表現豊かにお喋りしたいと思いませんか?
私は芝居の舞台に立ったことがあります。
稽古で本読みの時のこと。
私は周りの役者の方とは違って棒読み気味。
その時、演出家からの指示は
「大阪弁で読んでみて」でした。
もちろん私が大阪出身と知ってのことです。
言われた通り標準語で書かれている台詞を
あえて大阪弁で読みました・・・・
すると、どうでしょう?!
台詞の感情表現がぐんと良くなったのです!
この大阪弁での台詞の感覚を覚えてから
標準語にして本番に望みました。
同じような経験が
ヴォイストレーニングでもあります。
これはどういうことかというと
子供の頃から馴染んでいる言葉を使うことで
身体や気持ちの堅さが取れ、より表現力が増すんですね。
例えば
人前で話す時に一本調子になってしまうという方、
話し方が単調と言われる方、
もっと表現豊かに話したい方・・・・
標準語から方言にしてみたり
丁寧語や敬語を抜いたりして練習してみて下さい。
表現の幅が広がるはずです。
その感覚を持ちながら
そのシュチュエーションに応じた
言葉の使い方に戻すと良いですよ!