あの男達・・・何者? | yukimaru's blog(風に吹かれて/皇帝と旅人)

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皇帝と言う名のランドナーと旅人の物語・・・

こんばんは(^_^)v


先月の24日にブログを更新して以来

家に帰ると眠くなってしまい

帰宅時間が遅いからと理由を付けて寝ておりました・・・(;^_^A


結果、ブログが放置状態になって仕舞っただけでなく

頭も放置されて

「何を書くんだっけナァ~」・・・(;^_^A


昨日は

「斉藤電鉄ryu」さんのお誘いで

ヤフーでブログをされている「河っち」さん主催の

「みんなのお披露目オフ」に行ってきましたョ(^ε^)


これが、また

素晴らしい自転車と

それを創られた素晴らしいオーナーの方が沢山!

あまりに素晴らし過ぎて

頭が錯乱状態で記事にするには少し時間が・・・(^^ゞ


で、どーするの?

とぼんやりしていたら・・・「!」


少々、古い話になりますが

帰宅途中の京浜東北線での出来事を思い出しましたので

それを記事に・・・σ(^_^;)



それは、年が開けてしばらく経った

1月の中頃の事でした・・・


北風が吹きぬける

御徒町駅の下りホームに入って来た京浜東北線下り大船行き・・・


ドアーが開き車内に入ると

まずは、暖かさにほっと一息・・・

そして・・・席が空いている!

「ラッキー!」

でも、なんか変!

と思いよく見ると・・・黒い物体が横になっていますヽ((◎д◎ ))ゝ


更によく見ると・・・

30代半ば位でがっしりとした体格のトラが1匹・・・

座席に横になって「グォオオオォ~ッ」と鼾をかいて寝ておりました・・・( ̄□ ̄;)


時刻は9:30位なので

トラになるには早過ぎる時間です・・・(;^_^A


二つ隣位の席が空いていたので

座りましたが・・・気になります・・・

他の乗客も気になると見えて

時々、視線を走らせております・・・と


鼾が止まりドスンと音が・・・

どうやら、奴さんが寝返りを打ったらしく床に転げた音でした・・・( ̄_ ̄ i)


しかし、奴さんは

何事も無かったように再び鼾をかき始めました・・・床に大の字になって・・・(^^ゞ


このようなトラさんの場合

下手に起こしたりすると

大トラに変身して手が付けられなくなったりします・・・(´_`。)


そこで

小生含め他の乗客も

「触らぬ神に祟りなし、クワバラクワバラ、皆で見なけりゃ怖くない」

と呪文を唱えるのでありました・・・(^o^;)


いくつかの駅を過ぎて

乗ってきたサラリーマン風の男が二人・・・

一人は、小生と同年輩位

いま一人は、酔っぱらいと同年代位でしょうか・・・


若い男 「あれッ!こんな所に寝ちゃって・・・トラですね!トラ」


年配の男 「全く迷惑だよなァ~、こんなところで寝て・・・」

       「起こしてやるか?」


若い男 「起こします?私、やりましょうか?」


年配の男 「いいよ、私の方が慣れているから・・・」

       「お客さ~ん、起きて下さ~いョ!」

       「あれッ?起きねェな?・・・」


何が始まるのやら

小生を含めた乗客達は、不安気な面持ちで

今の日本人が得意とする「見て見ぬふり、時々盗み見、耳は立てとけの術」を駆使・・・(;^_^A


年配の男 「しょうがないトラだなァ、トラ退治でもすっかァ~」

       「お客さ~ん!」ボカッ!ボカッ!ボカッ!


※注 ボカッ!は年配の男が酔っぱらいのケツを蹴る音。

    正確に尻の肉の厚いところを狙った、見事に腰の入ったキックでした。


       「起きて下さ~い!」ボカッ!ボカッ!ボカッ!

       「他のお客様の迷惑で~スョ!」ボカッ!ボカッ!ボカッ!


20発位の蹴りが飛んだでありましょうか?

小生含め乗客は固唾を飲んで「見て見ぬふり、時々盗み見、耳は立てとけの術」を使って

状況を見守っておりました・・・( ̄□ ̄;)


「ウッ!ウウ~ん!」と唸りながら

虚ろな目を開けて一瞬ぼんやりしているトラ・・・


年配の男 「やっと起きましたかァ~」


その声を聞くや

「テメェ~!今俺を蹴っ飛ばしたろーッ!」と立ち上がり

年配の男に掴みかかろうと大トラに変身・・・・したかに見えたのですが・・・


年配の男 「とんでもない、蹴ったりなんかしませんよォ」

       「床で寝てるから、起こして差し上げたのですよォ~」


と言いながら、掴みかかる男をするっと避けながら

「お座りになった方がいいですョ~」と

トラを突き放すように座席に座らせてしまいましたァ( ̄□ ̄;)


トラ 「そうですかァ~?でも蹴っ飛ばしましたよねェ~?」


年配の男 「いやいや、そんな事する訳ないではないですかァ~、ネェ~」


と連れの若い男に視線を送ります・・・


若い男 「ずーっと見てましたが、そんな事してませんよ先輩は」


トラ 「ふざけるなよッ!じゃァ、何でケツが痛いんだッ!」


年配の男 「お尻が痛い?それはお気の毒に・・・、床に落ちた時打ったのでは?」

       「酔ってますものね・・・ねェ」


トラ 「・・・・・」


としばらく首を傾げお尻をさすって居ましたが


トラ 「やっぱりテメェ!蹴っ飛ばしたろッ!」


年配の男 「またまた、そんな事を仰ってェ~」

       「起こして上げたのもわからない位に酔ってるのかナァ~?」

       「大丈夫ですかァ?帰れますゥ?」

       「降りる駅はどちらですかァ?」


酔っ払い 「○☓○☓だよォ」


年配の男 「それじゃ、もう次ですよォ」

       「あッ、着きましたねェ~」

       「大丈夫ですかァ~?、立てますゥ?」


若い男  「起こして貰ったのだから礼位言わないと」


酔っ払い 「あッ、ありがとうございました」


と頭をフリフリ、お尻をさすりながらヨロヨロと電車を降りて行きました・・・(^^ゞ


小生は何となく2人の男が何者か

予想を付けておりますが、皆さんは何者だと思いますか?