こんにちは(・ω・)
12月に入りましたが、筆者、今年は滑れませんので、正直どんなふうにこの季節を過ごしたらいいのか、ちょっと戸惑っています(´・ω・`)笑
本格的な冬が来る前に、「登り納め(と言うのでしょうか?)」に行きました!久しぶりの山、楽しかったなあ。
 
■塔ノ岳
やっぱりコロナのことがあるので、あまり遠出はできないなあ、と。それで都内からも行きやすい神奈川県の丹沢山系で探しました。最近まで知らなかったのですが、丹沢山は百名山の一つだったのですね!そんなこともあってのチョイスです(・ω・)
 
さて、塔ノ岳は尾根がひたすら続くことから、通称「バカ尾根」とも呼ばれる山だそうです。一応日帰りできますが、全行程14.4km、往復6時間。そこそこ厳しいコースです。
 
 
 
 
登山道の入口には「低山だと思って舐めてかかるな!高低差1200mもあるんだぞ!」という趣旨の貼り紙もされていました。
 
■長時間の山行は、体力勝負!
事前にわかっていたものの、なかなか長い!歩いても歩いても、ゴールにたどり着けません。時折「これ、帰りも同じ距離を下るんだよなあ。。」と不安が頭をよぎります。
 
 
そして「バカ尾根」ですが、階段が本当にいつまでもいつまでも続くコースでした。正直しんどい!階段を登りきって平坦な道を少し歩くと、まだ階段。それが結構長くて、でもそれを登りきった後も、少し歩くとまた階段。その連続でした。根性が試されます。笑
 
ただ、途中には茶屋がいくつかあり、また、ベンチも多いので、適度に休憩できます。塔ノ岳は人気なのか、登山客が結構多いので茶屋も混んでいますが、しっかり休憩して次の登りに備えたいところですね(`・ω・)
 
■登山における「苦手」と「好き」がわかった!
今回はこれだけの長い道を歩きましたので、自分でもはっきりわかりました。わたし、階段は苦手です。。。(・ω・`)笑
 
少し登っただけで、息が上がる。頑張ってついて行っても、どうしてもペースが落ちる。長い階段の終盤は、もう脚を上げるのも辛い。特に「花立山荘」の手前の階段は本当に体力を消耗してしまって、登った後は座って休憩しました。階段を登りきったところが山荘で、ベンチが沢山あって救われました。。。(・ω・`)
 
一方、岩場は好きだな、と(^ω^)
これは前から思っていたのですが、岩場を歩くのって、スノーボードの不整地を滑るのと似ていると思います。ごつごつした不安定な足場を見ながら、自分がどこに足をつけて歩いていくか、瞬時に判断するところは、でこぼこの雪面で、どうターンをつないでいくか考えながら滑っていくのと似ているな、と思います。
 
実は今年何度か山歩きをしていて、このことに気づいたんですね。それ以来、だんだんスノーボードがやりたくなってきて。骨折して以来、ある種「封印」していたスノーボードですが、来季やっぱり挑戦しようと思ったきっかけには、登山も確実に含まれています。
 
■やっぱり山の天気
山の天気はよく変わる、と一般的に言われていますが、まさにそれを実感した山行でもありました。日帰りだからといって軽装は考えものです。
 
わたしは数年前に同じ丹沢山系の大山に登った際、山頂が急激にガスってものすごく寒かった経験がありましたので、一応モンベルのふわふわベストを持っていきました。(中に着るのに、袖があると肩周りがもたつくので、ベストを愛用しています。スノーボードの時も、おすすめです。)
 
最初ピーカンで、すぐに暑くなってきたので半袖になり、だんだん空が灰色になったのでまた上着を羽織り、さらに山頂はガスって暴風。モンベルベストも大活躍でした。持っててよかった。。。(・ω・`)
 
そんな天気でしたので、山頂では景色は全く見えず(晴れていれば富士山が見えるそうです)、またバーナーを使うのも躊躇われましたので、ひとまず安全なところまで降りました。いやあ、こういった面でも山の厳しさを突きつけられた気がします。
 
■道具はしっかり使いましょう
山を下っている途中、印象的な出来事がありました。長く続く階段で、後ろを歩いていた人が転倒したのです。その後、数段降りてはまた転んで、また少し下っては転んで、、を繰り返していました(´・ω・`)
 
さすがに周りの登山客も注目しています。その方は膝が痛くて曲がらないと言っていました。すると家族の方が、ストックあるんだから使いなよ!と言います。それでもなぜか、ここでは出せない!とか言って使わずに転びながら降りてきます。。。。(´・ω・`)
 
いやいやいやいや。ストックあるんかい!(´・ω・`)
転倒で怪我をするよりマシですし、階段で転ぶと周りの人も巻き込む恐れもありますから、ちょっと止まって、使ってほしいと思いました。(´・ω・`)
 
■めちゃくちゃ筋肉痛!!!!
本当にきつかったです、筋肉痛。笑  翌日は、歩くことができませんでした。つくづく仕事が休みで良かったと思いました。
 
その後、筋肉痛は1週間も続きましたΣ(゚ω゚ノ)ノ
スノーボードでもシーズンはじめの頃は結構な筋肉痛になりますが、いままでこんな筋肉痛は初めてです。
 
ということで(?)、スポーツ後に履くリカバリーソックスがほしいな、とたくらんでいます。笑   少しずつ見繕い始めたので、どこかでまとめたいなと思います。
 
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いやあ、そんなこんなで、厳しい登山でした。冒頭に書いた「舐めんな!」という入口の張り紙にもうなずけます。正直、トレッキングポールやCWXのスポーツタイツをもし持っていなかったら、たぶん登りきれなかったと思います。
 
特に今回はトレッキングポールには本当に助けられたと思っていて、その効果については改めて次の記事に記したいと思います。(トレッキングポール初使用でした。)
 
また、こんな感じで登山にもシフトし始めたので、当ブログの名前「雪と鉄道」に「山」を追加して「雪と山と鉄道」に変更しました。
今後とも、よろしくお願いいたします<(_ _)>
 
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