現在39才の私。

同世代の友人には、「年賀状じまい」をする人もチラホラ出てきた。

 

もっと上の親世代よりも、SNSを普通に使う私たち世代の方が、年賀状じまいへの抵抗感は少ないかもしれない。

 

 

私自身は、年賀状じまいとまではいかないが、年々意識的に、送る枚数を減らしてきた。

義理で送っていたものをフェードアウトしていくことで、昨年の送付枚数はピーク時の半分以下にまで減った。

 

 

逆に言えば、今私が年賀状やりとりをする人たちとは今後ともぜひ、引き続きの年賀状づき合いをしたいところなのだが…

 

私がそう思っていても、

相手もそうとは限らない。

 

 

頻繁にやり取りする仲の良い友人に限って、「来年からLINEだけにするわー!」とあっさり年賀状オシマイの連絡があったりして、「あなたとあなたのご主人と子どもたち皆が可愛くめかし込んだ写真を来年も見たかったのに…!」とそのたびにちょっと寂しい気持ちだ。

 

 

いや、写真だけならLINEでも見られるんだが、

「年頭にポストを開けたら目に飛びこんでくる、友人たちの明るい写真たちってのが、こちらまで幸せな一年が始まるような気がして良かったんだよー!」と…

 

素直な気持ちを下手に力説したら、そんなに楽しみにされてるとは思わなかったと、年賀状オシマイの友人に笑われてしまった。

 

 

 

 

 

 

友人たちが年賀状じまいする理由は、ただ面倒臭いというだけじゃなくて、金銭的な理由もあるようだった。

分かる。その気持ち、よく分かる。

 

私は今年、白無地の年賀状を10枚しか買っていなのに、それでも630円も払ったからな。

 

業者に印刷を依頼する場合は更に、バカにならない金額が飛んでいく。自宅印刷でも、インク代は決して安くない。

 

 



 

そしてこのハガキ代、なんと来秋、値上げが予定されているらしい。

63円→ 85円になる、と。

 

手紙は、84円→ 110円に変わる。 

レターパック等も値上げ予定で、総務省が審議に入ったというニュースを見た。

 

 

わずか63円で日本全国どこへでも直筆で思いが届けられる、っていうのがそもそも驚異的なのは分かっている。

 

でも、この値上げでますます、生きる上で必須ではない手紙というものを人は書かなくなっていくんだろう。

 

 

私は手書きが好きなのでそれでもちょいちょい利用はするが、給与ベースは上がらないのにそれ以外のなにもかもが値上げしていくこの感じ…

食品の価格より、滅多に出さない手紙の切手代が上がることの方が、私にとってはちょっと気持ちが沈む感がある。

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

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