図書館で借りた本を、返しに行く日のこと。
9歳の息子から、確認が入った。
「お母さん!借りた本は、全部バッグに入れた?」
その時私は洗い物をしていて、手が離せなかった。
私がなんの本を借りていたのか、それをバッグに入れたのかを頭の中で確認しようと思い、図書館から受け取った貸出しレシートを、息子に読み上げてもらうことにした。
「お母さんが借りた本、何冊あるかな?読んでみてくれる?」
「OK!え〜っとねえ、
ずさんなかけいをととのえましたぁ、けちけちしないで500まんえんちょきんしましたぁ、けちけちしないで1000まんえんちょきんしましたぁ、いちねんで150まんためるかけいか…」
うおーーー!
ちょちょちょストップストップ!
可愛い声でそんなタイトルを、もう読み上げんでええですー!!
私は図書館に行くとまず、家計管理がメインの雑誌「サンキュ!」のコーナーを見る。
そして、お金の本が置かれたコーナーへ行く。
その隣がかろうじて、家事や断捨離についてのコーナーだから、そこもついでにチェックする。
図書館滞在中は毎回、この3コーナーだけで終わる。
お金の匂いがする場所にしか行かない。
一直線にお金の本のコーナーへ行き、ずーっとお金の本を見つめている、お金おばちゃんの私と毎週毎週図書館へ行かねばならない夫は、恥ずかしくないんだろうか。
小さな図書館だから、あの人お金の本ばっかり借りてるよね、ってスタッフさんから噂されてるかもしれないのに、もうちょっと他の本も借りなさいよとかいうことを夫は私にまったく言わないから、忍耐強い配偶者だなとほとほと感心する。
ちなみに図書館へ行ったその日、夫はこれを借りて帰った。
私もついでに読んでみた。とっても面白かった。
本選びを信頼する人に任せると、素晴らしい作品と手っ取り早く出会えるので、時間の効率化に繋がりますね
(最後むりやりジャンルに寄せましたね)
ほな!
※稀に私も、こういう本を借りる。
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