我が家は昨年、送る年賀状の枚数をグッと減らしました。
送るか送るまいか迷う相手に対しても「来たら返す」というスタンスに統一することで、年賀状の数を50枚→25枚へと半減させることに成功しました。
年賀状の宛名については、昔からずっと手書きを貫いています。
印刷する方が楽ではあるのですが、印刷には勝てない手書きのメリットというのがあって、それは「年賀状を出すか出さないか」の選択についてです。
宛名を印刷する場合、既に作成した住所録を使うだけですから、年賀状を送るか迷った時に「ええいついでに印刷しちゃえ!」と勢いに任せてしまうことがあります。
しかし手書きでは、そうはなりません。自分の手でもって一字一字書いていくわけですから、送る相手と嫌でも向き合うことになります。
宛名を書く前に一呼吸おき、この方への年賀状は本当に必要だろうか…と一瞬真剣に自問自答するので、年賀状リストの見直しには最適です。
この人に出すの、去年も迷ったな。その前も迷ったな。そういえばその前も……と手書きだからこそ色んなことを考えます。
家計簿も手書きが良いと聞きます。銀行から引き出した10万円がアプリに自動入力されるより、自分の手で書いた方が「私は10万円もおろしたのだ」と自分で再確認できるからだそうです。
クレジットカードよりも現金払いの方が浪費の抑制に繋がると言われるのも、きっと同じ理由でしょう。
その意味で年賀状も、あえて宛名を手書きすることでしっかりと見直しができますし、同時に「年賀状だけの関係を楽しむ余裕」というものも、今の私にはあるように感じています。
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