つい先日、お彼岸の入りの日だったかな？
買い物に行ったら
おはぎ３個入り ３９８円
が、もう夕方だったので 半額 に
これは 買い だと思って買ったんだけど、
実はおはぎ３個といっても
あんこ ごま ずんだ
の３種類がセットになったやつしかなくて。
うちの子たち、おはぎといえば普通のあんこ、って子なんだよねぇ。
私も基本、あんこが好き。
ま、ごまも悪くはないけど、
ずんだ（枝豆すりつぶした餡です。仙台名物かな？）はいただけない。
多分３人とも好きなのは あんこ→ごま→ずんだ の順。
でもその３個がセットのやつしかないからさ、
仕方ないから買ったのよ。
一応テナントで入ってるお店のだから味は悪くないんだろうしね
そんなわけで
私がずんだだろうなぁ。ちっ！
くらいに思いながら帰宅し、結局それを夜食タイムに出すことに。
「早いモノ勝ちだよ～っ」
と言って、二人の前に容器ごと差し出し、そのフタを開けると、
フタがまだ開ききってないくらいの素早いタイミングで
駿平の手がニョキッと伸びてきた
はやっ
何を取るんだろ？やっぱりあんこ？
と思って観察していると、案の定、あんこを取る駿平。
そんな様子を凌太も私と同じようにじーっと見ていた
つまり私と凌太、かなりの至近距離で
食い入るように駿平の動きを見ていたんだけど、
どうやらその視線に気づいた駿平、
取ったそのあんこのおはぎを
凌太の手にそぉっと乗せたっ
きっと私と凌太が
テメー取るのはえーんだよっ
やっぱりあんことりやがって
こいつ自分であんこ食べるつもりかよ？
１００年はえーんだよ
って言っているように感じたんだろうな
違うのにー
そして手のひらにあんこを乗せてもらった凌太は
「あ、ありがとう・・・」
と、気は引けるものの遠慮はせず、結局頂くことに。
でも
次は何を取るんだろう？やっぱりごまか？
と、また私と凌太は駿平の動きに注目。
じーっっっっっっ
するとやはりごまを取ったものの、
私と凌太の視線がまるで
テメー、やっぱり次はごまかよっ
ずうずうしくごまを食べるつもりかよ？
１００年はえーんだよ
と言っているように感じてしまったのでしょう。
取ったごまは今度はそおっと私の手のひらに。
「あ、ありがとう・・・」
とお礼を言うと、何も言わずに最後に残ったずんだを自分のお皿に乗せて食べ始めた駿平。
あ、一応
「ごまがいいならごま食べていいんだよー」
と声はかけたんですけどね
（凌太は声をかけることなくあんこを食べた）
でも返事はなく、ずんだのおはぎ、食べてました
まぁでも
「美味しかったぁー
」
とゴギケンで食べ終えたからいいのかな？
でも駿平、ずんだは確かあんまり好きでなかったはず
食べず嫌いというか、
見た目も緑色でちょっとイマイチ。
視覚でダメだともうダメなものが多い自閉っ子にとっては
ずんだ餡はちょっと試練の食べ物だと思うんだけどね
・・・ま、 克服できた ということで
ごめんね、駿平
思えば昔は超ＫＹで、
自分の思いにまっしぐら
だった駿平だけど
いつのまにか、人の目をちゃんと気にできるようになりました。
逆に気にしすぎ？ってなくらいにね
昔はね、隠しておいたコーラこっそり開けちゃって
それが倒れて床がコーラの海になったこともあるし、
とにかく食べ物見つけたら何でも勝手に食べてたけど
今は絶対
「食べてね」
って言わないと食べなくもなったし
おやつも駿平のテーブル席に置いておくと食べるけど
カウンターとかに置いてあると絶対手をつけない。
たまに私が単に出し忘れることもあるので
そういう時は勝手に食べててくれるとありがたいなー、と思うのは
贅沢な悩み２なんだろうな
それと、我が家はウォーターサーバー
使ってて、
つまり飲む水を買っているんだけど、
駿平はとにかく１回に平気でコップ２杯とか３杯とか飲んで
一日の水摂取量がハンパなく多いんです
なのでウォーターサーパーの水はもったいなくて飲ませないことになっています
だから絶対飲まない。
たまにカルビスとか作ってあげる時は使ったりするけどね。
でも自分では入れないことになっていて
私や凌太が入れてあげないと飲みません。
それをちゃんと守っています。
それなのに
ウォーターサーバーのボトルの交換はやってくれるのよー
重いので交換は凌太の係なんだけどね、
でも凌太はなかなか交換してくれなくて。
ボトルに水がもうなくても、
何リットルかはサーパーの方に落ちているのでしばらく飲めるんだよね。
だから凌太はギリギリまで交換してくれない。
それでボトルが切れているのを見ると
駿平が黙って換えてくれるの
それでも飲ませない私たちって鬼
でもホント、毎日すごい量の水を飲むので
解禁にしちゃうと怖いんだよ
ごめんね、駿平
そんなわけで、常に人の目を意識し、
そして「オレは飲んでないけど？」なんて堅いことは言わずに
ウォーターサーバーも交換してくれる素敵な自閉症児駿平君
昨日は１個３８０円のケーキが３個で９９９円だったので買ってきました
そしたらたまたま凌太がバイトで遅くなることが判明。
なので駿平に先に取らせたら、ちゃんと大好きな苺のショートケーキを取っていたので
おはぎのリベンジになって良かったかな？
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