友人たちと食事をし話す | 中村由紀オフィシャルブログ Powered by Ameba

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この連休は、友人の家に行ったり、友人が来たり・・・
数人で食事をしながら色々と話す時間が多かった。

顔を合わせ話すと安心感がさらに増した。
そしてあらためて人とのつながりを感じる。

被災地のニュースで
避難所に入れない人々が共同に生活をしている映像が流れた。
食料を持ち合い、工夫をしながら協力し避難生活をしている。
一緒にいる人同士の助け合う様子・・・・
そして、インタビューでは
「今までも、こうあるべきだったんですよね」という言葉。

被災地の人のみならず、
日本中が人とのつながり、助け合いを深く感じている。

・・・・・・・

食事を共にした友人の一人は、
身体が動かなくなるという難病と戦っている。
数か月前まで、役者として舞台にも立っていたが、
今は不自由になっていく体でいる。

震災後、不便をしていないか連絡を取ると、
「震災での不自由はないけれど、日々、様々な事がイベントだ」とのこと。
一つ一つの行為がスムーズにできないらしい。

会って話をすると、彼が直面している不自由さ、今後への不安も感じだ。
何かあったら手助けしたい・・・・と思うし伝えるけれど、
どこまで私ができるのかというと、今は話を聞き共感するくらいだった。

そういう、もどかしい思いは震災後に多く感じる。
何ができるのか・・・・あぁ、何も出来ないという思い。

けれど、やはり今、自分ができることをするんだと思った。
日々の生活や仕事の中でやるべきことすること。
震災後だからと言って必要以上に自粛したり籠らないこと。
人を思う気持ちを忘れないこと。
そして、人とのつながりの大切さを感じること。

友人たちと話して感じだ事だ。