実は昨年末見た「美しい彼」というドラマにはまってしまいまして(笑)。
最初は、ドラマ化決定というツイートが流れてきて「美しい彼」の美しさにびっくりしたのがきっかけでした。
LDHにこんな綺麗な子がいたのかとびっくりした。
原作は読んだことなかったのですが本屋大賞を獲った人だよなと思って何気なく読んだら面白くて思いっきりはまってしまった。
その後ドラマを見てますますずぶずぶと。
その間に何気なく彼の所属するFANTASTICSのMVを見たらめちゃめちゃスタイリッシュでかっこよくてずぶずぶずぶずぶ。

気がつけばFC入ってましたわ(笑)。
まさかこの私がEXILE系にはまるとは(町田くんで半分はまっていたけれどw)。

しかし、はまった時はすでに関西圏でのコンサートのチケットは取れなかったのです。
その後、この舞台があるということでチケット取れたので行ってきました。
本当は最初はコンサートを観てみたかったんですけどね。

前置き長い(笑)。

FANTASTICSの中でリーダー2人(世界さん・佐藤大樹くん)はEXILEと兼任でEXILEのツアーに出ているのでこの舞台は彼ら以外のメンバーで構成されています。
私がはまったのは「美しい彼」の主役八木勇征くん(ゆせくん)です。
今回出演している他のメンバーは澤本夏輝くん(さわなつくん)、瀬口黎弥くん(れいやくん)、堀夏喜くん(なっちゃん)、木村慧人くん(けいとくん)、中島颯太くん(そたくん)
その中でゆせくんとそたくんがボーカル、他はパフォーマーという構成です。
もう一人中尾翔太くんというメンバーがいたのですが、デビュー前にがんで亡くなっています。

だから、彼らは自分たちのことを8人組ではなく9人組と呼んでいます。
以上、簡単なメンバー紹介終わり。

前作は見ていませんが(DVDは受注生産で今は手に入らない)、前作同様お芝居の中に80~90年代のJ-POPを融合させるライブステージという触れ込み。
その中に大喜利やらコントやらかくし芸披露も混ぜ込んだショーです。
正直言って芝居以外の部分、ライブパートや大喜利などはとても楽しかったです。
大喜利は涙出るほど面白くて大笑いしたし、またとにかくライブパートが良かった。
とりあえず自分用の覚書としてセトリ書く。

●あなたに会えてよかった
●夏祭り
●そばかす
●HELLO
●MajiでKoiする5秒前
●YELLOW YELLOW HAPPY
●楽園ベイべー
●プラスティック・ラヴ
●真夜中のドア~Stay With Me
●ガラガラヘビがやってくる
●真夏の夜の夢
●TRUE LOVE
●LOVE LOVE LOVE
●Body&Soul
●若者のすべて
●ら・ら・ら
●LA・LA・LA LOVE SONG
●愛は勝つ
●銀河鉄道999
●Choo Choo Train
●WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーヴメント~
●学園天国
●サンタモニカ・ロリポップ
●M.V.P

最後の2曲が持ち歌で、それ以外は全部カバー。
ほとんどの曲は彼らが生まれる前の曲です。
彼らが生まれてからの曲って「楽園ベイベー」と「若者のすべて」くらいじゃないだろうか?
そして私はほとんどの曲知っています(笑)。

実は「プラスティック・ラヴ」と「真夜中のドア」は知らなかったのですが、
いちばんパフォーマンスとして気に入ったのはこの2曲の流れ。
こう見ると女性ボーカルの曲が多いのですが、ツインボーカルゆせそたの透明感ある優しい歌声に良く合っていました。
「そばかす」と「MajiKoi」はめちゃめちゃみんなアイドルで可愛いし、「LOVE LOVE LOVE」の優しい歌声も癒される。
TVで披露した曲は振付が誰か発表されているのですが、他の曲が誰振付したのか知りたい。
「そばかす」は絶対けいとくんだと思う(笑)。
「プラスティック・ラヴ」はエモいのでさわなつくんかな(なんとなく)。
「楽園ベイベー」はラップパート担当しているれいやくん?と色々想像していると楽しい。
ガラガラヘビと楽園ベイベーは単純にノリノリで楽しい。
色んな曲を歌い踊る6人が素敵でこれだけでもカバーコンサートできそうだし、アルバムも出してほしいくらい。

応援グッズにタンバリンとリングライトがあったのが面白かった。
タンバリン付チケットとそれ以外のチケットがあってそれ以外を買ったのですがタンバリン付にすればよかったとちょっと後悔。
物販でもあったのですが即完売していたらしいですし。
リングライトは買っていたので使ったのですが、これを使うと普通のペンライトと違って拍手や手拍子ができるということに会場に入って初めて気づきました。
そう考えるとタンバリンもこのご時世、観客が声を出せないからこその苦肉の策か。
ただ、ずっとタンバリンを持って静かに座っていてもちょっと動くたびにしゃんしゃんと音が鳴るのが面白かった。
曲ごとにタンバリンOK/NG、リングライトOK/NGが画面で指示出されて(リングライトは色指定がある曲もあり)必死にライトつけたり消したり色変えたりするのも楽しかったです。

で、芝居なんですがあらすじとしてはゆせくんが大学生の純太と本人役の二役、純太となっちゃんのお母さん(聖花)が恋に落ちるのだがことごとく邪魔が入ってさてどうなる?というもの(雑)。
いや、本当にこれだけなんで。
結局純太とお母さんくっついちゃって結婚式して、結婚式で仲間たちがかくし芸して祝うんだけどゆせくん(役)どこ行った?

一人二役の意味は?ってなる。
あらすじ見た時も思ったけど、実際に見てももともとなっちゃん主役だったんだろうなというのが感じられた。

ゆせくんが清居でバズったから無理矢理入れた感じ。
なっちゃんの細やかな演技良かったな。

ゆせくんは純太の時はボソボソ声だったけどきっちり後ろまで通っているのはやはりボーカルだからか。
どこでひかれあったのか(きっかけは描かれていたが)、そして母と息子があまりにも淡白な関係でこの感情移入できない脚本でのクライマックスシーンでは本当に3人とも頑張ったよとなる。
ゆせくんは大泣きした演技からの「ら・ら・ら」で歌い出しで涙拭うのに必死だったのが印象的。
ゆせくん主役、なっちゃん2番手という立ち位置だったけど、実はおいしいのは他の4人だった(苦笑)。
そたくんがつっこみ役で他の3人は色んな所で邪魔する役割なんだけど、特にれいやくんがおいしかった。
間がすごくいいのでちゃんとした脚本演出で芝居させてほしいと思うくらい。
純太の同級生の女子3人組「女子ックス」も可愛くて面白かったし、純太と聖花がバーベキューしている時に邪魔する蜂3人組「ファンタ蜂ックス」も面白かった。
蜂たちは純太に変顔や物まねや一発ギャグなど無茶ぶりするんだけど、純太も反撃して指名していくのは純太じゃなくてゆせくん本人に戻っているわ(笑)。
特にゆせれやはやられたらやり返す精神w
たまたま、さわなつくんが指名されなくて明らかにほっとしているのを後ろに控えているそたくんが「さわさん、安心したらあかんよ」とつっこむのも面白かった(後でゆせくんが当ててたけど)。
一発ギャグは色んな人に助けを求めるのですが、みんな不発で最後に「大阪住之江の人助けて」と後ろのそたくんに助けを求めるのが面白かった。
その前の大喜利で住之江ネタが出たから(笑)。

大喜利とは。
芝居進行中に唐突にお題出されてみんな答えるというもの。
ここは完全に回替わりなようなので絞り出すの大変そうだな。
つっこみはなっちゃんの叔父さん役のオジンオズボーン篠宮くんが務めます。
そのための芸人さん枠だったのか。

お題は全公演同じ。
「聖花が純太にもらって嬉しかったプレゼントは何?」
「聖花が純太にお花を渡されたときに嬉しかった一言は?」
「聖花と純太が色々出かけて思い出を作った、いったいどこへ行って何をした?」

2番目のお題は、純太として控えているのでゆせくんだけ不参加。
「もらって嬉しかったプレゼントは何?」でそたくんが「御堂筋線乗り放題券」と言ったのがいちばん面白かった。
篠宮くんに「颯太、どこ出身なの?」と聞かれて「住之江です…だから四ツ橋線」「じゃあ四ツ橋線でええやん」のくだりがご当地ネタで楽しい。
ゆせくんのネタでいちばん面白かったのは思い出作りのお題で「大たこで横入り」。
「あかんやろ」とつっこまれて「やだー、お腹空いたもーん」と駄々こねるのが可愛かった。
「子供か!」と篠宮くんに続いて「子供や」とつっこむそたそたw
他にもみんな、りくろーおじさんやらご当地ネタ入れてくれてありがとう。

かくし芸コーナーはこのために結婚式をストーリーに入れたのねという感じでした。
いちばんかっこよかったのはなっちゃんのアーチェリー、あれはかっこいい。
ゆせくんはテーブルクロス引きで昔かくし芸大会で堺正章さんとかがやってて見たことあるなあってもの。
これは成功していたけれど、団体芸では飛びぬけてぽんこつだったのが可愛かった(甘)。

客層はやはり若いなと感じました。
最初ちょっと帰りたくなったけれど(笑)、楽しまなきゃ損損と開き直った。
ゆせくんが聖花役の鈴木杏樹さんをバックハグしただけで、ひゃあという声にならない悲鳴がそこかしこで聞こえてきて客層若いなあと改めて思ったけどw。
こういう反応、普段観ている舞台では出てこないので新鮮でした。
ドラマではもっと色々アレコレやっているやん(笑)。

そうそう、バックハグ=あすなろ抱きというのと、杏樹さんがあすなろ白書に出た時の役名が今回の役名と同じ「せいか」だったのはオマージュですかね。
主題歌だった「TRUE LOVE」もセトリに入っていましたし。

上演時間2時間20分、この日は(笑)。
アドリブ入れすぎたらもっと時間かかりそう。
初めて生の彼らを観ましたがみんなキラキラしていて可愛くて来て良かったと思いました。
欲を言うともっとちゃんとした脚本演出でがっつりした芝居も見てみたいと思います。
彼らのポテンシャルに頼りすぎ。
あくまでもショーとして観に来ましたけどね。

 

これがリングライト。可愛い。

後ろはこうなっています。

 

劇場出たら配られた。即予約した(笑)。

この衣装が生で観られたのが嬉しかったです、可愛かった。

 

 

 

 

久しぶりに関西にオペラ座が来ました。
というわけで、今季初オペラ座です。

直近で観たのが京都。それ以降演出が変わっていると聞いていましたし、
キャストも私が観るのはお初な方がほとんどでどんな感じかなと思っていました。
評判通り、確かに心情表現がストレートになったと思いました。
そのかわりおどろおどろしさや耽美さは薄れたような気がします。
意外に以前見た時にうるさく感じた墓場での三重唱やボートでの影コーラスはあまり気にならなかったのはなぜだろう。

清水ファントム紗衣クリス迪ラウルみな初見でしたが3人とも熱かったです。
三重唱は暑苦しいくらいw
清水ファントムの歌声好きです、すっと入ってくる感じで。
もう少しひっかかりがあった方がいいかなとも思いましたが聴いていて心地いい。
紗衣ちゃんは歌うまいでしょうまいでしょとガンガン攻めてくる感じ。
ずっとガンガンと強いのであれは本人の演技プランなのか演出プランなのかわかりませんが少し浮いているようにも感じました。
迪ラウルは、アルプなど写真で見た時はそれほど感じていなかったのですが、動いている方がずっとハンサムさんでした。
イケメンや男前というより「ハンサム」。
いや、ときめくわ、あれは。
ラウルはときめかせてなんぼなので正解(いちばん正解なのが石丸さんだったのは譲れないが)。
時々イッセイタカハシに見えて仕方なかったけどw
増田平良支配人ズは安定していて素敵でした、イケオジ好き♪

実は今回妹と一緒でした。
いつもぼっち観劇なので、連れがいるのはどれだけぶりだろうか。
妹はこの劇場でアイーダを観て以来の観劇。それからしばらく色々あったのですが今回オペラ座なら行きたいということでチケット取りました。
あまりにも久しぶりすぎて自分のことより妹が楽しめたかがいちばん気がかりだったのですが、「すごく楽しかった」「みんな歌がうまかった」と言ってくれたので本当にほっとしたし、嬉しかった。
人と一緒に観るという感覚も久しぶりで私も楽しかったです。
久しぶりに大きなオペラ座看板をバックに自分たちの写真撮ってしまったくらい浮かれてしまった(一人だと絶対やらないというかできないからw)。


さて、次はどのファントムが観られるかなあ。
楽しみです。

 

ここで自分たちの写真撮った(笑)。

 

オペラ座のタングちゃん。

 

入り口入ってすぐのところ。

 

本当は幕間に撮影したい(許可されているのは開演前のみ)。 

 

 

なんとこれが観劇始めです。
もう3月や(笑)。

本当は1月にチケットは持っていたけどあまりの感染者数の多さでキャンセルしたんです。
(ちなみに「こそあど」豊中と「マーダーフォートゥー」)

ロボ庭は配信で以前観ました。
その時のキャストとはだいぶ変わっているのでどのように違うかを楽しみにしていました。
配信で見た時はタングは可愛いけれどストーリーにはまれなかったというのが正直な感想です。
ぼんぼんニートがロボットを直すために世界を旅するだけの話といえばそうだし、ラストで子供が生まれてめでたしめでたしとなるのもご都合すぎといえばご都合すぎ。
そして着いた街で出会う人たちのダンスシーンが見どころですよって感じかなと(尺長いなと思ったけど)。

しかしながら実際生で観たら思ったより感動した。
キャストの違いというよりやはり配信では伝わらない部分というのは大きいのだと感じました。
やはりストーリーはつっこみたいところ多々あれど、主人公の成長や夫婦のお互いへの想いなど伝えたいだろうというところは伝わった。
主人公の気持ちを共有できるところが生のいいところだなと改めて思いました。
いや、ぶっちゃけ最前だったので特にね(笑)。
コロナ以降列を開けていない最前は初めてだったので少し怖かったですが。

主人公夫婦(ベンとエイミー)は配信で見たのは田邊さんと鳥原さんでしたが、今回は山下くんと美南ちゃん。
山下ベンは田邊ベンよりダメダメっぷりがすごくてなんでエイミー結婚したんだ?と思いましたが、
2幕の回想シーンでのコルクのくだりではああ、こういうところにエイミーが惹かれたんだねと納得しました。
決して派手ではないけれどしっかり他の人の芝居を受け止めるけぴが良かったです。
美南エイミーは華やかで仕事もできて、でもずっと満たされていなくてという葛藤が良く見えました。

ますおさんは本役では2幕のラストからの登場なのでそれまで色んな役をやっていました(笑)。
お父さんに機長さんにサラリーマンに。
本役のボリンジャーはやはり悪役似合うなと思った。
しかも自分なりの正義があって悪だと思っていないところが巧い。
烈子さんも大活躍で目が離せなかったしなんといっても本城さんでしょう?
いったいどれだけの振り幅があるのだ(笑)。
配信でも驚いたけどカイルの鳴き声うますぎない?

最後にタング。
やはりこの舞台はタングの可愛らしさ、いじらしさが全てだと思っています。
タングを動かすのは男女ペア、特に男性は腰が大変じゃないかなと思います。
配信で見た時は千紘ちゃんの相方は洋くんで、洋くんがメインでセリフをしゃべる方だったけれど、
今度のペアでは千紘ちゃんの方がしゃべる方だとは知らなくて最初違和感がありましたけどすぐ慣れました。
タングのわがままぶりが本当に可愛かった。
プーレーミーアームーとかドライブーとか。
タングも旅をしている間に成長している様が見受けられて本当にいじらしい。
そして近くで見ないとわからないでしょうが、目の動きが細かいんですよね。
その部分に見入ってしまいました。
タングちゃん連れて帰りたい。


うん、やはり生はいいなと思った。

 

最後に色んな所にいたタングちゃんを。

 

舞台上のタングちゃん。

劇場のタングちゃん。

劇場のタングちゃん(でいいのかな?)

ホテルグランヴィアのタングちゃん。

伊勢丹レストラン街のタングちゃん。