息子のお友達が遊びにきた。9歳男子である。
昔はママと一緒に来ていたが、最近は子も大きくなったので、本人たちだけで互いの家を行き来するようになった。
ママとパパは元気かと聞いたら、元気だと言った。
この子のパパは、なかなか大変な仕事をしている。
忙しくしてるんだろうなぁと私がつぶやいたところ、それを聞いた彼からこんな返事があった。
「パパよりママの方が忙しいよ」。
ママもフルタイムで働いているから、パパと同じく大変だろうなと考えていたら、その子が発した続きのセリフに笑ってしまった。
「だってママはさ、仕事でしょ、家事でしょ、4歳の弟のお世話でしょ、あとお父さんのお世話もしてる」
4歳の弟の世話と、お父さんの世話とが同列に出てきた。笑う。
この子とはもう長い付き合いだが、幼い頃からとても賢い。周りのことをよく見ている。自分の母親の大変さも、誰に言われずともよく分かっている。
そういうことに自然と気付いてくれてるっていうのは、ママにとってはとってもありがたいことだと思うよ、ってオバチャン(私)は感想を伝えた。
さて、その賢い子が家へ帰る時間となった。
私がゴミ捨てついでに彼を送ろうとしたとき、私の姿を見た彼は言った。
「わあ!ゆきん子くんのお家って、ゴミが少ないね!」
なんと賢い子やな。
ゴミの量に目をつけるとはただものではない。
賢いこの子なら分かってくれそうなので、オバチャン(私)はどのようにゴミの量を減らしているかをちょっと説明させてもらった。
「紙という紙を、全部リサイクルに出してるねん。」
「あとはな、リサイクルに出せないプラスチックゴミを、細かく切ってから捨ててるねん。場所を取らなくなるから、ゴミ袋代の節約になるよ。」
へーー!なるほど、すごいね!
と、賢い子が褒めてくれた。とっても嬉しかった。
またいつでも遊びにおいで。
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