【あなたを輝かせる話力の為に その2】 形式よりも思いを大切に | 中村由紀オフィシャルブログ Powered by Ameba

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前回のこの記事で書いた

「言いたい事を言う」ようになれたキッカケとは・・・


山本譲二さんなんです(笑



収録中の出来事でした。


形式よりも思いを大切にする・・・・・


それを教えてもらいました。






こんにちは!! 中村由紀です。


・・・・・・・・・・・・・・・


普段の生活でも

言いたい事を言えない。


そういう時ってありますよね。




さらに

番組収録中なら、そんなことだらけ(笑




でした・・・・・・





基本的に良い子で優等生だった私は

話を綺麗にまとめるのが大好き!!!!




番組でも

時間内にインタビューし

相手から必要な話を引き出し

綺麗に話をまとめるのは・・・・お得意。




ですが


それらを気にしていて

自分の言いたいことは押さえ気味でした。





「インタビュアーは脇役」だから

とにかく「主役のゲスト」の言葉を引き出す!!!




これに徹していました。




それが変わったキッカケは

「山本譲二の住まいるフレンド」の収録中のことでした。







譲二さんの言葉です。





「目が真面目すぎる!!!」


えぇぇぇぇ!!!!!でした


さらに

「由紀ちゃんが言いたい事を
言ったら良いんだ!」










打合せなどではなく番組収録中ですよ。




ちなみに

この番組にはゲストがいらっしゃってます。


それまでゲストと話を進めていたのに

急に私の方を向いて、そう言われたんです。







私は

少しでも無駄な時間を使わないように言葉を発している。
つまり私自身の言いたい事は言わない。




その一方で



譲二さんは


まさに番組進行とは関係ない

その時に感じたこと

「言いたい事を言っている」のでした(笑









譲二さんの言葉に目が覚めた感覚でした。






話を綺麗にまとめようとするあまり

本心からの言葉ではなく

当たり障りの無い言葉を発していた・・・・という事。





譲二さん、ゲスト、私の3人でスタジオ内で話をしているのに


私だけ違う所に意識が行っていた・・・・という事。





つまり会話がなりたっていない!!!





放送現場では

ある意味、会話は成り立たないこともあります。

伝えるべきことや聞くべきことがあるからです。





ですが

譲二さんは、まず相手との会話を大切にしている。





それは番組進行を疎かにしているわけではなく

優先順位の問題なんですね。






まず相手に対する思いを大切にしている・・・・・

つまり、相手としっかり向き合っているかどうか。


それから時間や番組的な形式という順番
なんです。





それは

ビジネスや婚活、面接、普段の会話でも当てはまりますよね。






力関係、社会的立場、世間体などよりも


相手に対して、

どんな思いを持って

どんな姿勢で

話をしているかを大切にする。




その基盤がなく形式だけで話していてもダメだということ。




そして相手に真摯に向き合って会話をするという事は

まず自分の言いたい言葉を発して伝えるという事。







それを譲二さんに教わったような気がします。









それから

私も自分の言いたい言葉を発するようになりました。





時々、ギロリと譲二さんに睨まれることもあります(((( ;°Д°))))



冷や汗もかきますが

じゃあ次は言い方を気をつけようと思う。



今でも、その繰り返しです(笑