ecoな絵本 | The Sence of Wonder

The Sence of Wonder

呼吸器医として、喘息・結核の診療の傍ら、卒煙支援もしています。
二児の母として、妻として、医師として・・・
日常のほんのちょっとした Sense of wonder を発信しています。

東京はこの数日、寒い日が続いていますが、
故郷の北海道では、記録的暖冬だった1991年に次ぐ暖かさ。
「環境問題」と難しいことを言わなくても
温暖化の影響は身近に感じずに入られません。

先日、絵本のお話会&サイン会に行ってきました。

登場したのは、赤ちゃん絵本「くっついた」で
一躍人気者になった若手の絵本作家、三浦太郎さん。
http://www.taromiura.com/  

書店のお姉さんから、参加した子どもたちに
「みなさんは、きょうはどんな乗り物でここに来たかな?」
「電車の人~?自転車の人~?歩いてきた人~?」
「今日はシーオーツーという言葉をぜひ覚えて帰ってね!」
などのお話の後、三浦さん登場。

読んでくださったのは、この本。
CO2のりものずかん」

女医・ゆきみんと先生の診察室から

ひとはどのくらいCO2をだすの?ひこうきは?しんかんせんは?
小さい子にもわかりやすい内容です。

読み聞かせの後は、三浦さんと一緒にみんなで工作。
紙コップに穴を開けてストローを差こみ、
その先にビニール袋をつけて息を吹き込んでみる。
目に見える「CO2」の出来上がり!
画用紙に乗り物や人など自由にイラストを書いて
切り取って紙コップに貼ったら完成です。

「ひと」は小さなビニール袋。
「ひこうき」は大きなビニール袋。
息を吹き込んで、色々なサイズに膨らんだ袋を見て
子供たちの楽しそうな歓声がその場にあふれました。

女医・ゆきみんと先生の診察室から

娘も、家に帰ってから、何度も実演してくれて
「しーおーつーがでるんだよ」と自慢げです(笑)

数年前、絵本の「もったいないばあさん」が

大人気になりましたが、
小さいときから、地球の事、環境の事を
一緒に考える機会を持つのは大切だなあと思いました。

新刊絵本のコーナーで、こちらも目にとまりました。
世界19カ国で同時に刊行されたそうです。

「ちきゅうのためにできる10のこと」メラニー・ウオルシュ

女医・ゆきみんと先生の診察室から

子どもたちにも、すぐにできる10個の提案がされています。
「しーおーつー」を覚えた娘と一緒に読んで、
我が家でも実践していきたいな

それでは、問題です。
運転する人がだす「CO2」は抜きにして、

CO2」を全く出さない、ecoな乗り物は

一体なんでしょう?