以下、リサイクルについて好き勝手に叫んでいるだけの記事ですので、興味の無い方は回れ右推奨です。

読んで時間の無駄だった!となるのが目に見えていてね看板持ち

 

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紙のリサイクルをしましょうと世間では言われますが、ペットボトルのリサイクルと違って紙は難易度が高すぎます。

 

私の中では常識だけど、リサイクルに興味が無い人は知らないのではないかと思う「紙ゴミリサイクル三大問題」がこれです。

 

 

①ピザの空箱はリサイクル不可

 

ピザやケーキを食べた後の、汚れが付いた紙ゴミ。シュークリームの箱にクリームの油が染みているとか、そういうもの。

 
これらを古紙回収に出してはいけないということは、紙のリサイクルを知っている人なら常識です。
 
しかし、さあこれからリサイクルに取り組むぞという人の場合は、紙の汚れを確認せずにそのままうっかりリサイクルに回しかねません。
 
 
 
そして、タイトルは分かりやすく「ピザの空箱」にしましたが、あのような飲食物の汚れは分かりやすいのでまだマシです。
 
もう少し難易度が上がると例えば、
習字の練習をし墨汁で汚れた紙
クレヨンで塗り潰した紙
 
あれなんかは自治体によってリサイクルの可否が違います。
汚れた紙として普通ゴミに捨てろと言う市もあれば、リサイクルOKだと言う市もある。
 
ちなみに私の住む市はクレヨン系油の汚れはオールリサイクルOKですが、リサイクルについてのパンフレットにはそのあたりの記載はありません。
 
「汚れた紙はダメ」と言われても何の汚れならOKで何の汚れならダメなのか、こちらから情報を取りに行かねばならないのでかなり難しいと思います。
 
 
②牛乳パックのポテンシャル潰し
 
私が紙ゴミの中で一番好きなのが牛乳パックです。
 
あれはリサイクルに回す紙の中でも一級品だそうで私の大好きなトイレットペーパーに生まれ変わりますが、それは牛乳パックを「牛乳パックだけで」回収に出した場合の話です。
 
他の雑紙や古紙と一緒にくくって出してしまうと逆に異物となり、牛乳パックはリサイクルされず廃棄処分となることがあります。

 

 

ですからどこの自治体でも恐らくダンボール、雑紙、牛乳パックと種類別に分けて出すよう指示されているはずです。

 

あれももし知らなければ、「たった一枚の牛乳パックをバラで出すよりも古紙の間に挟んだ方が回収しやすいだろう」という「親切心」で、うっかり混ぜてしまう危険性があります。

 

牛乳パックはスーパーで出す人がほとんどでしょうが、そうでない場合は注意がいる、それを知っている人なら常識ですが知らない人は知りません。

 

 

 

 

 

 

 

 

③石鹸小箱の悲壮感

 
紙リサイクルに出してはいけない禁忌品があります。先に書いた「汚れた紙」や、あとは点字用紙なんかもそうです。
 
中でも私が、日ごろの生活で一番見落としがちだと思うのが「匂いの強い紙」。
 
ピザの空き箱のように目に見える汚れがあるものは普通ゴミに捨てやすいですが、例えば石けんの箱みたいに、見た目が綺麗で、良い匂いがする紙はついついリサイクルに回しそうになります。
 
しかしあれはリサイクルに出してはいけません。
あんなに綺麗でいい匂いがするのにリサイクル不可だんて…!
 
昨今減らされる一方のビニールパッケージの方が、石けんの場合はむしろ環境に良さそうな気すらしてきて、小箱に書かれたリサイクルマークに漂う悲壮感よ…
 
 
 
この「匂い系の禁忌品」の厄介なところは、自治体からも積極的な説明が無いところです。
 
パンフレットに禁忌品として載っているのは大体、紙コップ、感熱紙、圧着ハガキあたりまで。
 
石けんや線香の箱のように匂いの強いものもダメ、とまでは丁寧に書かれていないことが多く、私の中では常識だけど知らない人は絶対知らない情報ナンバーワンだと思っています。
 

 

 

 

正しくリサイクルに出すにあたり、こんなに多くの情報を持っていなければならない「紙ゴミ」は扱いが大変難しいです。

 

また牛乳パックなんかは「しっかり洗わないと臭い」ので水資源が失われ、リサイクルしようがしまいが結果同じのような気もします。

 

つまり、リサイクル=自然保護という等式が必ずしも成り立つわけではありません。

 

しかしそれを知った上で捨てるのと、何も考えずにただ捨てるのとでは雲泥の差があります。

 

 

リサイクルの基礎知識については、学校授業の内の「総合学習」ではなく、普通に教科書を用いた「座学」で学ぶ機会があれば良いのに。

 

リサイクルゴミの出し方に度々迷う私はそんなことを考えていますが、「うちの学校だけ算数の時間を減らしてリサイクルの授業を増やします」と言われたらそれはちょっとやめてくれと私も思うはずですから、やっぱり自分が一番大事、環境保全は二の次でしかないと自覚はしているところです。

 

 

 

 

 

 

 

※私の住む地域の「公的な古紙回収」を元にした情報です。

自治体や民間リサイクルによっては条件が異なりますのでご確認ください。

 

リサイクル好きな人、最後まで読んでくれてありがとうございます!共感してくれたら嬉しいです!

 

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