私はつみきの会員なのですが…息子へのデスクセラピーは1日多くても1時間ちょい、大体45分くらい、少ない日は10分でした…(↑振り返ってなので、幼稚園入園後はデスクセラピー15分〜20分です…)
タイトル通り、ゆるっとABA療育、なんですよ…つみきの会会員の方でガチでデスクセラピーされてる方から見たら、ハァ!?って怒られそうですが…
私とつみきの会が接点を持ったのは、①つみきの会→②つみきの会提携ABA療育施設、ではなくて、逆なんです。
1歳8ヶ月頃(2020年2月)
主人も息子の自閉症の可能性を受け入れ、自閉症とは何か、どうすれば良いか、英文献を読み、ABAまたはESDMが良さそうと知りました。
同時期に、居住エリアの認可保育園に4月から入園可能のお知らせが…私は復職したかったので昨年から申請してたんですよね…。加配もつけずに。(申請時点では加配要るとか考えてもいませんでした)捨てるには惜しいのでそのままに。
1歳10ヶ月頃(2020年4月)
居住県内でABA療育施設を探し、見学へ。
ESDMは見つけられず断念(噂で良いと聞き、電話で1年待ちします、と一応予約した施設が後に4ヶ月短期集中で通うESDM療育施設でした…巡り合わせに感謝!)
認可保育園入園、8日登園してすぐにコロナで閉鎖、仕事復帰も6月まで待機、となりました。
1歳11ヶ月(2020年5月)
退職し、どのコマでもいいから空いてるところに入れてほしい、と今通ってるABA療育施設に依頼。自費枠は空いてるとの事で、週3で通うことに。
(保育園枠は確保したままが良かったので、知り合いの職場に週3バイトの契約)
先生にデスクセラピーが必要、とロバース博士の論文にありますが、何をしたら良いですか?と質問。
デスクセラピーはまだ要らないです。逆模倣を取り入れて、沢山笑わせてあげて下さい。沢山遊んでみて下さい。なかなか笑わないと思いますが、体を使って、
①こちょこちょ
②タオルに子供を乗せて、そり遊び
③抱っこして、ぐるぐる〜ドン、と下ろす
…など身体接触多めな遊び方を学び
なので、この時期は…
デスクセラピー0
逆模倣や身体接触を取り入れた遊び2時間以上(毎日)
保育園週3…(だが、コロナ閉園の為実質0)
療育週3(火、木、土、10時から1時間、終了後は昼ごはん、昼寝、遊び)
↓参考までに
2歳1ヶ月(2020年7月)
第二子妊娠のつわり始まる…
つわりが始まりましたが、コロナも落ち着き7月から保育園は通常営業に。この頃、つみきの会を知り、通っている施設が提携施設のABA療育先と知りました…。先生に、つみきの会員になった方がいいですか?つみきBookを購入して家でもした方がいいのかと思いまして…と、相談。
先生からは…
今は焦らなくていい。それより1ヶ月で随分遊んだり笑ったり出来る様になりましたね!そっちの方が断然大切!今はまだ小さいから、少しの刺激で(ちょっとした高い高いで)すぐ笑ったりしてくれる。この時期は、外界に興味を持たせた方を優先し、逆模倣でどんどん発声もさせていった方が僕はいいと思う。
ただ、もし、お母さんが焦るならここでみた通りの事を復習として少しだけ、やってみて下さい。特にやってほしいのは、指の細かい模倣。都度宿題を出しますね。
この時期も…
デスクセラピー15分くらい…
(指の模倣、例えば、ピースの指、お祈りする時の指を交互にした握り…お目目の指示で目を触れる事、など、療育先で苦手だな、出来てないな、という物を宿題として同じやり方で家庭でやりました)
逆模倣、身体接触を取り入れた遊び2時間以上(毎日)
保育園週3(月、水、金の9時から15時半)
療育週3 (火、木、土、10時から1時間、終了後は昼ごはん、昼寝、遊び)
2歳4ヶ月(2020年10月)
幼稚園も慣れて来て、少しずつ発語も出てきました。この頃は2020年5月頃と比べると、本当に目つきが変わったな、と感じます。
何というか、療育開始前はボーっとした目つきで…本当に外の世界に興味がないんだろうなぁっ自閉って字の如くやん…と感じてましたが、目つきに生気が出てきて、楽しそうに過ごし出しています。療育先のセラピーも素直にどんどん吸収していき、家庭での会話も、一語文ですが、やりとりが増えてきた頃です。
ただ、療育先に躾はしなくていいのか?(ダメな時にダメと言わなくていいの?)と質問すると3.4語文出るまでは、躾不要。躾したって親の満足で本人に伝わってないから(理解してない)。それよりも今やってる、遊びを中心にした、外界への刺激、親と遊ぶ事を続けてほしい、と言われました。外界への刺激、人と遊ぶ事を学ぶと、自己刺激(手のひらをひらひらさせたり)の予防になるし(一旦始まるとやめさせるのが難しい為)オモチャを1列に並べるしか出来ないのを、少しづつ治せるから(息子は並べまくってました…)
この頃は…
デスクセラピー30分〜1時間
(この頃は既に療育先の方法も見よう見まねでうまく出来る様になり、何より息子が療育先でセラピー好きになってくれたので、家での宿題が捗りました。内容は相変わらず療育先と同じ課題で、模倣、受容的命名、表出的命名、物を使った指示、色×物、…等です)
逆模倣、身体接触を取り入れた遊び2時間以上(毎日)
保育園週3(月、水、金の9時から15時半)
療育週3 (火、木、土、10時から1時間、終了後は昼ごはん、昼寝、遊び)
2歳6ヶ月(2020年12月)
妊娠7ヶ月に入り、遊び課題が厳しくなってきます…。先生につみきの会に入会して、つみきBookを購入し、体を使わない課題をしたい旨を伝えました。
いいですよ〜と言われ入会。何故、止めてたの?とさりげなく聴くと…。(もしかしてつみきの会入会したら先生の施設に来なくなってお客が減ると心配したのかな、なんて疑ってたんですよ、私…最低だな…)
すると、意外な答えが…。
ママ達のするセラピーは、正直、つみきBookを読んでも上手くいかない(下手)なところもあって、子供がセラピー嫌いになってしまうんですよ。特にママは感情的になりやすく、何度か間違えると顔が怖くなる、子供はやはりそれを察知します。するとセラピーが嫌になって、ここでのセラピーも嫌になる。また、強化子もふんだんに使うべきなのか、まびくべきなのかも、やはり本だけでは分からないところが多いと思う。何にも知らずにここにきた方には、自宅セラピーはここでマンツーマンのセラピーを見て学び、少しづつ家でやって貰った方がいい、と僕は思うところがあって…、とのこと。
確かになぁ、それでかぁ、と
私はつみきの会を知らずにここに通い、先生達のするセラピーを1時間みてノートに書いて、お母さん少しやってみてって言われて、先生から、そこ違います、そう、それ!うまく出来ましたね〜!とかペアレントトレーニングを知らず知らず受けて宿題の持ち帰りだったなぁ…と。
ただ、お腹の大きさもあり、それならつみきBook購入してみて、やれそうなところを先生と相談して無理なくやることにさせて貰いました。
デスクセラピー30分〜1時間
デスクセラピーと書いてますが、お腹も大きい為、ダイニングに相対して座り、つみきで何か作ったり、パズルしたり…が多かったです。
逆模倣や身体接触を取り入れた遊び1時間以上(毎日)(妊娠後期に減りました…)
保育園週3 (月、水、金の9時から15時半)
療育週3(火、木、土、10時から1時間、終了後は昼ごはん、昼寝、遊び
こんな感じで、第二子出産まで過ごしてました。個人的意見ですが…必ずしもデスクセラピーに固執しなくてもいいのかな、と思います。
その子が何が弱いか…を1番見抜けるのは、先生でも誰でもなくて親な訳で。
その情報を先生に伝えて、家で何をすべきか作戦を一緒に練ればいいのかな、と。その都度家庭で可能なレベルを伝えつつ…。
あまり無理して、お子さんがセラピー嫌いになったら、なかなか戻すのも大変ですしね…。(親のやる気も下がっちゃうし…)
やるのはゆる〜く、でも課題分析はしっかりと、やっていくと成長が早いような気がします
何を継続するか、は何分継続するか?より大切で…。受験勉強に似てますが、何が課題で、優先順位をどうつけるか、も1度検討する事をオススメします。