
現在、自宅の断捨離を進めている。
いや、語弊があるな。
現在、自宅に埋もれたまま忘れていたゴミを、せっせとゴミ袋へ突っ込んでいる。
断捨離じゃなくて、ただのゴミ捨てをしているんだったな…。
このたび新たに大量発掘されたゴミというのが、不織布製のトートバッグだ。
その昔、クリーニング店やら町のイベントやらでもらったものである。
その昔、というのがどれくらい昔かというと、今の自宅へ越してくる前だから、9年前とか10年前。
どこかで使えそうだと、当時の引越し荷物で今の新居へ持ち込み、棚に仕舞われたまますでに8年が経過。
その間一度も使っていない。
それでも一応、バッグはバッグだし!
今後どこかで使えるかも!
と期待を持って棚から引っ張り出してみたところ、なんとこれらの不織布バッグは、すでに使えなくなっていた。
異臭がするのだ。
カビのニオイというか、ホコリのニオイというかなんというか…
あえて詳しく言うならば、「昔住んでいた築30年超えアパートの、古びた押入れのニオイ」。それが、ここに再現されていた。
不織布だけ新居へ持ってきたつもりが、前の家の空気まで一緒に連れ込んでいたらしい。
他の大事なものにこのニオイが移りそうだったので、 不織布バッグはすべて、急いで捨てた。
私は8年も保管していたのだ。
臭い、ゴミを。
不織布というのは、便利そうで実は使い勝手が悪いよなぁと思う。
うっかりクシャクシャになってもアイロンをかけられない。
場合によっては紫外線などで生地が弱り、崩壊してしまうこともある。
我が家のクローゼットでは、日頃使わないスーツなどを、不織布の衣類カバーをかぶせた状態で保管している。
過去にはこの衣類カバーも、経年劣化でボロボロに崩れていたことが何度もあった。
ダイソーのものはもちろん、スーツ店でもらったしっかりとした付属カバーですら、そうだった。
不織布生地がごっそり崩れ落ちたときには、粉々になった繊維が服に皆付いてしまい、本当にイライラした。
かと思えば、同じ不織布製なのに、年月を重ねてもずっとキレイなままのものもある。
保管の環境のみならず、不織布を作るのに使っている接着剤(樹脂)の質も関係しているらしいのだが、それも見た目では判断がつかない。
生地が崩れる・崩れないの基準も結局分からず、普通の布に比べて不織布というのは、管理がすごく不便だなと思っている。(のに溜めてしまう。)
服に積もる埃を避けたいだけなので、普通の布製カバーを被せりゃいいかと、家の余り布でこういうの作ろうかと検討中。
もし完成したら記事書きます
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