今年の母の日、父の日、共に終わった。

嫁の立場のみなさまは、義両親へ素敵なプレゼントを贈られたろうか。

 

 

結婚以来、私も毎年義父母へ贈り物をしている。

そして毎年苦労するのが、プレゼントの内容や渡す日取りについての、夫との擦り合わせだ。

 

何を贈ろうか、いつ渡しに行こうかと私は夫へ相談するが、毎度ビシッとした返事が得られないのである。

 

 

 

私が勝手に決めて、勝手に贈ればいいかと思ったこともあるし、実際その方が手間はかからないのだが、自分が子どもを産んでからつくづく感じたのだ。

 

義両親への贈り物は、やはり「実子」である夫の気持ちも込められたものであってほしいと。

 

折角のプレゼントなんだから、自分の息子の顔や気配を感じる方が絶対に嬉しいぞと、私も自分が母という立場になってみて、あらためて強く思うようになった。

 

 

 

 

 

 

父の日、母の日や両親の誕生日のたびにワーワー言っている私。

もしかすると夫は、「ちょっとはあんたも動きなさいよ」という、夫への後ろ向きな気持ちで妻が騒いでいると思っているかもしれない。

 

しかし、それはちがうのだ。

嫁の義務とかへったくれの話でもない。

 

親はやっぱり、我が子に何かをしてもらえるとこの上なく嬉しい。

嫁からであっても喜んでくれるが、我が子からでもある方が嬉しいに決まっている。

 

形だけそうすることもできるが、そういうのってなんとなく、伝わりそうな気がするのだ。

だから夫にも、義父母にたくさん喜んでもらえるように、 ここはぜひ積極的に参加してほしいのである。

 

(もちろん義父母の気持ちはわからないので、私が勝手にそう思い込んでいるだけかもしれない。)

 

 

 

 

 

幸いなことに、数年前から夫は、毎年必ず、一緒にプレゼントを選んでくれるようになった。

 

時期的にいうと、おそらく険悪だった夫婦関係が和やかに落ちついてきた頃から。

 

全く夫婦仲とは本当にあらゆるところへ影響するよな…

 

 

先日の父の日に贈った和菓子も、買いに行ったのは私だが、「父さんはあんこが好きだから」と、モノを選んだのは夫だ。

 

きっと心は伝わるから、よかったなあと思っている。

(繰り返すが私がそう思い込んでいるだけで、優しい義父母はなんでも構わないかもしれない。)

 

 

私自身、義父母には大変世話になっている。

 

ちょっとだいぶデキの悪い嫁なのでアレだが、こんな時くらい最善を尽くしたい。
 

プレゼントを贈るのは同じでも、できるなら二人がより喜んでくれるやり方で贈れるように。

 

良い「物」を選ぶというよりは、良い「方法」で選べるようにと、私はそちらを大事にしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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