毎夏の恒例だったFOIに行ってきました。
「だった」というのは、コロナ禍のため2020年は中止。
2021年は海外スケーターが来日できず日本人スケーターのみでの開催。
今回、3年ぶりの海外スケーター参加、3年ぶりの大ちゃん参加、そして3年ぶりに私が参加です(笑)。

全体的な感想としては非常に洗練されたショーだったように思います。
スケーティングがうまい、情感があるスケーター勢揃いでみんな見応えありました。
ただ淡々と自分のプロ滑ってはい次という感じではなく、それぞれが彼ら彼女らにしか表現できない世界を持っていて非常に魅せられました。
その中でもステファンとシェイリーンは突き抜けていた。
そして今回いちばん印象に残ったのはさっとんこと知子ちゃんでした。
引退後初めて観たけど他に引けを取らないプロスケーターでした。
コラボも素晴らしかったのですが(後述します)、ソロのフラメンコが彼女にしか表現できない世界というもので魅せられました。
他の大人スケーターもみんなもちろん素晴らしかったけれど子供スケーターも良かった。
Dear kidsコーナーはアイスダンスのちびっこカップルだったけど、全編古畑任三郎だったのが面白くて可愛かった。
叫べないけどおそらくみんな心の中で可愛い可愛いと叫んでいた筈。
古畑任三郎自体知らなかっただろうに(笑)。

そしてコラボプロがどれも素晴らしかったです。
その中でもラストのミス・サイゴンが素晴らしかった!新横が帝劇になった。
ステファンが参加しているからかどうかわからないが、全体的にステファン座長の「Art on ice」に雰囲気が似ていました。
サイゴンはまずさっとんがソロ、それから「サンアンドムーン」でさっとんキムとステファンクリスがロマンチックに滑った後、しーちゃんキムが「命をあげよう」で情感たっぷりに滑るという流れ。
1つのドラマを見ているようでした。
これはミュージカル好きでスケート興味ない人にも見てほしい。

他のコラボも素敵だったがシェイリーンとジェイソンのリバーダンスがとにかく良くてあがった!
元々リバーダンス好きだけど、どっちを見ていいか悩む出来。

大ちゃんはジェレミーとのコラボ。
始まる前にスマホライトつけて盛り上げてくださいねというアナウンス。
私は予習しないで行ったから知らなかったけれどみんな早々にスマホライト用意していてさすがだと思った(笑)。
既に初回とゲネプロやっていてみんな知っているんですよね。
客席でライトが光る中で2人の滑りがとにかく美しかったです。
抽選会の時でもライトの中滑るの気持ちよかったと大ちゃん言ってた。

その抽選会参加メンバーはしーちゃん、大ちゃん、美姫ちゃん、しょうま。
固定メンバーだったんでしょうか。
しょうまだけ普通の靴だったけど、調子悪かったのかな。
フィナーレも途中から参加していたし。
とにかくしょうまがマイペースで面白かった。
お兄ちゃんお姉ちゃんたちは可愛いなと思ってそうなのが可愛い。
そしてわかっていたが何も当たらなかった(笑)。

あっそうそう、美姫ちゃんが髪の毛ゴールドになっていたのもビックリしましたが、ソロの衣装もゴールドで全身ゴールド。
こんな格好似合う日本人スケーター美姫ちゃんくらいや。
ゴージャスで滑り含めてもやっぱり華があるんですよね。

かなだいのRDラテンがすごい、すごすぎるという評判だけは聞いていたのでいちばんの目当てはそれでした。
しかし、この回にやったのはEXナンバーだった。

聞いてないよーーーー!!

いや、複数回観るなら違うプロも観られてお得だなと思ったのですが今回私が観るのはこの回だけだったのね。
このプロ自体非常に凝っていて悪くはない、悪くはないんだけど。

ラテンが観たかったんだよーーーー!

そして、今回のショーでソロパフォーマンスがない大ちゃんを初めて観ました。
他のスケーターの素敵な演技を観れば観るほど大ちゃんもソロで観たい!と痛烈に感じました。
アイスダンスも悪くないんだけど、やはり強烈に惹きつけられるのはシングルなんだよなと。

だからショー自体は満足なんだけど、大ちゃん的には少し消化不良なところがありました。

今回休憩含めて3時間ありました。
会場はめちゃくちゃめっちゃくちゃ冷えていて、出た瞬間外気の暑さで自分が溶けてしまうような感覚に陥りました。
お風呂に入ってやっと温まったけどしばらくは冷えている感じが残りました。
寒暖差激しい夏の方が実はツライ(笑)。

 

 

アッキーと藤岡くんの歌が聴きたくて行きました。
特に藤岡くんは前回喉を傷めて出演できなかったのでリベンジなのであります。

全国ツアーですが、出演者が場所によって微妙に違う。
今回、大阪が最多の7人編成。
だからか、他よりも曲数も時間も多かったみたいですね。

女性1人というのが決まりなのかなと思ったのですが、せっかくのコラボなのでもう少しデュエット欲しいな。
なので、男性6人女性1人だと女性に負担かかるので今回のように7人だったらせめて男性5人女性2人の方がバランス良かったのではと思いました。

セトリは画像の通り(略)。
ミュージカルコンサートの定番をあえて外したようなセトリだと思いました。
ジャージーボーイズの話をあれだけしていて、1曲もなかったのもあれれ?でした。
正直、特に一部は未見(未聴)曲も多くてやっぱりちょっとついて行けなかったところも。
あとは、微妙にこの人だったらこの曲聴きたかったなあというのも外れていたような気がします。

舞台でやっていない曲を歌うのもコンサートならではですが、やはり実際やっている曲だと役が染み付いていて聞きごたえあるなと思いました。
1789とかフランケンシュタインとか。
Wロナンのサイラモナムールは絶対舞台では見られないので贅沢でしたし、フランケンシュタインは1本舞台やったくらいの熱量で見ごたえありました。
ただ、これ未見だったらついていけなかったかも(特に後者は)。
「1789」では大阪公演の時休演日に徹平くんの実家へカンパニーのみんなが遊びに行ったのが楽しかったと加藤くんと話していたのが面白かった。
結構な人数で押しかけて最後には徹平くんの小さい頃の写真をみんなで見てたってめっちゃ友達やん(笑)。

ソニンちゃんは「Speechless」が良かったけど、コンスタンツェやキム聞きたかったなあ。
せっかく相手役もいるんだし。
藤岡クリスがまた聴けたのは嬉しかったです。
というかいちばんの目当てはここでした。
ライブでは聴いたことあってもやはり聞き応えありました。
舞台ではトゥイでしか観たことないですけどね。

「星のさだめ」は四季版の歌詞でした。
四季ちゃんアイーダやろうよ、アイーダ。
万里生くんのラダメスとソニンちゃんのアイーダはちょっとイメージ違ったけれど。
今回万里生くんが歌ったナンバーでは「anthem」が好きでした。

万里生くんと藤岡くんで歌った「ガイズ&ドールズ」は未見なのでいったいどういったシーンなのかよくわからないまま見ていましたが、藤岡くんも未見なまま歌っていたらしい(笑)。
譜面見てもどう歌えばいいかわからなかったけれど万里生くんと歌っているうちになんとなくつかんだとのこと。
そこで「輩感ある」とまりおくんにいじられる藤岡くんw
ギャンブラーピッタリと言われる藤岡くんw
最近共演ないねという話から万里生くんは貴族ばかりやっているからというのがおかしかった(笑)。
大阪公演がなかったので今日一日だけのガイズ&ドールズ大阪公演ですと言ってくれた万里生くんありがとう。
こういう気遣いは嬉しいですね。

闇広は、「そっちがルドルフなんかい?」としょっぱな思いました(笑)。
今回大阪のみの参加の演歌歌手辰巳ゆうとくんがトートでアッキーがルドルフ。
見た目可愛らしい感じなのですが意外に声が太いのは演歌で鍛えているからか。
意外性があって楽しく聴きごたえありました。

ゆうとくんはもう一曲ジャベールの「STARS」を歌っていましたが、こぶしはまわっていないけれどちょっと演歌っぽい歌い方。
もちろんうまいんですけどね。
終わってからのトークで発声の仕方とかがミュージカル畑の人たちと違うのに興味津々な万里生くん。
演歌の人はどうやってその発声法を身につけたのかと前のめりすぎてゆうとくんと観客が若干ひいていたのがおかしかったです(笑)。

アッキーはもちろんうまいんだけれど、病み上がりかどうかわからないですがいつもに比べると本調子ではないのかなと感じました。
フランケンシュタインでももっと声伸びるはずなのになと。

オープニングでソニンちゃんが藤岡くんをウーバーイーツと間違えたという話をしていたのですが、次の予定の告知をする際に藤岡くんがジャージーボーイズの後はウーバーイーツになりますと言ったことから、みんな最後にウーバーイーツになりますとオチをつけないといけなくなる流れに。
最後に回ってきた万里生くんが「初めて年末年始を大阪で過ごすことになりますが、お店が開いていません。どうしたらいいですか」。
そこでウーバーイーツだとみんなでつっこんで綺麗にまとめたのが面白かった(笑)、
あと、ジャージーボーイズにも出ている山野くんがコーラスだったんですが、後ろに控えめに立っているのを見て藤岡くんが前に出てくるように呼びよせるのはいい演出だなと思いました。
コーラスも仲間ですもんね。

16時半から始まり、終わったのが19時半過ぎでした。
休憩あったが長かったw
でも楽しかったです。
フェスは音響良くて改めていいホールだなと思いました(と、オリックス劇場を思い出しながら)。

ところで今回ちょっと(というかかなり)ビックリしたこと。
近くの席にいたゆうとくんファンの人がペンライト(2本持ち)とうちわを振っていました。
ペンライト(公式グッズっぽい)もジャニーズかと思うくらいキラキラで大きくてとても眩しかった。
これが舞台なら完全にアウトなんですけどコンサートだからどうなんだろうと思っていたら1曲終わった時点で他の人にやめてくれませんかと注意されていました。
注意されたからやめていたけど、注意されなかったらずっとこのままだったのかな。
どうやらその人だけではなかったようです。
普段行かないジャンルのところに行く時は自分も気をつけようと改めて思いました。
「ミュージカル全く興味ないけれどゆうとが出ているから来た」と大声で話していたのは完全にアウトですけどね(苦笑)。
彼自身はとても良かったのに残念でした。
周りの人たちほとんどミュージカルファンばっかりやで(苦笑)。

 

 

 

アナ雪は昨年末に観て以来2回目です。
エルサとアナのメインが2人とも前回観た時と違うのでまた印象違ってました。
これが初見なら十分満足できる出来でしたが、やはり岡本エルサと三平アナを先に観ていると比べてしまいました。
莉穂ちゃんも巧いのは巧いんだけど、瑞恵さんの迫力がすごすぎたので。
イチラスのレリゴーが終わってから放心してしまったのはやはり瑞恵さんだったな。
ただ、一瞬の衣装チェンジシーンでやはりテンションあがった。
拍手起きるのわかるわと思うけどあれいつものことなんだろうか(前回のことが思い出せない)。

アナも三平ちゃん観てなかったら十分満足したと思うんですが、三平ちゃんがアナそのものでしたからね。
正直、歌は町島さんの方がうまいです(笑)。
ただ、キャラが違う。
そして物語をひっぱっていくのはエルサよりもアナなのですが、その吸引力が弱い。
あとは、三平ちゃんの体幹すごかったんだなと改めて分かった(町島さんも頑張ってたけど)。

クリストフは北村くん。
バケモノで笠松くん観た時にも思ったのですが、真ん中に立ったことある人は違うなと感じました。
華があるんですよね。

ハンスは前回と同じくつかたくハンスでしたが、なんだか憎めないんですよね。
クズだけど(笑)。
本当にストーリー知らずに観ていたらあの裏切りはびっくりすると思うくらい前半いい人なんですよね。
ちょっとは伏線張っていてもいいような気はするんだけど。

オーケンは客いじり少なくてさっさと本編に入ったのでそういうのもありなのかと思いました。
本編もなんだかとっても普通で物足りない。
前回のよしつぐさんはかなりひっぱっていたし、未見の竹内くんは回ごとにアドリブ入れてきていたというらしいので、竹内くん観たかったよー。

ヒュッゲが前回2階だったので遠かったのですが、近くで見るとなんかもっといたたまれなくなってきた(笑)。
オーケンが滑っているので余計に尺長く感じたなあ。

英恵オラフは可愛い、とにかく可愛い。
持って帰りたい(前回と同じ感想)。

前日のバケモノも子役ちゃん使っているけれど、女の子の方がレベル高いんだなと思った。
男の子と女の子では競争率が違うからか。

とりあえずアナとエルサとも前回今回とで両方観られたので満足です。
単純に仕掛けに驚くし、歌もダンスも楽しい作品だと思います。
ただそれ以上でもそれ以下でもないんですよね。
次に観る時は大阪に来た時かな(いつになるんや)。

今回四季オンリーの遠征でしたが、やはり四季は統率が取れていて良いなと改めて感じました。
色々書いていますが3作品ともクオリティーには満足しています。
そしてはしごできる東京はいいなあと改めて思った(笑)。