昨日、会社から戻ってテレビを付けると・・・
どこやらの国の大学教授が
東京・ロンドン(では無かったかと)・香港の3箇所にいる
学生とテレビ討論のような事をしている番組をやっておりました。
テーマはどうやら
今回の東日本大震災において
日本でパニックや暴動や便乗値上げが起きなかった事について
日本人独特の社会性が有ったか否かのような事だったかと思います。
小生が見始めてすぐに
教授が
「パニック等が起きなかったことについて
日本人独特の社会性が有ったかどうかついて意見の有る人」という質問をし時に
香港の一人の女子学生が
「この情報を聞いた時に別に驚きませんでした」
「何故なら中国では、社会のため人のために行動する事は大切な事と教えられているからです」
「その証拠に、中国では社会の為、人の為に行動した人は英雄とされてるのです」
と発言したのです。
不思議なことに番組の意図なのか
教授の意図なのかすぐに話しの向きが変わって仕舞ったのですが
小生は、何だか不快な気持ちになりました
世界中の何処の国だって「社会の為、人の為に行動する事」を
大切だと教えていない国はないかと思います。
この質問は「貴方はどう思うの?」であって「あなたの国はどんな国ですか?」
では有りません。
この、議論のすれ違いを巧妙に使う話術・・・不快です。
国会中継でもこの話術を耳にすることが多々有ります。
とっても不快な気持ちになってテレビのスイッチを切りました。
でも今日ポタをしていて
フッと思ったのです
日本人・・・震災下にあってパニックを起こさず
便乗値上げもせずにこの震災を乗り切ろうとしている
全ての東日本の皆さん。
そして、
東日本の震災に心を痛め
自分の出来うる事をして力になろうとしている皆さん。
さらに
世界中で
この震災に心を痛め
ご自身の出来うる事をして下さっている皆さん。
この人達は
「英雄」そのものだと気が付きました。
彼女もそれが言いたかったのかも・・・(;^_^A