Be My Baby 34-1 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


BL妄想です
苦手な方はご注意くださいませ

























Side N






息が苦しくて、胸が痛い。



キスなんて…



息が苦しくなるだけだったのに。




薄目を開けると、同じようにまぶたを閉じた大野さんが見える。





なんで、こんなに胸が騒ぐんだろう。





俺としたことが、めちゃくちゃドキドキしてる…
 




大野さんは、俺の頭をその腕の中に抱くようにして肘をシ  ーツについて、俺に深い  くちづ  けを落としていた。

覆いかぶさっている大野さんの体  の  芯はもう固  くて、俺の体にその温度を伝えている。動けなくされているのが心地いいのは、「離さない」って強い想いが、大野さんの瞳からあふれるように伝わってくるからだろう。


「ぁ…ん……はぁっ…ぁ…」


唇が離れたかと思ったら、すぐに頰に温かい唇が触れる。そのまま滑り落ちていく唇が、耳  に辿り着いた。


「んっ…あっ…」


「ん…ニノ…かわい…」


ぴくりと揺れる体を見て、大野さんは目を細めた。


「あっ…ふあっ…」


大野さんの指が耳  の  中に入ってきて、俺は思わず声を上げる。


「んっ…あっ…あっ…」


耳に気を取られていたら、胸  に重みを感じて、次の瞬間にはシ  ャツのボタンを外した大野さんが、胸  の  粒を口に  含  んでいた。


「んんっ…はっ…あっ…」


耳から指が離れたと思ったら、もう片方の  粒  に  吸  い付くようにして摘まれる。


「あぁっ…大野さっ…」


びくびく揺れる体が抑えられなくて、顔がのけぞった。思わず、大野さんの頭に手を触れる。まだ少ししめった髪に、手を差し入れた。


大野さんは  舌  の広いところを俺の  体  に押しつけたり、唇  で甘く  噛  んで中で転がしたりした。


「ぃっ…あっ…大野さんっ…ああっ…」


「ニノ…」


大野さんはそこを口  に含んだまま俺の名前を呼んだ。それだけで、胸がまたドキドキ言ってうるさい。