新潟市で不登校支援をしています
心理カウンセラーの江夏雪美です。
はじめましての方
プロフィールも読んでいただけると
嬉しいです
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主人と娘のリクエストでハンバーグを作りました
2人とも凄く喜んでくれて
「おいしーい」
って。
私も
うーれーしーいー
そんな中
息子が
ボソッと一言
「ハンバーグの臭いが何か嫌だ」
「酷い~。頑張って作ったのに~」
以前の私なら間違いなく、そう言ったと思う
そして
「食べてって言ってる訳じゃないんだから~
みんなが美味しく食べてるのに、どうしてそんなこと言うの？」
って詰め寄ったと思う。
自分の頑張りをけなされた様に感じて
悲しいんだよね。
でも怒りに隠された
「悲しい」
って感情に気づかないから
自分の頑張りを認めて！
って無意識の思いに振り回される
結果、息子を責める
今は自分に
食べてもらえなくて悲しかったねー
私が否定されたようで悲しかったねー
って寄り添えるから
私が否定された訳じゃなくて
ハンバーグの匂いが嫌なんだって
客観的に事実を見ることができる
だから、イライラもしなくなったし
息子の状態もよーく見えるようになりました
息子は過度の偏食です。
以前は息子の身体のことを考えて
栄養が足りてないって不安になり
料理に試行錯誤を繰り返しました
どんなに頑張っても
「いらない」
「何かいやだ」
頑張った結果が報われることはない
次第にその言葉が私を追い詰める
自分の頑張りを認めてもらえない
悲しみが
食べれない息子への
怒りとなって
「なんで？」
「何が嫌なの？ 言わなきゃわからないでしょ」
そんな質問ばかりしてた過去
息子、もちろん泣く
「泣きたいのはこっちだよ。どれだけ作るの大変かわかってる？」
そう思って
さらにイラつく
今、考えると高度な質問してたなー
大人の私でも答えらないよ、そりゃ。
客観的に見れるようになった今は
言葉の本質に気づける
そして、観察。
今まで食べれてたものでも
その日の炒め方
味の違い
その日の野菜の味や食感の違い
口の中に入れたときの違和感
少しの違いで食べれない日もあることがわかった
トマトケチャップ系の刺激が強い匂いは苦手なのもわかった
見た目で味を決めつけ
食べる前に「マズイ」と判断してることも気づいた
私ができることは
質問するよりも
「何か嫌だ」に共感することだったのよねー
って気付いた今
否定せずにまず共感
「そっか。なんか嫌なんだねー。
臭いが嫌だって伝えてくれたから、◯◯の気持ち、一緒に考えることができるよ
ありがとう」
そう言ったらね
部屋の隅に行って膝を抱えて顔を伏せた
あちゃ~
また変なこと言っちゃったかな
息子のことが理解できなかった私は
この繰り返し
良かれと思って励ますつもりで言ったのに
逆に落ち込ませちゃう…
ま…言ったことは仕方なし
どんな言葉がいいんだろうな~
と思いながらふと息子を見たら
両目から大粒の涙が溢れだし
声も出さずに泣いていた
涙のわけは
私が息子の気持ちを否定せず受け入れたから
ようやくわかってもらえたっていう涙でした
息子の世界を完璧に理解するのは無理だけど
精一杯理解したいって思うんだ
「1人でずっと誰にもわかってもらえない世界で頑張ってきたんだね。
苦しかったし、辛かったよね
わかってあげなくて、酷い言葉いっぱい言ってごめんね」
そう伝えました
10年間
1人でずっと耐えてきたんだな…
そう思うとわかってあげれなかった申し訳なさで胸がギューッと締め付けられる
同時に愛おしさが溢れでて
生まれてきてありがとう
あなたの母になれてよかった
そんな想いで胸がいっぱいになりました
息子からたくさん学ばせてもらってます
息子、しっかり泣いた後は元気いっぱい！
匂いがしない別の部屋で食べると自分で決めていつもと違う環境を目一杯楽しんでました。
離れた部屋から手を振りながら、なんだか楽しそう
一緒に食べなくても
心は繋がってるなー
そんな風にしあわせ感じる１日でした
子どもが不登校になったとき、とにかく同じ思いをした人と話した～いって思いませんか？
私は、そんな人をめちゃくちゃ欲してました。
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最後までお読みいただきありがとうございました😊