こんにちは。
さて、筆者は来期パウダーボードの購入を検討しています。
このためにもう何年も500円玉貯金をしていて、ようやく10万円貯まったのです。。。(^ω^)!
(わりと、こつこつ貯める系が好きな性格。)
とはいえ、いままでオガサカのカタログしか見てこなかった筆者にとって、
パウダーボードは未知の世界でして。
「どんなものがいいかな。。。」と、秋ごろから調べていました。
ということで、今後また候補が変わる可能性もありますが、
現段階での調査状況をまとめておきます。
*実は、記事をいったん書き終えた後、ほしい候補が急激に変わりまして。。。
一度まっさらにして、また最初から書き直しています(´・ω・`)
■パウダーボードに求めること
とりあえず筆者の願望を羅列していきます。
※オープンバーンではなく、ツリーランやスキー場内を想定しています。
①テールが割れているものがほしい。
後ろ足が沈む方が体勢としては楽に滑れそう。
あと、タイトなツリーにも行きたいので、テールでのスピードコントロールと操作性がほしい。
⇒ハーフムーン(半月)かフィッシュテール。
※パウダーボードのテール形状はこちらで勉強しました。
※BLOG引越しの案内文の後に本文が続いています。
②ピンノーズのもの。
スプーンのような丸いノーズもありますが、やっぱり、パウダーを切り裂いて進みたい。
②長さはできれば150cm以内。
筆者は身長150で、過去に156のパウダーボードの操作ができず、苦しんだ経験があるので。
でも、いま乗っているCT143は少し短く感じるので、148-151あたりを目途にしたいです。
③カービングもできる板。
朝パウダー入って、そのままゲレンデカービングもしたい。
⇒ノーズロッカー+キャンバー形状。
④ファットボード
これはカービングには適していない、ということは重々承知しているのですが、
短めのパウダーボードで、フルロッカーは敬遠するとなると、やはり太さで浮力を稼ぐことになります。
それに、数年前に試乗したOGASAKA SURFLINE もちょっと太めで癖のある乗り心地がすごく面白くて。(当時かなりほしかった。。。なお、今期からSURFLINEは消えています。。)
そんな思い出もあり、手元にはCTもあるので、次は特徴のある板がほしいな、と思っています。
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とりあえず、こんな指標でいろいろなメーカーのモデルを調べてみました。
■ずばりほしいもの
ここに到達するまで紆余曲折あったのですが、現段階での候補は、
「K2niseko pleasue」です。
全長151cm、ウェスト30.9/26.1/28.7と、体格的には少しオーバーサイズかな、、、と思わないこともないのですが、
それでも惹かれたのが、この形状でありながらのカービング性能でした。
こちらはK2ライダーの天海 洋さんのシグネチャーモデルで、こちらの記事でこの板について語っています。
決め手になったのはこの記事で、板の設計にあたり、本当にカービングが重視されているんですよね。
海外メーカーでありながら、日本人向けに作られていることもポイントの1つです。
(あと、北海道好きとしては、板の名前がもうほしい。)
それに、何といっても、サイドウォールの素材がソールと同じ素材を使用していて、
カービング中でも減速しないという点は衝撃的です。
これほどまでにカービングを重視している、ということに魅了されてしまいました。
■ちょっと迷ったのがGENTEMSTIC
筆者、GENTEMはお高いイメージで、ここに手を出したら。。。。といった恐怖感もあり、
敢えて調べていなかったんです。
でも、どんなもんだろう、とちょっと調べてみたら。。。出会ってしまいました。
「Spoon Fish146」
Niseko Pleasureと形状的にはかなり似ています。
果たして、どんな違いがあるのか、レビューをいろいろ調べてみたところ、
・Gentemは板を踏み込んで操作(アクセルキャンバー)、
・Nisekoは重心移動ですぐ切れる、反応が速い といった声が多かったです。
Gentemのカタログも、このような紹介がされています。
”前足を踏み込んでターンのきっかけを作り、ターン後半の後足荷重でアクセル・キャンバーのスリング・ショット効果を引き出し…”
うーん、もうここまでくると好みの問題になるとは思いますが。。。。
筆者としては、体軸の左右の傾きで板を角付けしたい、というのが根底にあり、
乗り方としてはNisekoのほうが向いているのかな、と。
とはいえ、、GENTEMのほうも、乗り方に慣れれば、長く楽しめる板なんだろうなあ、と。
そういう「長年連れ添った相棒」もあこがれますよね。。。
(乗り方としてちょっと疲れそうな印象はありますが。)
とりあえず、現状の気持ちとしては、自分の直感を信じて(笑)
Niseko Pleasureが第一候補なのかな、と。
ただ、将来的に「次なる板が欲しい、カービングよりパウダーにシフトする」となったら、
その時はまたGENTEMが候補になると思います。きっと自分の滑力も上がっているでしょうし。
一方で、Nisekoは自分の体格からはちょっと大きいかな、という不安も若干あるので、
一度そちらをレンタルしてみて、全く乗りこなせない。。。ということがあれば、
146と短めのGentemにシフトすることも考えています。
*でもSURFLINEに乗ったときは148だったので、151も大丈夫だろうとは思っていますが。。。
■その他の候補
さて、ほかにも候補は多く。。。気になったモデルをまとめておきます。
※各コメントは、スペック表を見た筆者の勝手な想像(もはや妄想)です。
パウダーボード調査といいながら、偏った見方になっていますが、ここはご愛嬌で。。。。。
①【November】ICECAT 149
この板、かなり人気のようで、ショップで聞いてみても「予約はお早めに」とのこと。
実は、パウダーボードを探す中、まず出会ったのがICECATだったのですが、
Niseko Pleasureに出会うまで、筆者は本気でこれを買おうと思っていました。
ただ、、、
板のスペックをよくよく確認していくと、どうしても「地形>カービング」が見えてしまうというか。
「スワローだからカービングできる」とカタログでは謡われていますが、
ファットボードとはいえ144は短すぎるし、
かといって148にするとスタンス幅が広すぎて(スタンスは普段48cmに対し、こちらは54cm)
うーん、自分の体格はこの板のターゲットの中に入っていないな、と。
OGASAKAユーザーとしては同じ小賀坂工場であり、後ろ髪を引かれる思いはありましたが、
やはり板のコンセプトと自分の目的がマッチしてないように思い、Nisekoにシフトした次第でした。
とはいえ、これは板の良し悪しではなく、
「板の性格と筆者の性格が合うか合わないか」の問題です。
※「カービングができるかできないか」ではなく、「これを選ぶか選ばないか」で考えると、
という趣旨です。当然、カービングできないわけではないです。
実際、ショートファットの中でスワローテールのモデルがあまりない中、貴重な存在だと思いますし、
先端が尖っていないスクエアのスワローテールも、太さがある分、ターン後半に頼れそうです。
また、ノーズロッカーで有効エッジが短い分、サイドカーブがきつくなっているので、ターン性能も考えての設計も見受けられます。
とにかくショートファットで取り回しがかなり軽いと思いますので、これ持っていたら山全体が楽しいんじゃないかな。。!そんな印象です。
②【JONES】Storm Chaser
ICECATを検討されている場合、こちらもおもしろそうです。
むしろ形状としてはより太く、より短いのでキャラ濃い目です。147でノーズ幅32.1cm。
実物を見たところかなり太くて、これ、乗れるかなあ、、と不安になったほどです。笑
③【GENTEMSTIC】ROCKET FISH
(HIGH PERFORMANCE SOFT FLEX)144
女性でショートファットをお探しなら、こちらも候補に入りそうです。
メンズモデルもラインナップ(※)されている中、
このモデルはレディース向けにフレックス調整されているとのことです。
※同じ長さでフレックスの異なるモデルが3つラインナップされています。
④【K2】special effect
こちらもショートファット。3Dロッカーで、よりパウダーに振っているモデルです。
もしカービングを考えないのであれば、これにしたな!という板でした。
スペック見ただけで、パウダーを楽しく滑れるのが想像できます。
かなり太めのインパクトがあるノーズ。
それにフィッシュテールでクイックな操作とスピードコントロールも期待できます。
なお、サイドカーブがきついのは、3Dロッカーによりターンの入りが遅れることを考慮しての設計と考えられます。
⑤【BC stream】DR 155W
ショートには分類しないと思いますが、ワイドボードです。(メンズにしては若干短いんでしょうかね?)
BCのライダー、平間さん(ラマさん)の乗っている板。こちらもかなり人気だそうですね。。!
さすがにこのサイズの板は筆者には乗りこなせないのですが、
でも正直、なんでも楽しそう。。!な板です。笑
見た目と裏腹にフレックスは柔らか目だそうで、「さばき」に寄せているようです。
加えて、ワイドボードでも珍しいピンテール。スイッチもできますから、グラトリも楽しめますね。
総じて、ラントリ向け。まあ、ラマさんがすべてやってくれています。笑
一応、ラマさんのご説明によると、
「"さばきから"のカービング」ではなく、「"カービングから"のさばき」だそうです。
ここ、どっちが先かって結構大事ですよね。
実際、この板でパウダーを滑っているラマさんは見たことがないのですが(笑)、
この形状なら浮力は心配なさそうです。
詳しくはラマさんが解説されていますので、ご覧になってください。これ見ると何でもできるんじゃないかという錯覚に陥り、ちょっとほしくなってしまいます。笑
≪ラマさん紹介Youtube≫
⑤【Moss snowstick】50SW
定番のsnowstickです。
筆者は試乗会で一度乗ったことがあるのですが、
有効エッジが長いからか(119.6cm)、圧雪バーンでもごく普通にターンできましたし、
イメージとしても安定感のある板だと思います。
形状としては他のモデルと比べてシャープな印象で、パウダーを切り裂いて進みそう。
癖なく、オールマイティーに何でもできる、本当に王道の板だと思います。
⑤【Ogasaka】SHIN 144
先に触れたOGASAKA SURFLINEの思い出から、候補に挙がりました。結構、スペックが似ているんですよね。
短いながらも、他モデルと比較するとそんなにワイド感もなく、ロッカー形状で浮力を上げています。
小回りの利くサイズ感とワイドテールで、タイトな操作ができそうな印象です。
⑥【SCOOTER】MACH 148
これは逆にパウダーよりもカービングに寄っている印象。
カタログを拝見しても、「パウダー『も』できる」という位置付けが伺えます。
ラウンドノーズ、ラウンドテールですし、圧雪では癖なく走れそう。
サイドカーブも7.11とちょうどいい具合です。
パウダーでは、切り裂いて進むというより、浮力を楽しみながらスルスル滑るスタイルが向いていそうです。
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こんなかんじで、いろいろと調べてみました。
また、各モデルのスペックを一覧にまとめましたので、掲載します。
スペックって当然、板のコンセプトを反映しているものですから、これを見ていると、メーカーが何を考えて板を作っているのかがわかりますね。数字で他モデルと比較することもできますし、今回、かなり勉強になりました。
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さて、とりあえず現状としてはK2 NisekoPleasureに的を絞った筆者ですが、、、
2月頃に試乗会があるのでしょうかね。いろいろな事情でその時期に行けるかどうかは微妙なのですが、高い買い物ですし、モデルごとに乗り味が異なるものですから、できれば1度は乗ってみたいです。
もし試乗会に行けなかったとしたら、レンタル可能なショップに問い合わせるのもアリかなあ、と。
とにかく、まずは22-23モデル発表を心待ちにしています。
【後日追記】
アツく語ったK2 nisekopleasueですが。。。笑
乗ってみての感想はこちらです⬇
そして最終的に筆者が選んだ板はKORUASHAPES pencilでした。
こちらもぜひ。