
専業主婦の私、昼食は自宅でとる。
寒がりなこともあって、冷たいものはあまりとらないようにしている。
エアコンも、9月になり気温が下がり始めてからは、ほぼつけていない。
年を取ると暑さを感じにくくなるというニュースを聞き、もしかして…と思わず考えてしまう40歳のワタシ。
(もしくは今年が暑すぎたので、ちょっと体がおかしくなっているのかも。)
この微妙な季節の変わり目は、寒さに弱いが暑さには強めな自分を生かして、エアコンではなく窓を開け、自然風で過ごしている。
8月中は気づかなかったが、9月になり窓を開けた途端に、「ああああ……」とものすごく凹む、ある事に気がついてしまった。
空き地だった隣の土地で現在工事をしているのだが、昼になると、そこに停まったトラックのアイドリングが始まるのだ。
うちのリビング窓から手を伸ばせば届きそうな近距離で、トラックがずっとブルンブルン言っている。
これもずっと同じ音が出ているのならそのうち慣れるところだけれど、このトラックのアイドリング音というのが
ぶおおおおおぉぉん…ブルブルブル…ぶおおおおおぉぉん…ブルブルブル…
と、数秒ペースで緩急繰り返している。
「ぶおおおおお」と音が大きくなったところで、必ず耳がそちらへ行く。
数秒ごとに気を取られ、リビングで食事をとる昼の間中、ちっとも落ち着かない。
酷暑の間は私も窓を閉めエアコンをつけていたので、このアイドリングにちっとも気が付かなかった。
エアコンをやめた9月、窓を開けた途端に
ぶおおおおおぉぉん…ブルブルブル… が聞こえるようになって、今3週間ほど経ったところ。
最初は全然気にならなかったのに、2週目くらいから突然猛烈に気になってきて、精神的にキツイ。
窓を閉めてエアコンをつけてみるも、基本的にエアコンが体に合わないので、これくらいの暑さでつけると体が冷え切りそれもキツイ。
というわけで昼の間は暑くても窓は閉め、かといってエアコンも付けず、扇風機の風を頼りにしている。
と、私がこんだけブーブー文句を言ったアイドリングですが。
先に書いた通り、音が発生するのは昼の間だけ。
もっと言えば正午から13時の、わずか一時間だけ。
そんくらい我慢しーや自分。
とマジで思うので、音はキツくても、別に工事の人にイライラするとかではない。
どちらかというと、ちっちぇー自分の方にイライラする。
そしてこのブログを書こうと思ったのも、「お隣のアイドリングがうるさいんです」という話をしたかったからではない。
そうじゃなくて、「騒音問題がいかに精神を参らせるか」が本当によく分かった、という話をしたかったのだ。
私の知人に、昔、空き地の隣に住んでいた人がいる。
その空き地には、近所の子どもたちが放課後毎日集まっていた。
子どもたちは空き地から知人宅の外壁めがけてボールをぶつけ、跳ね返るのをキャッチして遊んでいたらしい。
知人がリビングにいると、午後3時くらいから、ドンっ、ドンっ、と壁にボールをぶつける音が響き出す。
子どもたちに注意したところで、しばらくはやむが数日経てばまた復活。
最初の1、2年は我慢していたが、もう最後はドンっ、ドンっにメンタルをやられて、心療内科に通っていたのだと。
「そしてこの地域に引っ越してきたんです…」
というのが、昔住んでいたアパート仲間の話だった。
当時の私は「騒音」というものをあまり分かっておらず、ふーんそんなに大変なのかぁ…と軽く聞いていたのだけど、今なら分かる。
騒音って、キツイね〜!
毎日数時間、下手すりゃ土日は朝から「ドンっ、ドンっ」とか、それはメンタルやられる。
コンビニでも「近隣のご迷惑になりますのでアイドリングストップにご協力ください」という看板がかかっていて、あれも本当によく分かるようになった。
アイドリング、キツイよね…!
夜中の2時、3時とかに長時間アイドリングとか時々聞くが、あれがどれほど迷惑かというのが今回身に染みて分かった。
だって私なんて昼の間のわずか一時間、たった二週間でもうム(以下同文です)
自分事になった途端に、人の苦労がよく分かったという話。
自分が知らず知らずのうちに迷惑をかける側にならないよう、本当に気をつけたい。
そしてお隣のトラックアイドリング(平日昼のわずか一時間だけ)も、もう少しで終わるはず。
首を長くして、その日を待とうと思います。
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