「外資系コンサルの知的生産術」山口周
■知的生産においては「顧客がすでに持っている知識との差別化」が一番大きな問題になります。
■新しさを出すには、広さと深さで出す方向性がある。
■相談するときは、納期・クオリティ・コストの3つにおいて妥協できる要素が何かをはっきりさせる。
■知的生産における成功と失敗はあくまでも顧客の期待値と実際の成果物とのギャップによって決まる。
■情報収集に際して、問いについて答えが出せるような資料を集めておいて、という指示を出すべき。
■答えるべき問いのリストを策定し、情報収集作業に入っていくようにする。
■管理職の大事な役割は、ここまでやれば及第点というラインを提示すること。
■プロは80%の力でクライアントを継続的に満足させられる人のこと。
■プロは求められている水準をギリギリ最低限の労力でクリアする人たち。適切なミニマムラインの設定を行う。
■情報を集めてみたもののピンとこない場合は、一次情報、人手を介した情報が足りていない可能性がある。
■インパクトある成果物を生み出すには、相手が知らないような一次情報を集めて情報の非対称性を生み出す、もう一つはすでに知っている虹情報を組み合わせて情報処理しインサイトを生み出すというアプローチ
■過去の研究から、イノベrーションのほとんどは思いついた人ではなく、諦めなかった人が実現しているということがわかっている。
■3-5冊程度の主要書籍解説書に目を通しておけばほぼ十分な情報量。それ以上は限界効用はほとんどない。
■知的成果として世に訴えられる情報は基本的に三種類。事実、洞察、行動
■行動の提案まで踏み込むことで初めて価値を生み出す。
■知的生産物のクオリティは異なるポジションを取る人と摩擦を起こすことで初めて高まる。
■一時間考えても答えがでないというとき、それは思考力や量に問題があるのではなく、問いの立て方か情報の集め方に問題がある。
■長く考えるよりも、短くなんども考える方が突破口を見つけやすい。
■思考の総量は、考える時間の量より、回数の量によって決まる。
■統合、分析、論理、想像の四つの脳のモードを段階に応じてうまく使い分けることが求められます。
■チェスの実力の差は、思考の粘りではなく、直感的に筋の良い手を思い浮かべられるか、というのがデ・グルートの@結論。つまり最終的には直感こそがエキスパートの重要な要件だということ。
■意思決定はなるべく感情を配して理性的に行うべきだという常識は誤りであり、意思決定においてむしろ感情は積極的に取り入れられるべきだということ。
■志向を深めようと思ったら、まず紙に書き出して相対化して見ることが重要。
■オプティマル、ヒューリスティック、ランダムというアプローチ
■視座を上げるというのは、誰の利益を背負っているか、という立場を変えること。
■言葉遣い次第で論理的にも情緒的にもなる。情緒に流された感情的な表現、気合い系の用語は使わないように。
■言語の限界は思考の限界を規定する。
■自分で考えられる限りの反症例を挙げてみる。簡単に破綻してしまうような脆弱な仮説であれば、その推論が知的生産物として花開くことはおそらくない。
■イノベーターの特徴としてwhyという質問を度々投げかけている。
■必ずしも合理的な戦略や見通しがあってイノベーションを実現したわけではない。
■アリストテレスは、人を説得して行動を変えさせるためには、ロゴス、エトス、パトスの三つが必要であると説いている。
■見送っていい常識と疑うべき常識を見極める選球眼を持つこと。
■アナロジー、異なる分野からアイディアを借用する。
■創造性とは何かをつなげること。
■異なる二つの要素の組み合わせによって生まれると仮定した場合、知識の量が十b氏になると生み出せるアイディアの数は100倍以上になる。
■アイディアの質は量に依存する。
■過去の創造物に関する研究の多くが質に最も大きな影響を与えるのは量だということを明らかにしています。
■ピカソは2万点の作品を、アインシュタインは240本の論文を、バッハは毎週カンタータを作曲し、エジソンは1000件以上の特許を申請した。
■イノベーターは成功したから多く生み出したのではなく、多く生み出したから成功した。
■濫読の時期のなかった人は大成しないと極言してもいい。濫読のいいところは、書物の方で自分の資質を教えてくれるということ。
■人より秀でた存在になる不可欠な条件は、人より余計に感じることである。感じなければ連想力が湧かず、連想力がなければ想像力も生まれない。
■深く鋭く読むべき本を見つけるために、大量の本を浅く流し読みする。
■時間というのは個人が自由に分配の意思決定をできる唯一の投資原子。
□アイディアを作る時間を意図的に作らないといけないなぁと。
□読んでて普通に楽しいけど、結局自分が何やるかという行動ですよね、ということですよね。
□いい本です。