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専業主婦をしながら、自宅で内職をしている。
のんびりした内職でストレスは無い。
稼ぎだって、平均すればせいぜい月1万円程度のものだが、それでもあると無いとでは大違いだ。
良い内職に出会えて本当に良かったと思っている。
手先を使う細かい作業が続くが、私の性に合っている。仕事というより趣味に近い。
私の内職はこんな感じで生活のオマケみたいなもんだが、友人のしている内職はちがう。
毎日必ず稼動せねばならず、預かった商品は翌日の納品が必須である。
稼動できない日には先方に連絡を入れなければならない。その作業分を、他の内職者へ振り分けて、仕上げてもらう必要があるからだ。
だから、家庭の事情で一日家を空けるとか、体調不良の子どもの看病で手いっぱいだという日は、「すみません、今日は休みます」と電話しないといけない。
「内職」と聞くと、スキマ時間にやりたい分だけやればいい、みたいなイメージがある。
実際私が受けている内職はそのタイプだ。
でも、先の友人はまったく違っている。
毎日結構な時間を内職にかけていて、毎月結構な額を稼ぐ。
彼女は果たして「専業主婦」 なんだろうか。
対外的にはそう見られているし、本人も「専業主婦です〜」みたいな空気感だがいやいや、キミはもはや主婦の専業ではない気がするぞ?と・・。
今の日本だと、個人事業主だとか、外へ働きに出ているとかしない限り、家にいる女性は基本的に専業主婦かな、という目で見られる。
コロナ禍以降「在宅ワーカー」という言葉も聞くようになったが、何も言わない限りは「外で働いてない=専業主婦」と判断されることがほとんどだ。
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