Be My Baby 33-3 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


BL妄想です
苦手な方はご注意くださいませ

























Side O






「な、驚くだろ?」


「マジで?そうなんだぁ…まんまオン  ナの声だったのになあ…」


ニノは思い出すようにゆっくり言って面白そうに小さく笑った後、今度は不思議そうな顔になった。


「あれ?でも何が後ろめたいの?」


「ん…まあ、それは…」


俺は一瞬、ためらった。勝手に、聞きにいったようなもんだから…


「お前んこと…その…すげぇ、抱  きたくて」


「ぁ…」


正面に座ったニノの肩に手を伸ばして、腕の中に抱  き寄せる。


「その…泣かせたくねぇから、やり方、教わってて…」


言った途端、ニノの耳はまた真っ赤になった。


「やり方なんて聞いてたんだ…」


「ん…だってお前んこと抱  けるんなら、傷付けんの嫌だし…気持ちよくしてやりてぇし…」


俺は窺うように、俺の肩に顔を埋めたニノを見やった。ニノはその気配に気づいたのか、顔を上げて俺と視線を合わせた。ニノの瞳の褐色が、ゆらゆらと誘うように揺れている。


「じゃ…その……試してみてもいいよ…聞いてきたの…」


ニノは眉を寄せて、恥ずかしいのか少しぶっきらぼうに呟いた。



マジか…



「わっ…ぁ…」


俺はニノをベ  ッドに押  し倒して、その上に覆いかぶさった。


「お…の…さん⁈ え⁈ 今?」


びっくりしたニノが俺の下で俺を見上げている。ニノの柔らかそうな髪がくしゃりと乱  れていた。


「ニノの気が変わんないうちに…」


「わっ…ちょ、待って…んっ…」


ニノの両手首を取って、シ  ーツに押し付けて、唇を塞いだ。戸惑う 舌  先  を捉えて、深く絡  めていく。


「っ…ん…ぁ…待っ…て…」


「待てねぇ」


唇を離して、目を見つめながら言うと、ニノの頰が染まっていく。


「ああああのっ…あ、ほら、大野さん、疲れてるでしょ、もう真夜中…」


「お前さ…」


慌てるニノの言葉を遮って、額をニノの額にくっつけた。ニノがごくりと喉を鳴らす。


「大野さ…」


「これ以上…おいらが我慢できると思ってんの?」


そう言って、さっきから熱く主張し始めているオレをニノの体に押し付けると、ニノは真っ赤な顔で口をひき結んで俺を見上げた。



「子供んとき、おいらずっと…あお  ら  れっぱなしだったんだけど…お前に」


「…そうだよね…ごめん…」


ニノは何か思い出したのかくすっと笑うと、ゆっくりと俺に両腕を伸ばした。


「ん…じゃ……いっぱい……抱っこ……して…」


抱  き寄せられながら、吐息交じりに囁くように言われて脳が沸騰しそうになった。



ああ…



子供のニノも破壊力あったけど…



やっぱ大人のニノが、最強だな…