これについては以前、税務署に電話で問い合わせたことがありました。
しかし私も私で「何が分からないかが分からない」ような状態で質問をしたものですから、税務署の担当者からの返事も当然怪しいものとなりまして、結局折り返しの電話も忘れられたまま2カ月経ったのは以前記事にした通りです。
私も長く仕事をしていたので分かりますが、こういう「折り返し電話するのすっかり忘れてた!」みたいなこと、人間なら誰しもありますよね。
そんな凡ミス10年に一度しか無いわと言う場合でも、そのたったの一度がちょうど自分に当たるということだってあります。
くだらない質問で担当者の手を煩わせるのはやめようと自分で調べることにしましたが、僅かな知識がやっと入ってきたかなーというところでネットだけではどうにも分からなかったのが、「専業主婦がアフィリエイト収入で【経費】申告できるものの範囲」でした。
私が自宅でブログ書きをしている間、経費としてかかるものは色々とあります。
電気代
水道代
プロバイダ料等。
また外出先でも、ブログのコメントや投稿ミスが無いかのチェックの為にガラケーからネットへ繋ぐことがあり、そこでは携帯料金も経費申告ができそうです。
このあたり、どこまで経費として認められるのかが自分で調べるだけではどうにも分からず、結局最寄りの税務署に二度目の電話をかけました。
結論から言うと、ブログ収入の経費として何がどこまで含まれるという明確な基準は無いとのこと。
代わりに判断基準として提示されたのは、
「税務調査が入った時に、その経費の理由をちゃんと説明できるか」というものでした。
たとえば光熱水費。
私は自宅で毎日ブログ書きをしており、パソコンを立ち上げるので当然電気代がかかります。
ならば今月の電気代1万円は丸々経費申告……
というわけけにはいきません。
私はこの自宅で、ブログ書きよりもずっと多い時間をただの衣食住に費やしています。
ブログよりも生活にかかる電気代の方が遙かに多いのですから、「電気代1万円分全部をブログ書きに使ったのですか?」と聞かれても到底YESとは答えられません。
そこで、たとえば一日の内の何時間をブログ書きに使っているかという視点で、1万円の電気代を按分するわけです。
私のブログ作業が一日3時間なら、1万円の電気代の内、24分の3がブログにかかった経費と考える。
実際には私がブログ書きをする間に2階では夫がテレワークをしていますから、24分の3すらも正確かと言われると「?」ではあります。
しかし、「ブログを一日3時間書くので電気代も3時間分を経費としました」というのは、質問に対する答えとして大半の人が納得がするでしょう。
自宅での作業についてはそんな風に、「他人から聞かれた時に納得がいく説明ができるように、経費を案分する」ということを教えてもらいました。
私の地域の、この職員さんが提示したものだとたとえば、
▶水道代の経費申告はしない。
▶電気代は作業時間により案分。
▶プロバイダ料は全額経費。
▶携帯代は案分が難しいため、たとえば3割を経費とか、半額を経費とかいうように自分でガチっと「決める」。
※あくまで一例です。
こんな風に、それぞれに自分の中できちんとした理由を持った上で、経費とする金額を自分で決めましょう、というアドバイスを貰いました。
要は、説明できないような後ろめたい経費申告をするなということです。
ここで私はいくつか追加で質問しました。
▶雑所得の経費は、領収書の提出が必要ですか?
→ 確定申告での提出は不要です。ただし、5年間の領収書保管義務があります。
▶「領収書の保管」とは、サービス提供会社による「マイページ」等のネット上の保管もOKですか?
→ ネット上でもOKです。紙ベースの必要はありません。
(私の心の声:ネットプロバイダを変更したらマイページも消えて過去の領収書も見られなくなるから要注意だ…。)
今回は前回と違う職員さんが電話に出たので、一度目の電話では明確な回答が得られなかった内容も再度質問しました。
▶アフィリエイト収入がポイントだった場合、確定申告の対象となるのはどのタイミングですか?
→「権利が確定した段階」です。
(私の心の声:おお!今回は即答だ!!)
アフィリエイト収入が「事業所得」になる人は本当に一握りなんだなと思いました。
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