私は8年前に息子を出産しました。
 
産後、入院中の病院で何人かのママさんと会話するようになったのですが、彼女たちと一緒に居て私は驚きました。
隣の部屋から新生児の泣き声が聞こえてくるとき、それが我が子の声か、そうでないかが分かるというのです。
 
「自分の子の泣き声って、顔が見えなくても分かるから不思議だよね」と言ったママに、その場にいた他のママもうなずいていました。
 
しかし私は我が子の泣き声などさっぱり聞き分けられなかったので、「とんでもない世界に足を踏み入れてしまった」とその時背筋が冷えたことを覚えています。
 
 
 
我が子の泣き声すらも判別できない私には、息子のことがよく分かるなどと、とてもでは無いですが言えません。
耳から入る情報すらも聞き分けられないのに、表へ出てこない彼の心の中など私に分かるはずがありません。
 
我が子の気持ちなど分からない、と思ってはいても何故か親というものは、「過去の自分の経験」から我が子の全てを判断しようとしてしまいます。
 
昔の私がこうだったからきっと我が子もそうだろうと、狭い経験の中から我が子についても判断するので、自分が思っていたように事が進まなかったときに「あれれれれ?」とこうなります。
 
 
 
最近の我が家で言えば、塾無し生活を送る息子にあてがう「問題集」。
 
私は幼い頃、沢山のイラストがあったり、シールを貼って遊べるような派手な問題集は気が散って嫌いでした。
 
きっと息子もそうだろうと私は何故かそう思い、しかし「息子は私とは違う人間である」こともちゃんと思い出して、彼へ勧めてみた問題集がこちら。
 
 
 

 
 
「ドラゴンドリル」です。
幼い頃の私が嫌いだった、「ページが終わるごとにシールを貼れる」という、たいそう賑やかな問題集です。
 

 
問題集のはじめに正方形のシールがバラバラに散らばっていまして、なんとこれ、ページ1枚に対してシールも1枚付いているのでかなりのシール量となっています。
 
これを順番に貼っていくと「ドラゴンが復活」…するそうです。
1つの問題集内で復活するドラゴンは5匹。
 
 
 
こんな気が散るドリルでは役に立つまい、というのは完全に私の思い込みでした。
このドリルが、恐竜好きの息子には見事にヒット。
 
1ページの問題量はそう多くありません。
バリバリと数をこなしていく系のドリルではない為、「反復練習」としては物足りません。
 
「練習」の意味では弱いですが、「さわり」としてならこれくらいの問題量が妥当と感じます。
 
早くドラゴンを復活させたい息子は、学校ではまだ習っていない問題であってもなんとか自力で解いてみようとしていました。
分からないところは私が教えることで、学校の授業前にその単元に無理なく触れることができました。
 
 

 

 

 

 

息子は学校の授業をしっかりと聞いて帰ってくるタイプです。ですから、たとえ丸腰で授業に臨んでも大丈夫そうではあるのですが、息子本人が望んで予習するのであれば親としてはこんなにありがたいことはありません。

 

 

我が子の泣き声も聞き分けられない私には、彼の本当の気持ちを推し量ることも困難です。
 
にも関わらずついついやってしまう「過去の自分基準」の育児、問題集選び。
トライアンドエラーを繰り返しながらこの夏休みも、塾無し生活頑張ります。
 
 
 
 
 

 

※なんとこのドリルには「限定版」があります。限定版3冊セットだけの2大特典とは…!

 

 

 

 

 

 

 

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