ブログを読んでいただきありがとうございます。
独身一人暮らし読書好きゆきみーです。![]()
きれいな部屋にしようと邁進中![]()
日々の整理整頓生活をシェアしていきます![]()
片付けをしていると、
どうしても「これ、もう使わないな」と思うものが出てきます。
古いマグカップ、読み終わった本、趣味が変わってしまった雑貨たち。
迷った末に「捨てよう」と思った瞬間、
ふと頭に浮かぶことがあります。
「でも、もしかしたらこれは、誰かにとっての宝物かもしれないな」と。
たとえば、少し欠けてしまったけれど
お気に入りだったマグカップ。
自分にとってはもう使わないものかもしれません。
でも、その柄や色が“どこかの誰か”の
ツボにはまる可能性もあります。
実際にリサイクルショップやフリマアプリでは、
思いがけない物が喜ばれていることがよくあります。
この「誰かの宝物かもしれない理論」は、僕にとって、
手放すことに対する罪悪感を
少しやわらげてくれる考え方です。
ただゴミとして処分するのではなく、
もう一度、別の人の手に渡る可能性を想像する。
そうすると、
その物にも“役目の続き”があるような気がしてきます。
もちろん、全ての物が誰かに譲れるわけではありません。
傷みがひどかったり、安全性に問題があるものは、
きちんと処分する必要があります。
それでも、
「捨てる前に一度だけ立ち止まって考えてみる」だけで、
気持ちはずいぶん違ってくるのです。
僕が最近手放したのは、
リサイクルショップで買った白いTシャツでした。
シンプルで着回しもしやすく、
買った当初はよく着ていたのですが、
気に入っていたはずなのに、
最近はなぜか手が伸びなくなっていて、
気づけばクローゼットの奥に。
生地の状態もよく、
まだまだ着られるものでしたので、
メルカリに出してみたところ、
すぐに新しい持ち主が見つかりました。
あの時、「これは誰かの宝物かもしれない」と思えたからこそ、
ただの“不要品”ではなく、
“次の誰かへつなぐ贈り物”になったのだと思います。
ものを捨てるのではなく、
“旅立たせる”という視点で向き合うと、
整理整頓がもっとやさしいものに感じられます。
「手放すことは、誰かに譲ることでもある」。
そんなふうに考える週末も、
悪くないですよね。
実際のTシャツがこれ!
これです。![]()

