実家で麦茶を入れている、冷水ポットが壊れたらしい。

 

新しく買うほどでもないんだよなぁ、と迷っている様子だったので、ひとまず我が家のポットをあげた。

 

そしてうちでは、戸棚に眠っていたLUPCIAのガラスポットを使うようになった。

 

 

 

 

 

麦茶を作れる量が随分減ったので不便になるかと思いきや、数ヶ月過ごしてみるとまったく不便では無かった。

 

以前のポットは、たしかにたくさんお茶を作れて便利ではあったが、2Lも入ったそれを片手で持つには、私にも子にも少々重たかったのだ。

 

それが楽に片手持ちできる軽さとなり、冷蔵庫から取り出すときのストレスがまず減った。

 

 

 

ただし1Lでは、夏場、子の水筒と夫の水筒へ茶を入れるには全然足りない。

 

 

この点もいろんな事情が変わり解決した上に、麦茶の作り置きそれ自体が不要となって、とうとうルピシアポットも棚の奥に戻した。

 

現在麦茶を作るのに使っているのは、KINTOの小さなティーポットである。

 

 

 

 

 

 

事情1:息子が「麦茶より水が好き」だと分かった

 

ばっちり麦茶味のするものよりも、茶を入れたあとにただの水で薄めに薄めたくらいのものが良いらしいのだ。

 

というか、もはやお茶じゃなくて良い、と。ただの氷水で十分だ、と。

 

お茶じゃなきゃダメだと私は思いこんでいたのだが、そうではないと分かった。

最近はもう、息子が自分で水筒に氷水を入れて、さっさと出かけている。

 

 

 

事情2:夫婦で朝一番に熱い麦茶を飲むようになった

 

朝食の最後に、熱いお茶を飲む習慣がある。

 

以前は緑茶やほうじ茶だったが、茶葉が切れたときに熱い麦茶を淹れたところ、これが大変美味しい。

 

私のカフェイン断ちにも役に立つので、1L用の麦茶パックで、朝一番に夫婦二人分のお茶を入れるようになった。

 

 

 

 

 

その麦茶パックでそのまま、夫の水筒用のお茶も作り、入れるのである。

冷たいお茶がいい時は、水筒に大量の氷を入れてそこに麦茶を注ぐ。

 

あれやこれやと淹れていたら1L分くらいになっていて、麦茶パックはその日のうちに使い切ることになる。

 

 

 

事情3:自転車に乗る時の夫が、水筒に水道水を入れるようになった

 

自転車に乗り始めた頃の夫は、夏場、自転車用の水筒に麦茶をたくさん入れていた。

 

しかしある頃から、自転車用のボトルには、お茶ではなく水を入れるようになった。

 

長距離を走る時、お茶では飲むしかできないが、水なら何かを洗ったり、拭いたりすることもできる。頭からかぶることも。何かと便利らしいのだ。

 

 

 

事情4:私が年々、冷たいお茶を飲まなくなった

 

朝一番に淹れた熱いお茶を水筒に入れて、昼間も飲むようになった。

冷たいものは極力飲まないようにしている。

 

加齢だ。

 

 

 

 

 

こんな感じで、大量の冷たい麦茶がすぐに要る、という場面が、生活からことごとく消えて無くなってしまったのだ。

 

何年も何年も、めんどくさい麦茶を作り続け、麦茶ポットを洗い続けてきたのはなんだったのか。

 

冷麦茶のない生活に、呆気ないほど簡単に馴染んでしまった。

 

素茶ポットだけは「大は小を兼ねる」、大きければ大きいほど便利で良いと思っていた。

 

しかし素茶ポットですらそうでもなかったということで、世の中で本当に「大は小を兼ねる」 ものって一体何があるだろう。すぐには思いつかない。

 

 

 

 

 

 

 

※とっても余談ですが、現在放送中の大河ドラマ「光る君へ」に、「公任」と書いて「きんとう」と読む名前の人物が出ており、KINTO KINTOとその度に我が家のティーポットのことを思い出します。

 

 

 

※KINTOティーポットの抜群に良いところは、注ぎ口の形が絶妙で液だれしない点。

食洗機OKというのもさすが気が利いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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