今夜はお月様がめっちゃキレイでした(´∀`)
満月かな?
…で、妄想はまた非表示でしたー(^▽^;)
長すぎたかなあ…(x_x;)
教えてくださいましたy様、t様、そしてy様ありがとうございました!
-----
Side O
「ニノ…」
名前を呼ぶ間ももどかしく、唇を合わせる。今度は、ニノもすぐに唇を開いて、俺を誘い出して深くか らめた。
「っふ……ん、んっ…」
ニノは、今日の夕方、西国へ戻るトーマ王子の一行とともに、いっとき西国へ戻ることになった。
そのあと、こっちへ戻ってくることになっている。
…戻ってくる…はず…
「…ぁ…大野さ…っん…」
寝台に座った華奢な体を抱 き寄せて、ニノの口 内を貪るように、舌をから ませていく。
もうすぐ、トーマ王子の一行を歓迎し、今後の両国の未来を語り合う懇親会が開かれる。
ニノはもちろんのこと、俺も出席が許された。
…けど…
俺は、ニノの体を傾けて、そっと寝台の上に横たえた。
「ニノ…」
ちゅっ…ちゅくっ…とかすかな水音を唇の間で立てながら、俺は手のひらをニノの首 筋へ滑らせた。
「ッ……ダメ……」
ニノが俺の手をつかんで抵 抗を示したけれど、俺は無視してさらに下へ、ユカタの襟からその中へ侵 入した。
「っは……ダメ…もうすぐ…懇親会…」
「ヤダ…」
俺の脳裏には、さきほど、西国へ一時戻る話をした後に、この部屋へ手 錠を外しに戻るときの光景が蘇っていた。
廊下へ出ようとするニノと俺を呼び止めた西国のマルという男が、ニノと言葉を交わした後、ニノをぎゅっと抱きしめた。
「ひとまず一緒に帰れるんやな…ニノ…」
「マル…くるし…」
ニノがうめいたら、マルはふっと目を細めて、力を緩めたけれど、名残惜しそうに体にふ れたまま、ニノの髪を撫でた。
「ニノの好きやった…北地方で作ってる酒あるから、城で一緒に飲もうな?」
ニノは頰と耳を真っ赤にしたままでこくんと頷いた。
…ニノ…
…そんな赤くなっちまうのは…
マルとやらの馬鹿力で抱きしめられて、息ができなかったからだよな?
あいつの言葉に…照れてるから…じゃないと思いたい…
今、俺の体の下で、すでに熱く、甘い吐息を漏らすニノの耳は真っ赤で、今にもふれ て、味わいたかった。