隣人の庭木に悩まされている、ご近所友だち山田さん(仮名)がいる。

 

庭の管理をまったくしない隣人の木が、自分の敷地へ入り込むようになったらしい。

 

邪魔なのでやんわりと伝えたところ、お隣さんは木をロープで縛り、山田さんの敷地へ傾かないようにしてくれたのだが、枯葉は相変わらず落ちてくるのだと。

 

結構大きな、笹のような細長い葉で、ペラッとめくると落ち葉の裏に虫がいたりして、ウへっ!となるらしい。

 

山田さんはとにかく虫が苦手で、自分の家にはできる限り緑を置かないようにしているんだけど、それなのに隣の庭木はボーボーだからイヤだなぁということだった。

 

 

私が前住んでいたアパートも、近くにイチョウの木があった。

秋になるとベランダにイチョウの葉が積もって掃除が大変だったから、嫌な気持ちはなんとなく分かる。

 

でもまぁ、自然物は仕方ないところがあるよね〜と二人で苦笑いに話していたのだが……

 

 

先日その山田さんが、プリプリ怒った様子で声をかけてきた。

 

自宅との境界線でわっさーと生えている邪魔なあの木が、キョウチクトウだと分かったからだ。

 

キョウチクトウとは、葉、花、茎など、そのすべてに強い毒性がある植物である。

燃やすと毒ガスが出て危険だということを、私は昔、漫画「ミステリと言う勿れ」で知った。

 

一方の山田さんは、先日ヤフーに掲載されたこの記事で知ったらしい。

 

 

 

ただでさえ落ち葉の片付けがめんどくさいのに、毒あるんかい!さらに腹立つわ!!とプリプリしていた。

 

いや〜分かるよ〜………

と話を聞きながらも、そのとき私が考えていたのは山田さん宅のことじゃなくて、我が家のことだった。

 

園芸趣味の夫が庭にいろいろ植えていて、その剪定などもすべてしている。(剪定した枝をゴミに出すのは私。)

 

おかげで近隣宅には今のところ迷惑はかけていないと思うのだが、もし夫が管理できなくなったり、私も年をとったりして処理しきれなくなったら大変だな、と…

 

手入れされずに毛虫だらけの木なんかも実際近くにあるので、人ごとじゃないな、と。

 

いずれ来たる自分の終活では、財産整理に加えて、庭木の始末もちゃんとつけておこう…と、そういうことを思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 


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