↑この続きです。
癇癪対応を纏めると…
癇癪の定義
言葉でやりとりしてる間は癇癪ではない(赤がいい!お友達には赤あげない!とかを大声で主張してるのは癇癪一歩手前)泣き始めて、言葉でのやり取りが不能になった際に癇癪、と判断する。
癇癪が起きたら…
部屋の隅に子供を追いやり、出させない。
絶対に出させない。
具体的には、子供が部屋の隅に背を向け、大人がそれを相対し、体で出ようとするのをブロックする。この時、身体的に押さえつけたりするのはNG。
(息子の癇癪時、療育施設のベテランの先生と中堅の先生が対応してくれました。最初に中堅の先生が対応してる際に、息子が横の隙間から逃げました。ベテラン先生は、逃がさない!何やってるんだ!逃してまた捕まえてたら、それこそ強化(構ってもらって遊んでると子供は判断する)になるだろう!と怒ってました…)
…で、子供が自ら泣き止むまで、話しかけない。ごめんなさい、トイレ行きたいとか言っても、泣き止んで、落ち着くまで、対応者は反応しない。
誰が対応する?
出来れば、第三者がベスト。親がこの対応をすると、端に追いやった際、子供が親に抱きつこうとする可能性もある。抱きついた状態では、癇癪対応としてはダメ。今回は療育先の先生(息子から見たら抱きつきたい対象ではない)が対応してくれ、良かった…。
第三者が対応する時、親の立ち位置は?
子供から見える位置で、声が聞こえる場所にいる。子供を決して見ない。携帯でも触って、まるで子供がそこにいないかのように振る舞う。(子供が、パパ助けて〜!と言っても、完全無視。息子の時も、ベテラン先生からお父さんはここに座って携帯でも触ってて。でも絶対息子さんを見ないで下さい、と言われてました。)
理由は…
子供が、パパが聞こえてないのか?と思うと余計声を出す。聞こえる距離だけど、聞いて貰えない、を実感させる為。目を合わせてはいけないのは、目合わせ自体が子供への反応になり、せっかく落ち着いてきていても、目が合うと、泣けば反応してくれる、と火に油を注ぐから。
癇癪対応中、寝落ちしそうになったら?
最小限に触れ、起こす。寝落ちさせない。寝落ちすると、自分で感情コントロールできた経験にならず、それまでの時間が水の泡…。
癇癪が落ち着く、とはどんな状態か?
これが、私自身まだ見たことがないので気になるところです。教科書的には、落ち着いた時、とあるのですが、落ち着いて何分後くらい?とナゾ…。見ていたパパから聞くと、本当に子供が感情コントロールして、スッキリしてるのが分かる、と。
2時間泣き通して、ずっとパパ助けて、とか、○○先生、意地悪しないで!って言ってたけど、いつもの息子に戻って、パパ帰ろうって自分から言ったんだよ。本当に。何事もなかったかのように…と。
なので、私は見たことないのですが、観察しているときっと落ち着いた、もう大丈夫、というラインが見えるんだと思います。逆を言えば、落ち着いたかな?どうかな?と思ってるあたりはまだダメで、そこで声をかけると逆効果なんでしょうね…。
癇癪はどれくらいで治る?
平均3ヶ月で治る。消去バーストと言って、消去しても波がくるのですぐには治らない、消えない。しかしながら最初の時より癇癪が起きても早く治ったり、その癇癪度合いが弱まりながら頻度が減って消えていく。言葉が出ており、知的に高い場合は、一度でなくなるケースもある。
ただ、本当に癇癪を治そう、消そうとする場合は、①時間に余裕がある時(初回対応時は平均2〜3時間は自分で泣き止むまでかかる)②1度始めたら、絶対にやり切る覚悟をもつ、を念押しされてます…。
教科書やネット上では読んだことがあっても、実際本当のところ、どうやるの?という癇癪対応を学べてよかった…。見てる親としてはツラいけど、家でどうやればいいのか?右往左往するより、ABA療育施設で、ABAの原理に則り、対応して貰えたことは本当にラッキーなことなんだろうな…と思います。
悩んでる方も多いかも、なので、詳細に纏めてみました。
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