『始まりは突然に』 幸村精市 夢小説 | 腐女子妄想 夢小説 アルカディア~理想の世界~

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このブログはテニスの王子様中心の夢小説を書いてます。
底辺なので誤字、脱字、不自然な表現などがあればどんどん言ってくださいね。主は詠魅唄舞歌(よみうた まいか)と申します。
気軽に舞歌と呼んでくださいね。
アメ申、メッセ大歓迎なので!よろしくお願いします!!

柳目線・・・・


屋上での出来事から数日、

あれから精市の様子がおかしい・・・・


部活をしている間でも、休み時間でも、ふと精市を見てみると

下を向きながら何かを考え込んでいる・・・・


一体どうしたのだろうか?


ここは精市に直接聞いてみなければいけないか・・・・

だがヘタに精市に触れてしまうと、後々厄介なことになってしまうのは

長年の経験上、その辺はわきまえているつもりだが・・・・


まったく、この世に精市以上扱いにくい人間などいないだろう。



とりあえず部活内で聞くのはまずいな。

ほかのレギュラー部員にきかれてはまずい。

特にうちのペテン師には・・・


よしっ。今日の昼休み聞いてみるとするか・・・・


まさかとは思うが精市が夜雲に・・・・


まぁそれはないだろう。


男子「やなぎー!次移動だぞ?俺日直だから鍵閉めてーんだけど、

お前まだ出ないのか?出ないなら鍵しめてくれよ。」


おっと、俺も行かなくては・・・・


柳「すまない。またせたな。俺が閉めていくから鍵を置いて行ってくれて構わない。」


男子「りょーかい。お前は遅れないと思うけど、遅れんなよ。」


柳「わかっている。」


男子「じゃな。」


そろそろ行くか。

夜雲については俺も興味深いところがある。

精市とどうなるのか、楽しみだ。


柳は一人笑みを浮かべると、教室の鍵を閉めて理科室に向かった。



それを一人影から見つめる人物に気づかずに・・・


仁王「ほーう。なんかたくらんどるようじゃのう。うちの参謀は。」


まるで獲物を見つけたような狼の目で柳の背中を見つめていた。

そして意味ありげな笑みを浮かべ


仁王「さて、俺もいくとするかのぅ。」


と自分の教室へと戻っていった。


~END~