息子はこの4月から、小学4年生になった。

 

3年生が無事に終わったお疲れ様祝い(?)として、春休みに二人でお出かけをした。

 

 

出先で美味しいものでも食べようと、パフェかケーキかクレープか、とにかくデザート屋さんを物色する中、息子が言った。

 

「お母さん。おれ、エッセルスーパーカップが食べたい」

 

 

エッセルスーパーカップとは、スーパーで売られている100円アイスだ。 

 

ここまで来ときながらそれ選びますか!?

 

と笑いながらスーパーへ行き、スーパーカップを買って、その辺の適当なテーブルで食べた。

 

 

 

 

高級クレープに負けず劣らず、良い顔でほおばっていた息子。

 

子がヘタに親の顔色をうかがったりせずに、そのとき食べたいと思ったものを素直に食べてくれたら、親としてそれが一番嬉しいよなぁ。

 

それにしてもデザート代は浮きまくったが…

 

 

ってなことを感じておったんだが、その後に立ち寄ったデパートでちゃんとオチがあった。

 

「お母さん、今日の晩ごはんにこれ食べたい」

 

息子が指差したのは今度、お高いローストビーフである。

 

 

ヘタに親の顔色をうかがったりせずに、そのとき食べたいと思ったものを素直に食べてくれたら、親としてそれが一番嬉しいよなぁ…

 

って数時間前の私は思ったばかりですからローストビーフももちろん買いましたよ。

 

 

 

 

お金の遣い方にとってもメリハリのきいてた一日だった。

 

 

大人の場合「雰囲気に流されて使っちゃうお金」というものがあるが、子どもにはそれがない。

「せっかくここまで来たんだから」っていう発想がなくて、ものの選び方がとても純粋だ。

 

欲しければ買う。

欲しくなければ買わない。

 

せっかくここまで来たんだから買う、っていう選択肢はない。

 

 

使うお金の量と、楽しい気持ちの量って、比例するとは限らないんだよな。

息子を見てたら、そういう人生の基本みたいなものをいつも思い出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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