近所に息子と仲の良い男の子がいます。よく一緒に外で遊んでいて、私はそのママとも気が合います。
ママは子どもの外遊びに付いてくることはありませんが、それは全く構いません。
彼女のお子さんは大人の言うことをしっかり聞いてくれて、保護者がいなくとも私も安心して見ていられるからです。
私は息子とお友達がまだ幼い頃からもう3、4年、彼らの外遊びを一人で見守ってきました。
私は外で過ごすことが好きなので、え〜とか嫌だ〜とか言いながらも結局大人の話を聞いてくれる優しい子どもたちなら、一人での見守りもそう苦ではありません。
さて小さい頃はどんなに寒くても屋外を駆け回っていた子どもたちですが、成長してきた最近は徐々に、「家の中で遊びたい」と言うことが増えてきました。
そこで、先のママが言ったのです。
「うちにおいで。うちなら良いよ。」
私は、え!そんな、申し訳ない!と瞬間的に思いました。
忙しいだろう夕方に、ワーママ宅へ子どもだけで押しかけては…と我が家は遠慮しましたが、相手のママは言いました。
「私、外遊びに付いていくのはすごく苦手なんだけど、家の中で見るのなら全然平気なの。だから、大丈夫よ。」
私は、自宅に迎え入れるのは苦痛だが、外遊びならどこまでも付き添える。
彼女は、外遊びの付き添いは苦痛だが、自宅ならいつまででも平気。
「ゆきんこさんにはお世話になってるし。うちはいつでも大丈夫だよ。」
そのように言ってもらえて私は、ここ数年間の外遊びの見守り仕事を、初めて人に認められたような気持ちになりました。
今後おそらく、彼女には度々お世話になることでしょう。
外遊びは私が。代わりに、室内遊びは彼女が。そんな役割分担です。
一人だと思っていたけど一人じゃなかったと、とても嬉しい気持ちになりました。
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