3回目にしてやっと母モードからなんとかニュートラルに観られるようになりました。
いや、ちょっとは残っていたけど(笑)。

今回はジャスミンとジャファー様が初見。
そして、阿久津ジーニーとの組み合わせは初めてでした。

阿久津ジーニーが更にクセ強で、よくいっちー着いていってるよと思った(笑)。
とにかくアレンジが強い。
ただ、以前観た時に感じた「ジーニーではなく阿久津さんが面白い」ではなくて、ちゃんと「ジーニーが面白い」になっていた。
阿久津さんがどう出てくるかわからないから緊張している感はうけました。
それを思うと自由にやっているように見えたけどたっきージーニーとはリラックスしていたな。

奏絵ジャスミンは愛咲ジャスミンが親かな。
演技の切り口とかいろんな意味で似ていた。
アリエルの時は柔らかいメイクだったけどきりっとしたメイクなのも愛咲ちゃんにメイク教わったのかなと思う程似ていました。

ジャスミン以外で初見だったのがジャファー様なのですが、今まで見たジャファー様の中でいちばん弱いな。
深水さん自体は好きなんだけど、全然悪役っぽくない。
イアーゴちゃんが頑張って回している感じがしました。
そしてずーっと思っていたことですが、まっちーイアーゴちゃんって井戸田さんに似ている(顔がw)。

いっちーアルについて何か感想書こうと思ったが、可愛いしか出てこないなあ。
全然冷静に見られてないわw
いっちーアルは奏絵ジャスミンとだと更にピュアピュアでした。
実年齢ひと回り差とは思えない程違和感ない(それは言ってはいけないw)。

久しぶりにいっちーと目が合うくらい近い席だったが(アラジンでは初めてかも)、どちらかというとリオさんの方がよく目があった(おや?)。
表情が良く見えたのですが、本当に細かく表現しているんだなというのがわかりました。
「君を手放せない」というところでは、ジーニーを自由にしてやりたい、でも自分を守るためには仕方ないという葛藤、複雑な心情がすごく伝わる。
本当に泣きそうな顔していてきゅんとなった。
うん、どちらかというとジャスミンへの恋心よりジーニーとの友情にきゅんときましたね。
ジャスミンとは最初から最後までラブラブやんと思ってしまったけど、ジーニーとは気持ちが通じたり離れたりでちょっとハラハラしたからかもしれない。
可愛すぎてきゅんです。
(カテコでもアルジャスジーニーが「きゅんです」やってて可愛かった)

歌い方はいろいろ工夫しているのかな。
最初の「自慢の息子」が調子悪く感じたが、もしやアレンジ入れようとしている?
ただ、イチラスのリプライズがすごく良かった。
気持ちがめっちゃ伝わってきてうるっときました。
入り込んで観てしまいました。

全体的に思ったのはマチネの「バケモノ」が消化不良だったので、特にOPの「アラビアンナイト」からテンションいつも以上にあがりました。
やはりアンサンブルの力が強いのが四季の強みだなと改めて感じました。

 

 

 

今回の遠征は、ガイズ&ドールズが観たいなと思って計画していましたが、チケット取れなかったのでどうしようかと思っていました。
ただ、そのスケジュール見越してアラジンとっていて、ちょうどいちアル回ってきたので行った次第です。
せっかくだから初見のバケモノ見ようと追加しました。
バケモノ→アラジン→アナ雪と奇しくも四季オンリーとなりましたが、実はオンリーなのは初めてかも。
他にも観たいのはたくさんあったけれど体が足りない(笑)。

とりあえず新しいのは一度は観たいと思ったのですが、バケモノは一度で充分かな。
映画自体も私には刺さらなかったけど、舞台もそうでした。
映画の世界観を崩さないままうまくミュージカルとしてまとめてはいたけど、何かが足りない。
何かが足りないと思ったのはソワレのアラジンを見てわかったのですが、エンタメ要素が足りないんだわ。
だから、いつも以上に今回のアラジンが刺さった。

あと、最近はプロジェクションマッピング多用が増えたなと思ったのと、渋谷でのシーンがロボ庭の秋葉原シーンを彷彿させ既視感。
ダンスシーンが長く感じちゃうんですよね、曲もキャッチーなのがないし。
パペットもせっかく作ったんだから1シーンだけなのはもったいないな。
ただ、笠松くんの闇落ちは見どころかな。
あれだけはもう一度観たいと思った。
九太役の大鹿くんは意識して観たのは初めてだけど、フレッシュな魅力があって良かった。
子役ちゃんたちは可愛いけどもうちょっと頑張ってと思った(特に二郎丸)。

あっきーと芝さんが闘っているのを観るとカジモドvsフロローって思ってしまうのですが(笑)。
芝さんは芝さん比で芝さん色少な目でした。
驚いたのはあっきーこういう声が出るんだ?ということ。
あの特殊メイクと着ぐるみであれだけ動けるのもやはり運動神経いいんだねと思った。

創くんと味さんはいい味出してました。
創くん、演技が細かくて巧いのでいつもこれくらいもっと役付きよくてもいいのになと思った。

カテコで出てくる順番が不思議な順番だなと思いました。
楓やお母さんが結構後の方なのね、お母さんは重要だと思うけどこの位置なんだ?
楓は映画でも苦手だったけど、舞台でも苦手だったわ(役者さんが悪いわけではない)。
お父さんも結構後の方でしたが、お父さん役の赤間さんが普通のおじさんの恰好だったのが新鮮でした(笑)。

ストーリーや仕掛けよりもどちらかというと役者の力が大きいなと思いました。
四季だから成り立っているという感じ。

 

 

イープラス貸切公演でした。

 

予習して行ってなかったから、劇場に着いて3幕ものと知った(笑)。
1幕55分、2幕75分、3幕55分。間に10分休憩。
5時半開演で劇場出たの9時前ですよ(笑)。
久しぶりに3時間超えの芝居を観ましたが長さ感じず面白かったです。
いや、waterまで辿り着くのはちょっと長かったかな。

ストーリーは初見でしたがよく知っていましたからね。
子供の頃ヘレン・ケラーの伝記を何度も読んでましたし、映画も見た。
あとは「ガラスの仮面」を何度も読んでましたから(笑)。

2幕がいちばん長かったのですがいちばんあっという間に感じました。
1幕はサリバン先生がケラー家に着いてヘレンに閉じ込められるくだりまで。
2幕は有名な朝ご飯バトルシーン中心に本格的にヘレンに教育していく様を描き、
3幕でヘレンが物には名前があるということがわかるあの有名なwaterのシーンがクライマックス。
サリバン先生の充希ちゃんもヘレンの祐奈ちゃんも熱演でした。
いい芝居でした。
なんといっても朝ご飯バトルシーンが見応えありました。
クスッと笑わせるところもあり、緩急効いていて良かった。

途中に弟ジミーの回想と、ヘレンの兄ジミーの葛藤が入るのは舞台だけなのかな(映画はどうだったか覚えていない)。
これは同じジミーという名前も関係あるの?

成志さんのお父さんはいかにもプライドの高い南部のお父さんでヘレンに愛情はあるのだけれど事なかれなところがはまっていました。
観ているこちらをいらつかせるのがうまい(笑)。

見終わって思ったことは...ガラスの仮面を読み返したくなった(笑)。
歌子さんが演じるサリバン先生のシーンが色々頭をよぎりました