私の情報源は大体、NHKのあさイチです。
 
先日観たあさイチのテーマは、「妬み」。
前提として、妬みと嫉妬とは似て非なるものなのだそうです。
 
妬み
→自分が持っていないものを他人が持っているときに抱く。自分もそれを手に入れたいと思う、「攻め」の感情。
 
嫉妬
→自分が持っているものを他人に奪われそうなときに抱く。これを奪われたくないと思う、「守り」の感情。
 
 
この内番組内では「妬み」にフォーカスされたわけですが、妬みが発生する場面には3条件が揃っているそうです。
 
その3条件とは、
 
自分もなれるかも・持てるかもという期待
②持てる相手をずるいと思う気持ち
③そのことに価値があること
 
つまり、
①自分には絶対真似できない、レベルが違いすぎる、と思う相手を妬むことはないし、
②持てる相手に対してズルイという印象がなければ妬むことはないし、
③そもそも相手の持つものに価値が無いと思えば妬むことはない、
わけです。
 
私がここで難しいと思うのは②の「ずるい」だと思いました。
 
ずるいという気持ちは、相手がずるいことをしたかどうかではなく、こちら側の気持ち次第だからです。
他人が努力して正攻法で手に入れたものでも、こちらが「ずるい」と思えば終わりです。
 
 
 
実は私もそのタイプで……
 
と展開できれば面白いのですが、あいにく私は、少なくとも自覚の上では、他人から妬まれた経験がありません。
 
あさイチによれば、「妬まれやすい人」にもある一定の傾向があるのだそうです。
 
例えば、
①自己評価が低い
②自分の努力を見せない
③謙虚
 
誰かに褒められたとき、「いえいえ私なんて…」と謙遜するタイプの方がより一層妬まれやすい傾向にあるらしいのですが、これを見て私はハッとしました。
 
ゆきんこの特徴
①自己評価が高すぎる
②自分の努力を見せすぎる
③謙虚さに欠ける
 
私が人から妬まれるような何かを一つも持っていないというのは勿論ありますが、妬む人というのは「そんなことで!?」とびっくりするところを突いてくることがあります。
 
私にはそれすら経験がなく、あぁなるほど、下手に関わると周囲が火傷するタイプだから誰も私に触ってこなかったのか…と、このときはっきりと自覚しました。
 
 
私のように傲慢な人間になれば妬まれる苦労とも無縁ですが、妬まれる前に嫌われる可能性があります。
 
自分もなれるかも・持てるかもという期待
②持てる相手をずるいと思う気持ち
③そのことに価値があること
①自己評価が低い
②自分の努力を見せない
③謙虚
 
このうち、誰も不快にさせずに「妬まれる苦労」から解放されるには、
①自分もなれるかもという他者の期待を木っ端微塵に打ち砕くほどレベルの高い人間になる
というのが最も理想的でしょう。
 
が、そんなのは至難の業ですから、謙虚でデキる方は「妬まれることもセットで人生だ」と諦めるしかないのだろうなと思いました。
 
 
 
 
 

 

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