なんとこれが観劇始めです。
もう3月や(笑)。

本当は1月にチケットは持っていたけどあまりの感染者数の多さでキャンセルしたんです。
(ちなみに「こそあど」豊中と「マーダーフォートゥー」)

ロボ庭は配信で以前観ました。
その時のキャストとはだいぶ変わっているのでどのように違うかを楽しみにしていました。
配信で見た時はタングは可愛いけれどストーリーにはまれなかったというのが正直な感想です。
ぼんぼんニートがロボットを直すために世界を旅するだけの話といえばそうだし、ラストで子供が生まれてめでたしめでたしとなるのもご都合すぎといえばご都合すぎ。
そして着いた街で出会う人たちのダンスシーンが見どころですよって感じかなと(尺長いなと思ったけど)。

しかしながら実際生で観たら思ったより感動した。
キャストの違いというよりやはり配信では伝わらない部分というのは大きいのだと感じました。
やはりストーリーはつっこみたいところ多々あれど、主人公の成長や夫婦のお互いへの想いなど伝えたいだろうというところは伝わった。
主人公の気持ちを共有できるところが生のいいところだなと改めて思いました。
いや、ぶっちゃけ最前だったので特にね(笑)。
コロナ以降列を開けていない最前は初めてだったので少し怖かったですが。

主人公夫婦(ベンとエイミー)は配信で見たのは田邊さんと鳥原さんでしたが、今回は山下くんと美南ちゃん。
山下ベンは田邊ベンよりダメダメっぷりがすごくてなんでエイミー結婚したんだ?と思いましたが、
2幕の回想シーンでのコルクのくだりではああ、こういうところにエイミーが惹かれたんだねと納得しました。
決して派手ではないけれどしっかり他の人の芝居を受け止めるけぴが良かったです。
美南エイミーは華やかで仕事もできて、でもずっと満たされていなくてという葛藤が良く見えました。

ますおさんは本役では2幕のラストからの登場なのでそれまで色んな役をやっていました(笑)。
お父さんに機長さんにサラリーマンに。
本役のボリンジャーはやはり悪役似合うなと思った。
しかも自分なりの正義があって悪だと思っていないところが巧い。
烈子さんも大活躍で目が離せなかったしなんといっても本城さんでしょう?
いったいどれだけの振り幅があるのだ(笑)。
配信でも驚いたけどカイルの鳴き声うますぎない?

最後にタング。
やはりこの舞台はタングの可愛らしさ、いじらしさが全てだと思っています。
タングを動かすのは男女ペア、特に男性は腰が大変じゃないかなと思います。
配信で見た時は千紘ちゃんの相方は洋くんで、洋くんがメインでセリフをしゃべる方だったけれど、
今度のペアでは千紘ちゃんの方がしゃべる方だとは知らなくて最初違和感がありましたけどすぐ慣れました。
タングのわがままぶりが本当に可愛かった。
プーレーミーアームーとかドライブーとか。
タングも旅をしている間に成長している様が見受けられて本当にいじらしい。
そして近くで見ないとわからないでしょうが、目の動きが細かいんですよね。
その部分に見入ってしまいました。
タングちゃん連れて帰りたい。


うん、やはり生はいいなと思った。

 

最後に色んな所にいたタングちゃんを。

 

舞台上のタングちゃん。

劇場のタングちゃん。

劇場のタングちゃん(でいいのかな?)

ホテルグランヴィアのタングちゃん。

伊勢丹レストラン街のタングちゃん。