![](https://ssl-stat.amebame.com/pub/content/9477400408/amebapick/item/picktag_autoAd_301.png)
息子はこの4月から、小学4年生になった。
3年生が無事に終わったお疲れ様祝い(?)として、春休みに二人でお出かけをした。
出先で美味しいものでも食べようと、パフェかケーキかクレープか、とにかくデザート屋さんを物色する中、息子が言った。
「お母さん。おれ、エッセルスーパーカップが食べたい」
エッセルスーパーカップとは、スーパーで売られている100円アイスだ。
ここまで来ときながらそれ選びますか!?
と笑いながらスーパーへ行き、スーパーカップを買って、その辺の適当なテーブルで食べた。
高級クレープに負けず劣らず、良い顔でほおばっていた息子。
子がヘタに親の顔色をうかがったりせずに、そのとき食べたいと思ったものを素直に食べてくれたら、親としてそれが一番嬉しいよなぁ。
それにしてもデザート代は浮きまくったが…
ってなことを感じておったんだが、その後に立ち寄ったデパートでちゃんとオチがあった。
「お母さん、今日の晩ごはんにこれ食べたい」
息子が指差したのは今度、お高いローストビーフである。
ヘタに親の顔色をうかがったりせずに、そのとき食べたいと思ったものを素直に食べてくれたら、親としてそれが一番嬉しいよなぁ…
って数時間前の私は思ったばかりですからローストビーフももちろん買いましたよ。
お金の遣い方にとってもメリハリのきいてた一日だった。
大人の場合「雰囲気に流されて使っちゃうお金」というものがあるが、子どもにはそれがない。
「せっかくここまで来たんだから」っていう発想がなくて、ものの選び方がとても純粋だ。
欲しければ買う。
欲しくなければ買わない。
せっかくここまで来たんだから買う、っていう選択肢はない。
使うお金の量と、楽しい気持ちの量って、比例するとは限らないんだよな。
息子を見てたら、そういう人生の基本みたいなものをいつも思い出す。
★ランキング参加中★
※リブログ欄閉じていますが、リンクフリー。お知らせも不要です。ご自由にどうぞ。