなんて信じられないくらい印象的。
そして。
この2作品で奮闘しつつ、2021年末から2022年上半期、すっごく頑張ったこと。
5月、『MDS show case vol.22』。
今までも『SOUL SIGN』等で踊らせていただく機会はありましたが、専門学校でも大学でも、まして幼い頃に習っていたわけでもなく。
なぜかダンサー役だった演劇部の大会台本と、授業程度の経験しかないど素人が、よくもまあ。
振り付けを覚える、以前に動きがわからん。
やっと覚えたと思っても、テンポ上げたら何も出てこない。
お家で練習しようものなら騒音。
何度、色んな意味で後悔したか…
こればっかりは褒めたい。
よく2日間板の上にちゃんと立ってたなって。
でも確かだったのは、楽しかったってことと、もっと楽しく踊れるようになりたいなって思ったってことでした。
今私が目に見えて進化を感じられる事柄かもしれません、ダンス。
今年末も、来年以降も、きっと頑張ります。
私もキラッキラに踊れるようになりたい。
怒涛の1〜5月を経て、少しばかりのゆったり時間…と思っていたら舞い込んだ経験。
6月〜7月。
舞台『パレード』（新国立劇場小劇場）のアンダーのお仕事。
あまり触れてきませんでしたが、年末のこの機会に。
ご活躍されている方々の努力の姿を目の当たりにさせていただきました。
出会った皆様、本当に素敵な方ばかり。
緊張のドキドキと、新しい発見ができそうなワクワクで楽しみに稽古場に通ってました。
平塚さんの演出は、お役にも役者にもとっても愛を感じて本当に学ぶことばかり。
いつもと一味違うお役との向かい方をする時間はとっても新鮮で、違う角度から自分のお芝居を見直す機会を頂いたようで。
かつて私が「お芝居したい」と思ったきっかけは、ドラマのメイキング映像を観たことでした。
お芝居をすることも、お客様に届いて作品が完成する時間ももちろん大好きですが、やっぱりみんなで作品を作る「現場の空気感」が大好きで。
演者の皆様はじめとするとっても向上心ある稽古の時間に一緒に居させていただけて、本当に感謝でした。
実はSEの録音にもちょろっと参加させていただきまして。冒頭、自分の声が新国立劇場の劇場内に流れるのはちょっと感動だったな。
見応えある作品です。
配信がされているそうなので、この機会にご覧いただけたら嬉しいです
3作品目。
8月、やっちゃんとリベンジが叶いました。
『氷雪の門〜昭和20年、乙女たちが決めたこと〜』。
島野やす子役を務めさせていただきました。
今年も素敵な乙女の皆さんと、座組の皆さんと、この大切な作品を作れて。
そして今年こそ皆様にお届けすることができて、本当に本当に嬉しかったです。
1年前のリベンジの気持ちもあって、ここまで長い時間ずっと存在を感じながら共に過ごしたお役はやっちゃんが初めて。気がつかないくらい小さな違いまでビシビシ感じた刺激的なお芝居は初めて。
やっぱりこの作品は私にとってもとっても大事な作品。
これから先も、多くの方に届いてほしい。
DVDご購入頂きましたお客様は、2022の氷雪の門、是非何度でもお楽しみくださいませ
4作品目。
9月、再び大好きな世界に生きさせていただきました。
『影と刻罪のテュシアス』。
Team Soldenia 過去アメリア役を務めさせていただきました。
まずは、長い配信期間、ずっと応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
終演から3ヶ月、未だにお声が届くことがあることが心からの喜びです。
一つの「吹っ切れ」を経験した本番期間。
「板の上にいることを楽しもう」って心の余裕が生まれたのは、セリフを交わした方々が頼もしすぎて、アメリアに信頼しかなかったからなのかな。
5作品目。
10月、思わずヒロインを務めさせていただきました。
『8分前の太陽、1秒前の月』。
B班 ソラ役を務めさせていただきました。
今思い返しても、本当にのびのびとやらせていただいてしまったな、と。
2022に挑戦したダンス。
わずかな違いに機敏に反応する感覚。
お役を愛して、板の上にいることを楽しもうっていう気合。
全部全部集約したら、すっごく楽しくソラちゃんを演じられたな、そんな気がしています。
今年も想像以上の大切なお役に出逢わせて頂き、大切な作品が増えた充実した一年でした
座組に招き入れてくださった皆様、そして観劇等で盛り上げてくださった皆様、本当にありがとうございました
『変化の年』。
振り返りブログを書くにあたって、年始のブログを読んで「そうだったっけ」ってなってます、今年の目標。
振り返って今、「楽しもう」って気持ちが溢れて仕方がないです。
ワクワクで、いろいろやってみよう。
もっと前向きに、やりたいことに挑戦してみよう。
とってもポジティブな気持ちが溢れる時間が増えたな。
今年の1番の変化は、『前向きに楽しもう精神がついたこと』だったかな。
それもこれも、恐る恐る出来ることを精一杯やろうって気張って頑張った結果、得られたもので。
そうやって、お届けしたものを受け取りに来てくださって、楽しんでくださったお客様がいたからで。
「楽しかった」「良かった」「好き」を届けてくださって、すごい勢いで背中を叩いてくれた、応援してくださる皆様がいるからで。
感謝することばかりです。
今年も見ててくださって、観にきてくださって、本当にありがとうございました
来年は、やりたいこと、もっと言っていきたい。
舞台に立つことはもちろんやっていきたいし、表現の幅を広げたい。
元々やってみたかった映像のお仕事も出来たらいいな。
自分の見せ方をもっと勉強したいな。
私が主導で出来ること、何か始められないかな。
せっかく始めたダンス、もっと楽しく踊れるようになりたいな。
私が私のこと、もっと好きになりたいな。
で。
私がやる役、私は絶対大好きになるし、心の底から愛するし、彼女たちが生きる世界もたくさんたくさん魅力があると信じて生きていくから、そんな世界を、お役を、作品を、やっぱりもっとたくさんの人に届けたいな。
見逃したら後悔するような、私が推したくなるような…（？）、そんな全力で楽しんで頑張る一年にできたらな。
そう思っています。
改めまして、2022年、応援してくださった皆様、見てくださった皆様、出会ってくださった皆様、本当にありがとうございました
どうか、2023年の阿部雪音もどうぞよろしくお願いいたします
背中を叩いてくださる皆様に、素敵な一年が訪れますように。
良いお年をお迎えください
それでは。
バイバイ、2022年