さて、土地も無事購入できたことだし。
いよいよ県民共済住宅、初回打ち合わせである。
「初回は、県民共済ってどういうものかっていう説明受けるだけだから」
すでに県民共済経験者である相方は、今回は行かないという。
「見積もりだけ、もらってきて」
というわけで、今回は私一人で行く。
この日は、初回相談。
担当の方と挨拶した後、8分ほどの説明ビデオを見る。
どんな家にしたい?という大雑把な希望を言って、大体の見積もりを出してもらう。
この時点で、我々の考える家のイメージは、こんな感じ。
●駐車スペースは、3台分。
(そのうち2台はガレージに収納)
●寝室の他に、それぞれの個室(物置)が必要
●日当たりの良い場所に、鳥7羽を放し飼いできるスペース
●基本的には、一階のみで生活が成り立つようにする。ただしそれだとスペースが足りないので、2階に屋根裏部屋を作る。つまり、屋根裏部屋付き平屋。1.5階建て
ちなみにこの時点では、中庭は無し。
憧れ続けていた中庭だけれど、71坪の土地に車3台スペースを取って、しかも、1階だけですべての機能を満たすとなると、けっこうキツキツ。中庭までのスペースが無い。
中庭の代わりに、ウッドデッキを設けて、開放感を味わうことはできないかな、と考えていた。
ちなみにこの日の担当の方に
「中庭ってどうなんですかね?」
と聞いてみたら
「あまりオススメしません」
との答え。
なぜかというと
「湿気が溜まるから」
との事。
ふぅ〜む。
ハウスメーカーさんによっては、夢のコートハウスとか言って、ガンガンおすすめしまくっている印象の中庭。
やっぱり県民共済住宅って、質実剛健というか、真面目というか、悪く言うとオシャレじゃないというか…。
お客さんの「夢」を刺激して、契約を取るということはしないのかなぁという印象。
担当してくれた方も、別に営業パーソンではないので「ぜひうちに!」というテンションではない。
つまり商売っけは、あまり無い。
元々、営利目的で始まった会社じゃなくて、共済組合だからね。
見積もりは、その日に出る。
担当の方が計算をしてくれている30分ほどの間、ショールーム(と言っても お部屋の感じが見られるワケではなく、ドアや窓、トイレ浴室等のサンプルがある)を回る。
今回の見積もりは、約2600万円だった。
土地代、外構費、今建っている家の解体費用等は別。
解体は200万円ぐらいになると予想されるが、詳しくは、自分で業者を当たって、 直接聞いてほしいとの事。
この日の打ち合わせにかかった時間、大体2時間くらいだった。
家に帰って、見積もりについて、相方に報告する。
高いんだか安いんだか、実は、よく分からない。
まぁ、県民共済住宅は、ローコスト&高品質が売りだから、たぶん、安いんだろうけど…。
なんたって、坪単価38.8万円だからね。
坪単価140から150万円と言われている積水ハウスなんかに比べたら、雲泥の差!
ところで、実は、この時点で、県民共済住宅に決定しているわけではないのである。
土地を買ったのは、別の会社。
「お好きなハウスメーカーで建築できます」とのことだったが、もちろん、自分とこで建てて欲しいのが、本音。
「ぜひ、うちで建ててください!」
と、営業を受けているのである。
次回は、そこの会社(P社)に行って、やはり見積もりをもらってくる。
県民共済住宅とP社、両方の話を聞いて、両方の見積もりを合わせて、最終的に、どちらにするか決めるのだ!