仕事でうまくいかないことがあり、8歳の息子に相談してみました。
 
彼はいつも鋭いアドバイスをくれるので、私はとても頼りにしています。
 
 
「こういう仕事があって、こういうところがうまくいかなくて、今悩んでるんだよね。どうしたら良いと思う?」
 
詳細を聞いた息子は、このようにアドバイスをくれました。
 
 
「お母さん、何かをするときに大事なのは、実力と、努力と、経験の3つだよ。
僕はまだ8歳だから、この中で一番足りないのは経験だと思っているよ。
 
お母さんは大人だし、小さい頃に勉強だけはできたと言っていたから、実力と経験は足りてると思うんだよ。
 
だから、あとは努力するだけだよ。とにかく頑張って、努力してみたら良いんだと思うよ。」
 
 
 
私は子供の頃、自分の早熟さにあぐらをかいて、何かを目指して努力しない人間でした。大学は、入れるところに入りましたし、就職も、行けるところに行きました。
 
何かを目標として、ガツガツと努力したことがありません。自然体のままでいられる、適度に甘い環境を追い求めていく傾向にあります。
 
 
その結果なんともぼんやりとした人生を歩んでいるのですが、それでいい時と、よくない時がある、徹底的に頑張って、努力すべき時があるんだよ、というようなことを息子に言われて、この子はなんと、母のことがよく分かっているなとびっくりしました。
 

 

 

 
息子がなぜ、「実力、努力、経験」の3つを挙げたのか、何か本で読んだのか、いつか先生に聞いたことがあったのかは分かりませんでした。
本人も、よく分からないけど何となくそう思った、と言います。

とにかく彼の指摘がとても響きました。

同時に私も、成長した息子から何か相談事を持ちかけられた時は、同じことを伝えたいと思います。
 
「実力、努力、経験、の3つの中で、今自分に足りないものって何だと思う?」

息子の気持ちが散らばった時には私からあらためて彼に尋ね、一緒に考えて、物事を整える手伝いがいつかできたら良いなと思っています。
 
 
 

 

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