「もう一度ママのお腹の中からやり直そう

ほら、早く入って、早く入ってよ」




泣き叫ぶ息子を見ても




イライラする自分が抑えられない…



あなたがママを困らせるから
私がこんなことを言うのも全部あなたのせい



暴言が止められない



誰か助けて…




こんなこと言いたいわけじゃない…




誰か止めて…



今でも当時を思い出すと
ギューっと胸が苦しくなって、涙が込み上げてくる




息子が小学2年生の頃
学校に行きたくない…
そう言い出してから私の心は徐々に壊れていった



イライラが止められない



存在を否定するような暴言を




何度も吐いたし脅しもした



優しい息子なら
私の気持ちをわかってくれる

優しい息子なら
私のためを思って学校に行ってくれる



きっと、無意識にそう思っていたんだろう…




おぎゃーって生まれたその瞬間
世界一しあわせにしよう



そう思ってたはずなのに



甘えん坊でハグが大好きな息子
求められれば何度でも大好きだよーってハグをした
不登校になってからは
甘やかし過ぎたのかと自分を責め



ハグを求める息子にどう接すればいいかわからなくなり正解を探し続けた



息子が学校さえ行けば
自分がこの苦しみから抜け出せる


何でこんなに私のことを困らせるの
そんな思いでいっぱいになった





旦那がいると理性が働く

その時だけは暴言が抑えられる




旦那が頼りになるとかそんな理由じゃなくて

「いい妻」だと思われたかったから





複雑な環境で育ってきた私は知らず知らず理想の家族を作ろうとしていた

いい妻、いい母でいたかった…





だから、自分の力だけで乗り越えなきゃって

自然とそう思いこんでいたんだろう




朝、起こすことから始まって


学校行くの?行かないの?


学校に欠席連絡入れる?それとも、もう少し粘る?

あー…朝礼始まる

その前に連絡しなきゃ…先生、きっと困らせちゃうな


仕事はどうしよう

遅れる?休む?みんなに迷惑かけちゃう…どうしよう…





常に意識は他人に向かう

目の前に学校に行けずに苦しんでいる我が子がいるのに…




学校に行かないあなたのことを

周りにどう思われるか恥ずかしかった




ママ友から同情されるのも、蔑まれるのも嫌だった




楽しく学校に行ってたあなたを思い出すと、どうしてもそこに戻したかった

キラキラと楽しむあなたを諦めたくなかった




小さい頃から遊んでいた友達と距離が離れて行くのが悲しかった




運動会、頑張る姿が見たかった




学校に行ってる他の友達が羨ましくて妬ましかった

何で我が子だけ学校に行けないの?

そう思うと不登校を受け入れることが出来なかった




義父母に嫁失格だと思われるんじゃないかと思うと怖かった

言われる前に何とかしなきゃ

頭の中がいっぱいになった



 

次から次へと浮かんでくる感情





そう思ってはいけない

そんな風に思うなんて母親失格だ…





浮かんで来ては打ち消した





どんな気持ちも間違いじゃない

色々頭に浮かぶって仕方ないこと




自分の思いや不安に

きちんと寄り添ってあげてたら

あんなに息子を苦しめずに済んだのに…





嫌な気持ちを全部なかった事にして

いい妻、いい母でいようとしたから





ギューギューに押し込められた感情が自分の心を蝕んだ




そして私は鬼に変わった…





毎日の負の感情の蓄積で気づけば

心理的危険状態』に





心理的危険状態は

ストレスが許容量を超えて自分の感情コントロールができなくなること





私の場合は、不登校を解決できない恥ずかしさも相まって、感情が爆発して抑えられなくなってた感じかな





イライラが募った私は携帯ゲームに依存した
嫌なことを考えずにすんで、何とか1日が過ぎていく…




ゲームに依存してる私の異変に気づいたのは主人でした




「ゲームしてれば何にも考えずに済むから。

それは自分を守る必要な時間だな。」





主人が私の苦しみに寄り添ってくれたから
自分の心と向き合う覚悟ができました




心理学を学んだことで

徐々に苦しみから解放されていきました





認めたくなかった負の感情も

共感して寄り添っていたら




自然と息子にも寄り添える親に変わっていた




子どもの機嫌にも左右されなくなって

信じて見守る自分に変わっていった




学校に行けなくても

勉強をしなくても




目的を見つければ頑張れることもわかったから




好きを伸ばして行けばいい

そう思えるようになった




以前は

学校に行けばいい息子

親の言うことを聞けばいい息子




そんな条件付きの愛だったと思う





今はどんな息子でも愛おしい

言うことを聞かなくても

泣き虫でも

甘えん坊でも




どんな息子でも

無条件で愛してる


 


一緒に成長できていること

それが何よりも嬉しい





もしも、イライラが止められない

そう思ったら

心理的危険状態になっている可能性があります


親子で心理的危険状態になっている可能性もあります




2人でいると

苦しみが連鎖します




暴言が止められない




それはあなたのせいじゃない
自分の心の悲鳴です



誰か助けて
そう叫んでいます




どうか自分を責めないで





苦しみはあなたの心のSOS

もっと楽に生きるためのメッセージです




本来の私は




楽しくて

おっちょこちょいで

子どものことが大好きなママでした





子どもと本気でかけっこしたり


くだらないダジャレをこよなく愛し

「また言ってる」って子どもに失笑され


お笑い番組で大笑いしてる旦那を見て

「楽しそうだな~。良かったね~」ってそれだけで和んでた




そんな普通の毎日をしあわせに過ごしていました





不登校って怖いよね…




そんな私がマジで鬼になった




今まで自分でも知らない顔が出てきて

コントロール不能になるんだもの。





色々な膿まで出てきてさ

あなたは誰ですか?本当に私ですか?

って感じ





心理学を学ばなければ

今でも学校に行くことが『正解』だと思っていたと思うし、息子のハグも甘やかしだと思って拒絶し続けてたかもしれない




まだまだ暗いトンネルの中で

もがき続けたかもしれない




あ~学んで良かった~!

いい妻でいたくて

責任を1人で背負い込んだけど




ダメな自分でもいーんだよ

重すぎる荷物は分け合えば軽くなる




ってわかってね



いい妻の被り物を脱いで

主人とは何でも話し合えるようになりました





お母さんが1人苦しむ世界から抜けだすこと




それは




お子さんを苦しみから救い出すことに繋がります





『私は大丈夫』

これは、渦中にいる私がずっと思ってたことです。



実際には全然大丈夫じゃなかったのに

何故か大丈夫って思ってた

思い込もうとしてたのかな…




ランチに行ったり

苦しみを誤魔化しながら生きてたんだよね




きっと、そんな方がたくさんいられると思います





そんな方に届くといいな…

と思い赤裸々に当時の苦しみを書きました





大丈夫。

1人じゃない。




苦しくなったら誰かに甘えていいんだよ。



あなたが一歩踏み出したとき

世界はパァ~と広がります





私は息子を本当に苦しめました

大切な子どもを苦しめたくないのに




自分を止められなかった




気づけば毒親…




だからね、私みたいに苦しくなる人は増やしたくないんだ




もしも、あなたが苦しいなら

もうやだ~!!

って吐き出せる場所を作って欲しい




教育センターとか、無料相談をしているところもたくさんあります

心理セラピーもいいと思う




妻でもなく

ママでもなく




自分のために

自分が楽になる方法を貪欲に探して欲しい




勇気を出して一歩踏み出せるよう願っています








私も、30分無料相談をしています。

ご希望の方にはカウンセリングもしていますが、押し売り、勧誘は一切ありませんのでご安心ください


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等々…様々な相談を受け付けています

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私も、みんなが楽になる方法を貪欲に考えるよ。

みんなで一緒に乗り越えて行こうね!