夫が出張へ行くことになった。
朝何時に家を出るのか聞くと、早朝５時半だと。始発に近い電車に乗るらしい。
5時頃に朝ごはんを食べる、ということはつまり専業主婦の私はもっと早く起きることになるわけだがそれはおいといて、
夫の勤める会社さん。
こんな早朝出勤させんでもええやん！
前入りさせてくれたらええのにケチ！
ブラッ……！
いや、ブラッKUなんて冗談でも言われへん。夫の会社、完全ホワイトやから…
（従業員思いのとっても良い会社です。)
早朝出発は、泊まりが面倒な夫が自分で選んだらしい。
泊まりが面倒、って思える程度に自宅が快適ならそれもまたよろしい。
勤め先について語る上で「ブラックかホワイトか」っていうワードはよく聞くが、ブラックだから大変で、ホワイトだから楽だというわけじゃない。
多くの日本企業の場合、ブラックは大変で、ホワイトも大変だ。
夫は以前の出向先で、完全ホワイトの超優良大手企業で働いていたことがある。
そこでの仕事は、福利厚生はバッチリだし上司も同僚も良い人ばかりだったが、仕事上のプレッシャーがとにかくえげつなかったらしい。
ブラックでもホワイトでもしんどいもんはしんどい。
さてこの私も、ホワイト企業家庭で専業主婦をしているのだが、４時代の起床はしんどい。
しんどいもんはしんどい。
以前の私なら、専業主婦なんだからとどんなときもどんなときも槇原敬之で起きていたが、そういう無理はやめることにした。
夫も別に、寝てて良いよと言っているのに、私が一人で責任感じて起きていたのだ。
そして勝手に体調を崩していた。
こういうのを「ひとりよがり」と言う。
このままいくと、私の専業主婦生活は向こう死ぬまで続く予定なので、持病ありの身体が元に戻るまでは、しんどい早起きは少しずつやめていこうと思っている。
ゆでたまごとかソーセージとか焼くだけピザとか、朝にさっさと食べられるものを前夜に用意して、
朝、私は寝とく。
寝とくぞ！
是非そうしなさい、と勧めてくれる優しい夫と結婚できて良かった。
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