そんなわけで夫婦水入らずで飲みに行きました。
まぁそれも幸せだな
なんて思いながら。
でも飲み始めても私の心はすっきりせず。
凌太が非を認めないのも腹立たしかったけど
凌太が意地張って夕飯を食べないのも気になって。
あ、別に
こんな時でも継子を気遣う優しい継母アピール
ではないですよ
単に悪者になりたくないんです、私は
今の段階なら水まきを怠り、私に暴言を吐いた凌太にとりあえず非があると思うのですが
夕飯食べさせない
みたいなことになると、なんだかこっちの方が悪者みたいな気がして。
なので旦那様に凌太を呼び出すよう頼むと
「携帯家に置いてきた~」
とか言うし
仕方ないので私の携帯から電話するように言ったんだけど
「まだ後でいいよ」
とか言う。
でも気になるので、ならばラインで連絡して、と頼んで
私の携帯から
○○で飲んでいるから来い
父より
と入れてもらったけど
既読になりゃしねーっ
ふんっ。
私からだと思って、わざと読まないんだよね
なんというか、大人になるにつれやっぱり上手(うわて)になるなぁ、というか。
旦那様は自分からは何も語らない。
だったら私も語らなきゃいいんだろうけど、つい
「そりゃ私の言い方もきつかったとは思うけど・・・・」
なんて切り出してしまう。
「うーん、まぁ確かに」
って旦那様はそれしか言わない。
凌太が悪いと思っているのなら
「いや、あいつが悪い」
って言ってくれるけど、言わないあたり、お互い様、もしくは
私の方が悪い くらいに思っているんだろうな。
まぁ今になって思えば確かに私もガミガミ言い過ぎたと思う。
もっと
「やべー、そっちすっかり忘れてたっ」
って言葉を言いやすい状況を作ってあげるべきだったんだろうな。
でも私はそんなに人間できていないから。
大事にしている植物たちがカラカラに乾いて枯れかけているのを見て
カーッとなってしまってああいう言い方をしてしまったのはのはしょうがない、
くらいに今も思っている。
もちろん今なら
かたくなに「ちゃんとやった」と言い張る凌太が
超嘘つきとか腐ったやつとかそんなんじゃなくて
もう勢いでそういうしかなかっったんだろうな、ってこともわかる。
まぁそんなわけで、凌太は最後まで現れず。
既読にもならず
せっかく飲みに行ったのに
私はずっともやもやしたまま。
そして
「帰り、セブンイレブンに寄りたい」
と二度も言ったのに、
旦那様は違う道から帰ろうとする。
「セブンはこっちじゃん」
と言うと
「ファミマもあるじゃん」
と言うので ぶっちん
「あのさー!!私、二度も『セブンに寄りたい』って言ったよね?
買いたいバンがあるからセブンに行きたいの。
それともあなたも1から10まで説明しないと、
行きたいコンビニも行かせてくれないわけ?」
そういうと
「ああ、そうかもねー」
と投げやりな言い方をする旦那様。
ますますぶっちん
そうやって旦那様の 気分 でファミマに行くことになるのはよくあるバターン。
そんなときは
ま、いっか。ファミマでも別に。
といつも思ってきた私。
でも考えたらおかしい。
別にファミマにどうしても行きたいわけではないんだよ、旦那様は。
ただ、
こっちの道から帰りたい気分
というだけで勝手に決める習性がある。
というか、どちらかというと私が行きたいと言った方でない道を選ぶことが多い気がする。
もちろん
「買いたいパンがあるからセブンに行きたい」
とあらかじめ説明していればちゃんと行ってくれる。
でもその日はなんかもうそんなノリでしゃべる気分ではなかったから
「セブンに行きたい」としか言わなかった。
でも二度も言ったんだから、
それなりに行きたい理由があることはわかってくれると思っていたのに。
いつもそう、この人は
なんだか急にそう思って、無性に腹が立ったのでいってやった。
「あなたも凌太もみんな一緒。
私の存在なんてどうでもいいんだね。
私が大切に育ててる植物なんて気にもしない。
私の親に電話している最中にあんな暴言吐いて
それって私のことも親のこともばかにしている。
あなたもそう。
セブンに行きたい、って二度も言ったのに、
別に遠回りでもなんでもないのに
理由もなく気分でファミマのある道から行こうとする。
あのさー、私も両親に大事に育てられた子供なんだよ?
しかもその両親にあなたさっきまで会ってたじゃん。
こんな結婚許してもらって、どんな思いで許してくれたかとかわかる?
そんな私を大事にていない、とは言わないけど
セブンに行きたい なんて小さい希望すらいとも簡単に無視するって
やっぱり大事にされてないのと一緒だと思うんだけど!?」
なんだか大きい話にしてしまったけど
言い出したら止まらなくて。
「私はね、継母だからあれも無理、これも無理、って
子供たちにあきらめてほしくなくて
なんでもやってきたんだよ。
学校行事だって部活だってなんだって
普通の親と同じように、ううん、部活なんかは親の会の代表までやって
誰よりもたくさん車出しもしてきたし。
つまり子供たちの存在を大事にして生きてきたの。
継母が継子の存在を大事にする、って簡単なことじゃないんだよ?
どれだけの葛藤と闘ってきたと思っているの?
でもそんな私の存在を凌太もあなたも無視するわけね。
自分たちの都合とか気分で、いとも簡単に存在を無視するようなことするんだよね。」
歩きながら涙も止まらず。
旦那様は黙って聞いていたけど
家に着くなり、凌太の部屋に直行して
結構長い時間、いろいろ話をしてくれたみたい。
結果。
2人で降りてきて
「わからないことを聞かずにやってしまいすみませんでした。
それから大事な電話の最中にひどいこと言ってすみませんでした」
と凌太が謝罪しました。
まぁつまり、水まきする場所がわからなくて、
でも確認しないで、芝生だけにしかやらなかった という主張?
はぁー。
だとしたら
わからないことを聞かなかった
のではなく
何がわからないのかさえ分からなかった
ってことだよね。
マジでこいつ、ちやんと2年後社会に出れるのかよ?
と思ってしまった
それとなぜか旦那様も謝罪。
「何もかももとはといえば俺の責任です」
だとさ。
なんでもこのお盆の帰省ツアー、最初に岩手にみんなで行って
そのあと私の実家、そしてそのまま旦那様の家に戻って
みんなで横浜ベイスターズの試合を観る、なんてプランを提案したのに
旦那様が
「うーん、お盆の後半は岩手にいないと」
とか言うので今回のスケジュールになったのだけど。
つまり凌太は静岡にも行きたかった、というような話をしたらしい。
へぇ・・・。
ちょっと嬉しかったけど、でもなんで水まきからそんな話になったのかはわからなくて
結局旦那様が凌太をかばっておしまい みたいな感じで
あんまりすっきりしなかったけどね。
んで、謝罪するも凌太もすっきりしてなさそうで
翌朝もやっぱりだんまり。
でもいつものパターンなんだけど
翌日の夕方とかにはコロッといつもの凌太に戻っていました
そう、お互い時間が経てばいつもの仲良し継親子に戻れるんだよね
多分凌太もそれをわかっているから
たまにこうやって私に対して爆発する。
普段「いい子ちゃん」してる凌太には
そんなのもたまには必要なんじゃないかな なんて思うしね
んで、戻った直後は凌太はやたらよくしゃべるし
やたらスキンシップを取りたがるというか(笑)
「つんつん」
なんて言って、今回も私の腕とかふくらはぎあたりをつんつん触ってきてたっけ
そういうことをやり始めたら、仲直りの合図 ってわかっているから
だから気持ちがないのに無理矢理謝罪とかさせてくれなくてもいいんだけどさ、
まぁ旦那様なりに一生懸命私のためにやってくれたことだと思って
それはそれでありがたく思うことにしよう
とまぁこんな感じの継親子喧嘩 プラス 夫婦喧嘩 でした
仲直りできてよかったね♪と思ってくれたらぽちっとな~

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