９日、鎌倉の鶴岡八幡宮で６日から始まっている「ぼんぼり祭」に行ってきました
戦前の１９３８年からスタートした毎年の夏恒例のイベント
今年で７１回目
鎌倉ゆかりの著名人が寄贈した書画約４００基がぼんぼりに仕立てられ、境内を飾っていました。
日暮れの１８時３０くらいから、巫女さんが写真のように、竹にたてたろうそくを持ち、
その火にろうそくをつけてぼんぼりに入れ、点灯していきます
ぽつんぽつんとオレンジ色の灯が灯っていく様子は、幻想的。
日が落ちるに従って、ぼんぼりの灯が闇夜に浮かび上がってきて、
昔にタイムスリップしたような不思議な気持ちになります。
ぼんぼりには、
東京都知事の石原慎太郎さんは、さすが達筆です
写真左
本殿に上る階段には、民主党･党首の鳩山由紀夫さん。パワーを感じます。
写真真ん中
一番人気はこの人
竹中直人さん。蛍光塗料を使っていたらしく、
他のぼんぼりとは全く違う輝き。さすが、斬新です
写真右・下
時代劇に登場することも多い俳優で絵にも定評のある榎木忠明さん。
雰囲気があります
本殿そばには、日本画家の大家･平山郁夫画伯。品が漂っています。
こんなに人だかりがすごくて、写真を撮るのも苦労しました・・・
ほかにも、漫画家さん、画家、女優など、たくさんの方のぼんぼりがありました。
有名なお寺の住職さんのぼんぼりには、手に手にメモ帳を持った若いお坊さんたちが大勢取り囲んでいました。
うーん。重みがあります・・・。
「駆け込み寺」で知られる鎌倉の名刹・東慶寺（臨済宗円覚寺派の禅寺）住職の井上正道和尚
同じく鎌倉の名刹・浄智寺 住職の朝比奈宗泉（あさひな そうせん）和尚
※お父様は昭和初期を代表する臨済宗の禅僧の1人・朝比奈宗源和尚だそうです！
今年のように、いつが夏だったのかわからなくなるような時には、
こういった身近なお祭りに顔を出すのも、ステキなすごし方だなぁ・・・と思ったのでした