恥ずかしながら、藤井風の推し活を細々としている
推し活とはいっても、夫が亡くなってからなので日も浅く
MVを繰り返し観たり、通勤中に聴いたりと
おとなしい推し活である
多くの方が、彼の『帰ろう』で救われているだろう
私もその一人だ
大切な人は、亡くなってしまったけれど
それで彼の旅は終わったわけではない
彼の旅は始まったばかりで、まだ旅の途中なのだ
そして私もまたいずれそこに行く
彼は、決して届かないところに逝ってしまったのではない
私の行く道の先に、彼がいる
そんな考えもできると、この唄で知った
それ以来のファンである
彼の唄は、一貫してこうしたメッセージを伝えてくれる
どの唄も、雨が地面にしみ込んでいくように、
私の中にもしみてくる
3月22日に公開された映画『四月になれば彼女は』の主題歌が決まり
とても楽しみにしていた「満ちてゆく」
映画の予告で流れる途切れ途切れの曲でさえ、涙が出るほど深かった。